「措置入院」精神病棟の日々(71)

2017/10/29

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「措置入院」精神病棟の日々(71)
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“シーチン”修一 2.0

10/28、今日も雨だ。今年の秋は「雨降り過ぎ!」だが、そんな長期予報はなかったのではないか。結局は「ま、お天気次第ということで・・・」、人為の及ばないこと、予想もしなかったことはいっぱいあり、むしろそれが当たり前だと思っていた方が良さそうだ。「まさか!」ばっかり。「まさか!の発狂、措置入院」とか・・・

土曜日ではあるが、駅前通りは小さくて元気な魔女や悪魔で賑わっている。ハロウィンで商店街はお菓子を用意して待ち受けており、子供たちはわが庭園のスズメのようにはしゃぎ回っているのだ。こんな光景を目にするとはまったく「まさか!」だった。

中京コカ・コーラの幹部に取材したのは2000年頃だったが、当時は飽食から健康志向への転換期だったような気がする。消費嗜好が十人十色ではなく、TPOに応じて一人十色になっていく印象で、先を読むのが難しい時代だった。幹部が言う。

「まさか水や日本茶が売れるなんて全く想像もしていませんでしたよ」

今や清涼飲料水売上トップ10には緑茶、麦茶、スポーツドリンクが名を連ねており、昔懐かしいサイダーは12位だ。何がヒットするか、プロでも読むのが難しい。緑のオバサンや痴呆の党、革マル臭ぷんぷんの立件眠衆盗が来年どうなっているのか小生には分からない。一寸先は闇と心得ていた方がいいのだろう。

「運命を 絞め殺したき わが人生」

「修一君、これ朝日俳壇に載っていた句だよ。投稿する方も採用する方もイカレテル。こんなのが流行るのなら俳句は絶望競争になっちゃう。美とか妙味、おかしみみたいなものがないと面白くないよね」

仲人がこう嘆いたのは40年以上も前だ。この世はディズニーランドじゃないからヘタを打てば「まさか!」の連続で自滅する。身から出た錆、としか言いようのないケースが多いのではないか。フェイク朝日が朝陽を拝めるのも今のうちじゃないか。

人間は生まれや育ち、成長の過程で性格とか個性が固まってくるのだろうが、そういうものは基本的に一生変わらないような気がする。

小生は起業家(とか創業社長)というのが好きで、大いに尊敬するのだが、炭鉱なら坑道の最先端の切羽(きりは)、製造業ならエンジニアとか、まずは小さくてもキリやドリルで穴を開け、突破口を開き、やがて花が咲けばいいというタイプだった。

小生を含めた起業家を何人か知っているが、花咲ヂヂイという原点では同じでも、二つのタイプがあるんだなあと思うようになった。指揮者/コンダクタータイプと、奏者/職人・プレイヤータイプである。

指揮者型は人を増やし、仕事も増やし、事業規模を大きくする。一方、奏者/職人型は現場を離れず、ソロで、あるいはトリオやカルテットで黙々と、シコシコと仕事をすることが楽しいし、性に合っている。

奏者/職人型は会社を大きくしようなどとは思わない。大体、カネに興味がない。好きなことをしてオマンマが食えれば十分という人だ。

指揮者型はどんどん楽団を大きくして、日本一世界一を目指す。この世はリーダーとそのフォロワーからなり、国家をリードするのはこういう人だ。リーダーになるためには人を魅了する or 屈服させるアタマとパワーが必要で、そのためには人と同じことをしていたらダメだ。

自分、パートナー、部下などが人に抜きんでるほどの強烈な思考力とパワーを持つためには、TVや御伽草子の類でへらへらと暇をつぶしてしている時間はない。24時間戦える化け物になりたいというほどの気構えが必要だろう。

リーダーとフォロワーのどちらがいいのかは知らないが、一流企業、一流国家になるためには強烈なリーダーが必要だということ。14億の民がいても、リーダーになれる能力、素質のある人は一握り。どのような方法であれ日々学問、勉強、切磋琢磨をしないとリーダーにはなれない、なれたとしてもすぐにコケる。

名人と言われる人ほど熱心に学ぶ。彼らは「この歳になっても毎日が勉強です」と口を揃えたように言う。毎日がチャレンジなのだ。

マキャベリ曰く――

<リーダーは良い人である必要はない。思いやりがあり、信義を重んじ、人間性にあふれ、公明正大というような性格はむしろ有害で、そのような善人、名君に思わせていればいいのである。いざとなればそんな美徳を捨て去る能力こそが大事なのだ。

人間が皆善人ばかりならそんな演技や能力は不要だが、愚劣かつエゴイストが多いのが現実だ。歴史を学べば、信義を守ったリーダーよりも、人々の頭脳を操ったリーダー、国家を守るために必要なら悪をもなすリーダーの方が大きな事業を成し遂げているのだ>

学ばない人、遊びたい人に「授業料は要らないから勉強しろ」と言ったところで馬の耳に念仏、ロバはロバ、大事なカネをドブに捨てるようなものだ。古人曰く「バカの考え休むに似たり」、つまらんことを考えていないで、さっさと核ミサイルを配備することだ(イスラエルを学べ、こっそりとやれば効果は高まる。「しらばっくれることもリーダーの能力の一つだ」とマキャベリ先生は言っている、嘘も方便で「非核三原則」。嘘つきも 騙し続けりゃ 聖人君子)。

「考えるバカ」「もの言う狂気」発狂亭雀庵の病棟日記から。

【2017/1/1】*旧暦正月は睦月(むつき、むつびづき)、仲睦まじいご夫婦、などと言う。新暦では2月中旬あたりで、冬は大晦日に終わって正月から新春になるわけだ。間もなく草木は一斉に芽吹き、野山の動物や村の人々も、苦しかった冬が終わり、恵の季節の到来を喜び、やがて繁殖という睦まじい光景があちこちで見られるようになる。

年末に娘が緑茶ティーバッグを差し入れてくれたが、小生は緑茶を好まないので「持って帰って」と言うと、「とてもおいしいから飲んでみて」。ルピシア製「宇治やぶきた」で、70〜75度で1.5〜2分蒸すという指示通りにしたら、素晴らしい日本茶になった。

これをいただきながら一人で新年を寿ぐ。

昭和64(1989)年1月に昭和天皇が崩御、元号が平成と改まって27年目ということになる。平成元年の1989年はバブルの最後の年で、翌年に秋篠宮様、紀子様がご結婚され、秋篠宮様の研究テーマがナマズだったので、「何が起きるか予測できないなあ」と思ったものである。小生は38歳、バリバリの経営者であり、記者だった。

平成7(1995)年1月「阪神・淡路」、23(2011)年3月「東日本」の大震災。東日本は1000年に一度の大地震と言われ、巨大津波で原発事故を起こし、いまだに被害は終息していない。悩ましい限りだ。

(修一:時の総理は単細胞アカの村山、第4列のゴロツキアカの菅だった。思い込みの激しいバカが天下を握ると全国の「愚劣かつエゴイスト」が蝟集するから巨大災害がさらに大きな被害、人災をもたらす。自称リベラルのアカモドキ連中も多少は学んだろう。小生はただの「思い込みの激しいキチ〇イ」だから誰も寄ってこない。罪がない方だな)

Don't trouble with troubles, until trouble troubles you という諺があるそうだ。先のことをあれこれ心配しなさんな、クヨクヨしたってしょうがない、なるようにしかならないよ、ケセラセラ、Happy-go-lucky、のんびり行こうよ、人間万事塞翁が馬、山あり谷あり、落ちたところが上り坂、止まない雨はない、冬来たりならば春遠からじ、ものは考えようさね、下手の考え休むに似たり、「いつか青空」を信じてさ・・・

*昼食はお節料理。刺身(マグロ、甘えび)、サバ西京焼き、かまぼこ、なます、伊達巻、黒豆、チョロゲ、栗きんとん、赤飯、お吸い物、ミカン。ナース“マンティス”の言う「できる限りのおもてなし」だった。キチ〇イにもお節、ありがたいことである。

*ここのところ暖かい日が続いているが、ベランダから眺めたら梅の花が今日から咲き始めた。花壇をよく見るとピンクのサクラソウも咲いている。わが家に春は来るのだろうか。それとも春はとっくに過ぎて、冬がずーっと続くのだろうか。

行春や 鳥啼 魚の目は泪
月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。

「老いの細道」だったりして・・・(つづく)2017/10/29








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創刊日:2017-02-04  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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