「措置入院」精神病棟の日々(69)

2017/10/26

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「措置入院」精神病棟の日々(69)
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“シーチン”修一 2.0

食材宅配のショクブン(本社・愛知県)を前身のヨシケイ時代から10年以上利用しているが、11月第2週で関東での業務を終了するという。価格競争と人手不足で赤字になり、先行きも不透明だから関東から撤収、お膝元の中部地方で踏ん張り、再起を期す決断をしたのだろう。

わが家は基本的に夕食材を発注し、それが毎日届き、小生が料理をしているのだが、夕食の支度を完了するまでに1時間ほどはかかる。専業主夫だから苦にはならないが、共稼ぎで奥さんもフルタイムだと、奥さんは結構疲れるのではないか。

帰宅する、洗濯物を取り込む、料理する、片付ける、朝食の準備をする、洗濯物をたたむ、風呂掃除と湯沸かし、子供の世話・・・エンドレスだ。

料理はできる限り手を省きたい、オリジンキッチン、スーパーやコンビニの惣菜、あるいは冷凍物で済ませようという方向へ向かわざるを得ないのではないか。食材宅配を頼めば買い物に出かけなくてもいいけれど、結局、料理はしなくてはならない。

結局、食材宅配というビジネスモデルは市場、特に首都圏市場での変化にうまく対応できなくなったのだろう。変化に対応できなくなったら、自らが変わらざるを得ない。経営資源を中部に集中しようとなったのだろう。

ショクブンで思い出すのは2011/3/11大地震・大津波・原発事故の際の対応だ。いつもは正午前後に届くものが、夕方になっても届かない。サプライチェーンがずたずたになったのだからどうしようもない。そういうひどい状況の中でもショクブンは必死で食材を集め、配達した。大したもの、小生は感激、感動した。日本はすごい、日本人はすごいと誇りに思ったものである。

さて、中共の党大会が終わった。習近平派、江沢民派、胡錦濤派、それぞれ満足ではないが、「まあ良しとしよう」という感じではないか。江沢民派は北朝鮮を使嗾してミサイルをぶっ放し、習近平を牽制していたが、不満はあるもののとりあえずは手打ちとなったから、北は暫くは大人しくしているだろう。

中共軍部(江沢民派、胡錦濤派)はしっかり予算を確保できそうだから、南シナ海でもあまり目立つことは控えるかもしれない。

習近平は一帯一路でゴーストタウン、ゴーストロード造りに精を出すだろうが、これは現代の万里の長城みたいで、かなりの無駄な投資になるだろう。習近平の中2レベルで止まったオツム(文革の下放で学業停止)では、「大規模企業は国際競争に勝つ」というビジネスモデルしかなく、合併で巨大国営企業を作っている。常に先端技術/ビジネスモデル競争のトップグループにいないと入賞できないよ、「中進国の罠」から抜け出せないよ、ということが分かっていない。

多彩、多様な議論、研究を拒む共産党一党独裁では頭脳流出は止まらないだろうし(留学生の多くは1500万円の報奨金を用意しても戻ってこない)、漢族の生き甲斐である「蓄財蓄妾美酒美食」の否定では人民のやる気も萎えるばかりではないか。

世界が中共に媚びているのは14億の消費市場が魅力的だからで、人件費が安い「世界の工場」で投資をかき集め、中産階級を増やしていった時代は終わりつつある。

5年後に中共党大会があるのかどうか、かなり難しいのではないか。

間もなく10/29、小生の発狂1周年だが、1年後も生きて2周年を祝う、呪う、悔いるのかどうか、すこぶる怪しい発狂亭雀庵の病棟日記から。

【2016/12/28】*45年前、1971年のこの日の夕方、二十歳の小生は千葉刑務所を出所した。波乱万丈の人生だったが、それを否定も肯定もできない。それがあったから今の自分があるのだが、それがなければどんな自分があったのか、想像がつかない。複雑な思いだ。

この世は分からないことだらけだ。「女性に年齢を聞くのは失礼」となったのはいつか、誰が言い出したのか・・・5W1Hを知りたい。この考え、判断のもとには「女は若い方がいい、年増はいけない」という価値観があるはずだ。これは女性蔑視ではないのか。

女が主に消費行動を起こすのは、「可愛い、美味しそう、素敵、安い」というKOSYによるのではないか。女が女を見るときもKOSYで、「あの子、お高くとまっていないから、同性から見ても可愛いわ」「素敵ねえ、センスがいいわ、若くて新鮮、ピチピチ。男がほっておかないわよ」とかで、KOSYは価値があるわけだ。

女はいくつになっても若々しく綺麗でありたい、男からも女からも称賛されたい、そういう“商品価値”を維持したいから「年齢を聞いてはいけない」のだろう。

男はどういう基準で伴侶を選ぶのだろう。若ければいい、美人ならいいというものではないだろう。人並みの知恵、良識、社会経験、キャリア=生活力、つまり「生きる力」がKOSYよりも重視されるのではないか。若いとか可愛いなどというのはせいぜい10年ほどの賞味期限で、「生きる力」がなければ話にならない。

(修一:芸者を落籍(身請け)して嫁さんにし、親兄弟から絶縁された荷風は「或時は(芸者、娼妓などを)家に納?(い)?れて箕帚(きそう、ハタキとホウキ、つまり掃除などの家事)を執(と)らせたこともあったが、然しそれは皆失敗に終った」と書いている。

芸者上がりの夫人を2人知っているが、旦那さん曰く「男が女に惚れている分には“浮気”ですみますがね、女が男に惚れると大変なことになりますよ」と視線を奥さんに向けていた。

奥さんは三味線以外はまずできなかった。妓楼や置屋の主人にとって彼女たちは大切な商品であり、水仕事で手が荒れたりしたら困るから、家事は何もさせなかったのである。この辺は露伴の娘、幸田文の「流れる」に詳しい)

イメルダ・マルコス夫人(元ミス・フィリピン)を見るといつも思うのだが、どんな美人でもオツムが弱いと美しく老いるということがない。老残、老醜になりやすい。中身が大事なのだ。

女から見て男は「三高」、高学歴、高給取り、高身長がいいとされているようだ。高給取りは、それなりに市場価値があるとされているのだから意味はあるが、高学歴、高身長はあまりあてにはならない。

タフで優しくて仕事ができる男が良さそうだが、なかなかいそうにないから、そういう方向へ旦那を調教したらいいと思うものの、生の人生ゲームはとても難しく、なかなかそんな具合にはいかないだろう。

(修一:女友達は「気は優しくて力持ち」の男が大好きで、機動隊員と別れた後はヤクザと付き合っていた。これにはビックリ! その後は学校に来なくなったが、極妻にでもなったか、あるいは湯船にドボンか・・・)

*10:00から11:00、作業療法、ようやくオートバイのペイント開始、とても面白い。

*14:50〜16:30、グループミーティング「わかば」最終回。昔の正月を皆楽しく回顧した。餅つき、独楽まわし、羽根つき、凧揚げ、お雑煮、お年玉・・・表では子供たちの楽しそうな声がしていたっけ。

昭和30年代、戦後の日本はまだまだ貧しかったが、子供も大人も明るく楽しそうだった。懐かしいなあ、思えば遠くへ来たもんだ・・・昭和39年、1964年の東京五輪あたりで古き良き「三丁目の夕日」は沈んでしまった。

今日で御用納め、明日から1月3日まで年末年始休暇になる。小生は毎日がホリデーだが・・・(つづく)2017/10/26








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創刊日:2017-02-04  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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