「措置入院」精神病棟の日々(47)

2017/06/06

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「措置入院」精神病棟の日々(47)
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“シーチン”修一 2.0

PCが突如として「ドライブ/ディスクをスキャンしてエラーを発見/修復します」と勝手に作業を始め、ほぼ2日間、記事を書けなかった。画面には「1時間以上かかる場合があります」と表示されていたが、20時間ほどかかったのではないか。その間は使えない。

企業なら予備の機械があるだろうからいいが、それでも出張修理を頼むと「派遣料1万円、技術料2万円、プラス部品代」などとなるから、わが社の社員はデザイン用のマッキントッシュ(脆弱過ぎ!)を時間に余裕があるときはしょっちゅう再インストールとかしていたっけ。

今の小生は書くのは体力的に1日3時間が限界になってしまったが(腰痛)、毎日書くことは習慣になっているから、書けないとなるとちょっと困惑する。バッテリーもかなり前から「劣化しているから早目に交換して」と警告が出ているが、還暦祝いで家族からプレゼントされ、以来7年も経つのでバッテリーの在庫も品薄なのだろう、Y電機に発注したものの音沙汰がない。そろそろ替え時なのかもしれない。

新型を買うのはいいが、旧型から多くのデータを引越ししなければならない。これが超面倒だ。家族はスマホやタブレット端末を使っており、写真の発注と保存だけは小生のPCを使うからメモリーが満タンで、遠慮がちに苦情を言うと「そのうちディスクに移すから・・・」、「“そのうち”っていつよ?」と嫌味を言いたくなるが、なにしろ「家庭内別居」を条件に家族の同意を得て退院できた虜囚の身だから遠慮せにゃならぬ。男はつらいよ、まったく。

心が不安な時は相変わらず「カフカ風迷路で困り抜く」夢を見るが、先日の夢はすごかった。散歩先で迷子になって倒れてしまい、知能も大きく低下して2歳児あたりになり、家族から(これ幸いと?)失踪届が出されていないから、施設に収容されたままで、情況が分かっていないのでいつもニコニコしている、というものだった。ニコニコしているのは救いだが、そんな終末でもいいか・・・

PCが使えないときに「行路病人/死亡者」「行方不明者と自殺/他殺」「青木ヶ原樹海」「幼児とリズム感」「ペットが愛される理由」などについて考えていたから上記の夢になったのかもしれない。呆けるが勝ち、か。

失踪におすすめ、熊も出る緑豊かな丹沢山麓の病棟日記から。

【2016/12/4】*就寝前に眠剤「フルトラニゼパム(アメル)」を飲んでいたが、先日から「グッドミン」が追加された。「グッドミン、グッドな睡眠か、上手いネーミングだなあ」と感心していたら、オネショするようになった。相性が悪かったのだろう、小生にはバッドミンだった。

でナースに「グッドミンはやめたいとDr.に伝えてほしい」と頼んだら、ナースも夜中に洗濯する小生の姿を見て「多分、グッドミンのせいだろう」と思っていたと言う。薬効があるのはいいが、小生には副作用が大きすぎる。

*今朝の産経によると、オーストリアで“極右”自由党政権が生まれる可能性があるという。党首のホーファーは45歳、対抗馬は「緑の党」のベレン、72歳。移民、難民モドキの流入で失業率が特に高い若者は45歳を選ぶだろう。欧州リベラルの賞味期限はとっくに切れている。

そのリベラルの思想的底流には信者20億人と言われるカトリックがある。神(製造業)→教会(総代理店、GSA)→信者(消費者)という昔からの思想流通ルートが特徴だが、教会の第一線を担う司祭と修道女が激減しているという。

2002年からの10年間で司祭はイタリア8000人減、スペイン3000人減、修道女はイタリア2万人減、スペイン1万人減。その上、西欧では自国生まれではない(多分アジア系、アフリカ系、中南米系などの)聖職者が増えていると、これも産経が報じている。

冷静に考えれば信者も激減しているはずだ。「結婚(法律婚)すると離婚が難しいから同棲(事実婚)でいい」「シングルマザーだと育児手当がもらえるから子供3人なら男も養える、働かなくてもいい」という欧州人が増えているから、これは事実上の棄教であり、実際の信者数は話半分の10億人、コアの信者は多くて5億人ほどではないか。毎週の日曜礼拝に参加する熱心な信者は1億人程度か。

宗教に帰依しているという熱心な人の多くは、相互扶助的な現世利益でつながっているのだろう。また、昔と違って、少なくとも先進国では能力と意欲さえあればどんな職業にも就けることになっている。坊さんや尼さんも多くの選択肢の一つに過ぎない。

わが家の菩提寺は世襲制、あたかも利権、営利企業のようだ。現住職はサラリーマンを辞めて父の仕事を引き継いだ。

住職は笑いながら「私は意志が堅いので禁煙しません」と言っていたが、酒もいける口だろう。バチカンでは最近、ハンセン病の理解がようやく進み始めたようだが、性犯罪というか少年愛的な男色は相変わらずだろう。

宗教の賞味期限も切れ始めたということだ。

企業経営に宗教、イデオロギーは不要で、政治=経国済民も同様であり、リアルを見て、的確なソリューションを提案、実行し、皆をハッピーにすればいい。リアルを直視し、解を得るという能力はリベラル≒アカモドキにはない。

*11:20、CとJ来、S宛の「謝罪と誓い」について批評、苦情、注文などなどアドバイスを受ける。頭が痛い。「発狂事件で皆傷ついており、以来、生理が止まった」という。

差し入れは広辞林、ニューコンサイス英和辞典、プルースト「失われた時を求めて」、愛犬トトの写真付きカレンダー、髭剃り用の鏡、クリップ、ハンガー、クリアファイル、お菓子など。ありがたい。

2人から「病院での出来事を公表すると、提携病院を含めて報復されるから、ブログの名称もペンネームも変えるように」と言われた。どうしたらいいのか・・・少なくとも病院名やスタッフ名は分からないようにした方がいいかもしれない。

<東名高速秦野中井ICを降りて北へ1時間。国道246を越えるとゴルフ場の大きな看板が目立つようになり、「大秦野CC」の看板もあった。小生が専務に連れられてグリーンデビューしたゴルフ場だ。

やがて丹沢山系の威容が迫ってきた。その裾野にある建物の玄関口に警察署から小生を運んできた白いハイエースは停まった。「秦野病院」の看板が玄関と屋上に掲げられていた・・・>

新しいブログは、こんな書き出しで始めたらどうだろう。(つづく)2017/6/6






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創刊日:2017-02-04  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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