「措置入院」精神病棟の日々(57)

2017/08/01

================
「措置入院」精神病棟の日々(57)
================
“シーチン”修一 2.0

7/31、4時に目覚めた。まだ暗いが、小さな豆電球の薄明りのなかで飛び回っているヤツがいる。ツバメだった。

この前は2Fに来たが、今度は3Fの小生の部屋だ。一体どこから入ったのだろうと調べたら、網戸がわずかに開いているのは2Fの風呂場とキッチンだけで、キッチン前方の広場にはツバメの巣もあるから、多分キッチンから入ったのだろう。

ツバメは天敵のカラスとヘビから身を守るために人間のそばに巣を作る。人の集まる駅とか、小回りの利かないカラスが侵入できないビルの屋内階段とかに巣を作る。侵入ツバメは、より安全な新物件を探しているのかもしれない。

出て行ってもらいたいから家中の網戸を開放し、どうにか小生の部屋から帰って行ったが、いささか面妖、面倒だ。吉兆らしいから営巣は構わないが、その出入口では網戸を使えなくなるからちょっと困るなあ。この賃貸契約というか暗黙の了解は片務性が高い。糞の掃除も小生がしなくてはならない。

ツバメは「寄らば大樹」、「寄らば人間」だ。別に人間が好きなわけではないが、そばにいれば安全という、まあ打算だな。ツバメには愛嬌もないし・・・

北がミサイルをぶっ放すと「北、またミサイル/ICBM。許しがたい暴挙」と日韓は喚(わめ)くが、喚いてどうしようというのか小生のようなキチ○イには全然分からない。「また」じゃなく「またまた」「またまたまたまた」、面倒だから産経は「また4乗」とか見出しを変えた方がいいのじゃないか。

「寄らば米国」、クライシスコールでピーピー鳴けば米国が北を阻止してくれるのか、やっつけてくれるのか? 世間知らず、常識のない小生は「欧州のように米国からWロック式核ミサイルをレンタルすればいいじゃん」と思うがの。

米国の防衛費は戦費を除いて毎年60兆円ほどだから、日本がレンタル料をはずめばトランプ米国は大喜びで受諾するだろう。日本の道路事情を無視して相変わらず左ハンドルの大型車を作り続け、「もっと買え!」と無理難題、バカなことを言っていないで、日本が今、一番必要としている中距離核ミサイルを売り込んだらどうだ。Mr. President, make Japan great again! トモダチだろ?

Aさんは奇妙奇天烈な女が大好きみたいだが、趣味は趣味、仕事は仕事と割り切って、一番大事な国民の生命を守るために「しっかり」(与党の口癖)核ミサイルを配備すべきだ。目には目を、核には核を。「しっかり」やってくれ。

もっとも国民の半分は奇妙奇天烈な夢見る永遠の18歳、乙女チックな女だし、国民のほとんどは中2レベルでGHQ憲法を聖書、聖典、経典、御本尊、家訓、遺訓のごとくに拝み奉っているから、

「半世紀も前の祖父さんの時代の『寄らば米国』は中共、北の脅威を予想していなかった、今の時代では賞味期限切れ、このままでは死亡リスクが高い、レンタル費は高額だが『核救命丸』を服用するしかない」

と言ったところで「A政治にNO!」で、まあよほどのショックを受けないとわが同胞は目覚めまい。

3発目の原爆を落とされても相変わらずロバはロバか。キチ○イの小生からこの世を見ると老若男女、皆キチ○イか、その予備軍だ、「このキチ○イめ!」と世界の中心で叫びたい。

暴排条例でヤクザ業界は先細りのようだが、北排条例は中露という大きな穴の開いた網だから、いくら日本が非難したところで効果はあるまいに。シャッポをピンポイントで排除し、積み木崩しでガラガラポン、その中からしか半島の将来は芽生えないのではないか。

西郷翁曰く「焦土の中から新しい時代が始まる」、毛沢東曰く「政権は銃口から生まれる」。マキャベリ曰く――

「人間いかに生きるべきか(という理想論)ばかりを論じて現実の人間の生きざま(リアル)を直視しようとしない者は、現に所有するもの(命、財産、自由)を保持するどころか、すべてを失い破滅に向かうしかなくなる。

なぜなら、なにごとにつけても善を行おうとしか考えない者は、悪しき者の間にあって破滅せざるを得ない場合が多いからである」(カッコ内は修一)

夜の10時半にマック来、「ご注文されましたか?」。住所と名前はわが家だが、Kも注文していないと言う。それを告げるとマック曰く「この頃変な電話が多くて・・・」。業務妨害だが、怪しい注文はいちいちその家を訪ねて確認しているのだろう。この世は“悪しき者”に満ち溢れている。

小生も病気かビョーキの境界線上だから、偉そうなことは言えないが・・・

毎日、あれこれ思考、妄想しながら家事やら趣味やらで忙しい“発狂亭雀庵”の病棟日記。今回はちょっと真面目な記述だった。記録はしておくものだ。破棄はダメよ、ってか。

【2016/12/13】*明日の小ミーティングのために以下、レポートを書いた。

<私の想い あるいは悩ましい日々 於「わかば」急性期2階病棟 修一

老化とともに会話が苦手となり、聴力も衰えているので以下、私の今の想いを記します。

心の病は体の病と同様に、誰でも罹患します。しかし、心の病が厄介なのは、本人が病気であるという「病識」がないことです。

家族や医者から「入院治療が必要」と判断され、病院に収容されても、患者の多くは「自分は病気ではないのに無理やり入院させられた。自分は悪くない、周りが悪い」と当初は反発するようです。

心の病の原因はさまざまでしょう。遺伝性のものもありますが、生活習慣の乱れ(離職、離婚、離別、食事の手抜き、引きこもり、運動不足、睡眠障害、昼夜逆転など)からストレスへの耐性が弱まり、発病するようです。

私も長期の風邪で体調が悪化し、それを癒すために朝から酒に頼り、ほぼキッチンドリンカーになりました。このためもあって、16年ぶりにうつ病が再発、極度に会話、干渉を嫌悪するという、いささか被害妄想的になり、自傷、他傷もいとわぬほどになってしまいました。

「殺されたくなければ俺に口をきくな! 本気だぞ」とメモを書いた夜に発狂、包丁を持って大暴れし、緊急措置入院となりました。

警察署での「保護」を経て今回、家族の承認による保護入院となり、以来、6週間の治療により急性肝炎直前の内臓は正常値になり、日々忘れていくばかりだった漢字も書けるようになりました。

100メートル歩くのもきつかった筋力も、投薬と院内での意識的な運動でかなり改善し、趣味だったハイキングもできるかな、と思えるほどになりました。

以下はCからの手紙です。

「バアバも私たちもフラッシュバックするほど傷ついているよ。ヂイヂは家族からも孫からも愛されていたのに・・・一緒に暮らせないかも、と思うほど辛くて悲しくて傷つくよ。

あの事件がある前に戻りたい・・・

家に戻ったら断酒し、自傷行為をしないこと。私たちが見ていて具合が悪そうなときは教えるから、ちゃんと通院すること。約束してね」

12月13日、医師、カウンセラー、妻、私の4者面談を前に、私は妻に以下の想い、誓いを告げた。

「皆の受けた心の傷はあまりにも深く大きく、どんな言葉も癒しにはならないかもしれない。それならなおさらのこと、行動で反省、改悟を示すべきだろう。

余生は短く、十分な報恩はできないかもしれないが、もう一度チャンスを貰い、生まれ変わって、良きヂイヂとして皆の幸せに貢献すること、そして永久に断酒し、自傷行為、他傷行為をしないこと、良き生活者であり続けることをここに誓う」

これを読んで妻はこう反応した。

「今のあなたの気持ちは受け取りました。今後、実生活を(どうするのか)想像し、考えてもらいたい。・あなたのストレス発散方法、・私が何を求めていると思うか」

もしかしたら妻は別居や離婚を考えているのかも知れない。

いずれにしても誓いを守ることは最低の約束、男の矜持だが、と言っても自信があるわけではない。たとえ症状が安定していても、病気の因子は残っており、再発することがあるから油断はできない。

看護師のHさんはアルコール依存症をかなり研究したそうで、「せっかく断酒していた叔父が法事でお猪口一杯飲んでしまい、飲酒が復活して間もなく亡くなった。いい? 修一さん、禁酒(節酒)じゃダメよ、絶対断酒するのよ!」と励ましてくれる。

しくじれば The End、すべて終わりになる。穏やかな晩年を迎えたいとは願うものの、クリアすべき課題は大きいだろう。妻との接点、社会との接点をどうするのか、不安は尽きず、悩ましい日々が続いている。

晴れる日は来るのだろうか?(以上)>

14:00〜、4者面談。とても疲れた一日だった。(つづく)2017/8/1









規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2017-02-04  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。