「措置入院」精神病棟の日々(43)

2017/05/22

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「措置入院」精神病棟の日々(43)
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“シーチン”修一 2.0

わが家の営繕の仕事で一番困難なのは3F軒下のペンキ塗りである。体力が少しずつ戻ってきたし、十分な長さの脚立も買ったから着手すべきだ、と理性では思う。「困難な仕事だからこそ真っ先にやるべきだ」とも思う。

しかし現実はどうか。「今日は暑くなりそうだから・・・」「今日は天気が悪いし、雨も降りそうだから・・・」「雨漏りしているわけではないから・・・」、あれこれ理屈をつけて先送りするのだ。

要は好き嫌いで、「やらない、やろう、やります、やる、やる時だ、やれば、やれ」といろいろ考えるものの感性で「やりたくねー」となってしまう。結局、締め切りが迫って、尻に火がついて大慌てで取り組むことになる、徹夜したりして。

「さっさとやっていればいいものを・・・先憂後楽と古人も言っているだろう」と理性では分かっちゃいるけど、生命体を守ることを至上命題とする脳ミソの無意識層では「後回しにできるのならそうしろ、いつポックリ逝くか分からないのだから面白そうで簡単な仕事からやっていけ」と初期設定されているに違いない。

「人は困難な問題ほど避けたがる、先送りしたがる」、これは真理だな。憲法改正?面倒くさい、票になるのかよ、別に今やらなくてもいいんじゃね、そのうちいい手が浮かぶだろうから後進の叡智に託そうぜ、とか。

「酒やめますか、それとも人生やめますか」・・・難題に心が揺れ続け、尻に火が付いた日々を綴る病棟日記から。(“狂人日記”を書いていてよかった、自分で言うのもなんだが、結構面白い)

【2016/12/1】*神無月の末に拘束され、霜月を経て、いよいよ師走だ。昔は12月にお坊さんが檀家を訪ねお経をあげていたから大忙し、江戸時代ならカゴ、明治からは人力車を使っていたのだろう。一年の無事を感謝し、来年も良い年でありますようにと祈願したに違いない。

盆暮は菩提寺に奉賛費を納めることになっていたからお坊さんも一所懸命だったろう。

小生は大晦日に墓参りをしていたが、今年はカミサンが行ってくれるだろうか。今度の面会の時に言ってみよう。「いろいろ迷惑をかけて申し訳なかった」とも言うことにしよう。

完敗、無条件降伏、占領、主権喪失、言論統制、WGIP(間違った戦争をしたお前が悪いという洗脳)、家訓第9条「酒、ダメ、絶対!」。“酒権”放棄だな。長生きしそうで嫌な感じ。

♪はーやくこいこい おでむかえ

「健康」に意識的に留意した嚆矢は、日本では家康、欧州ではヒトラーか。「健全な精神は健全な肉体に宿る」などと、健康な人は不健康な人を蔑んだりすることがままあるのだろう。夏彦翁曰く「健康(崇拝)は嫌なものである」。

健康だと本来は脳ミソに向かう血が五臓六腑に回り過ぎて、物欲、色欲、不老長寿欲に取りつかれはしまいか。それを戒めた古人は「長生きすれば恥多し」と訓導したのではないか。

夕べは眠剤2錠だけだったが、副作用で排尿センサーが劣化したのだろう、2回もオネショをし、真夜中の洗濯になった。1錠に減らしてもらおう。モンローもプレスリーも眠剤中毒になったそうだが、気を付けないと廃人になりかねない。長命の廃人・・・最悪だ。そうならないように祈るしかないが、まずは断酒だな。

*クネクネ韓国はオシマイだ。次の大統領がハンキブンでも北寄りだろうとも、ひたすら漂流するだけ。中共はこのポンコツを拾うことは絶対ないし、北は金欠病で米軍も怖いから手を出すまい。

日本は破綻した朝鮮を救うため1910年に日韓合邦し、国家予算の3分の1を注いでインフラ整備、殖産興業に努めたが、日本が連合国に負けると朝鮮人は一挙に反日になり、「植民地にされ収奪された、少女は性奴隷にされた」などと難癖をつけるようになったから、さすがにお人好しの日本も助け舟は出さないだろう。

つまり韓国は再びIMF管理国になるしかないが、「トップがアホやから政治にならへん」、再生には長い年月がかかるだろう。情緒不安定で短兵急に目先の利益を追う半島人にできるかどうかは不明だ。

*通常の屋内散歩の後、数年ぶりにジョギングしてみたら100メートルできた。スキップはどうかとやってみたらコケそうになった。無理をすると間違いなく骨折か捻挫をするだろう。

*“コンチャン”は檻の中の動物のように部屋とホールの間をひっきりなしに行き来している。ホールでは誰も相手にしてくれないから部屋に戻るが、寝る以外にやることがないから5分後にはまたホールへ行く。その繰り返しで、気の毒だ。

昼食時に“コンチャン”曰く「呆け始めて忘れっぽくなった。飯を食ったのも忘れちゃう」。小生は、

「歳をとったら皆そうだよ、大病とか怪我をしないだけでも幸せだよ」
「そうだな」

思考力が緩んだり戻ったり「まだらボケ」のようだ。“コンチャン”曰く、

「本を読んだり書くのが好きみたいだね」
「勉強とか遊びとかで、まあ暇つぶしだよ」

*15:45〜16:00、?ピーコック”による心理面接。カミサンに謝罪し、カミサン及び社会との接点を探しなさいとの課題。

*16:15、Dr.来、12月中旬にカミサンを交えて面談するとのこと。確か布施明が歌っていたと思うが、

♪もしもどちらか もっと強い気持ちで いれば 愛は続いていたのか・・・

失って 初めて分かる 大切さ 家庭カミサン 子・孫八人(修一)

今ならやり直しが効く、まだ回復力はある。“ノンアル修ちゃん”でいくしかない。考えようによっては「一粒で二度おいしい」とか・・・一度目の人生はややほろ苦かったが、二度目の人生はグリコキャラメルのように甘くて200メートル徒競走で一等賞をとれるかもしれない。「かもしれない」(つづく)2017/5/22






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創刊日:2017-02-04  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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