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「情報と中小企業」メールニュース

中小企業の経営者・技術者と行政関係者の方を対象に、中小企業の経営戦略、情報ネットワーク、技術、産学連携、支援制度等の情報を提供していきます。今月の一言、トピックス、今月のレポート等から構成。

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「情報と中小企業」メールニュースno.089

2007/11/01

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   中小企業の経営・技術開発支援情報
   経営/情報/技術/連携/特許/支援等

   「情報と中小企業」メールニュース
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★2007/11/01 No.089    発行:降旗清司
★毎月第1木曜日発行
★issf(情報と中小企業)<http://www31.ocn.ne.jp/~issf/
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情報と中小企業  情報と中小企業  情報と中小企業
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もくじ
[今月の一言]
社内ブログで情報発信
[今月のレポート]
休載
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  ■今月の一言■
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社内ブログで情報発信

1.ユニクロの事例

日経情報ストラテジー2006年10月号の企業改革ヘッドラインに、「ユ
ニクロ、社内ブログで店舗情報発信強化」との記事が載っていた。ユニ
クロが、本部・店舗間の情報共有のための社内ブログ「社内情報ウエ
ブ」の活用を拡大している。2006年3月に導入。店舗からの情報の投
稿数は7月の1ヶ月間で約1000件に達した。既に国内全店(700店)
の店長・店員が利用しているが、今後英語化して、海外店舗でも利用
できるようにするとのこと。

ユニクロは昨年10月から「第三世代SPA」と称して、従来型SPA(製
造小売り)から進化した「情報発信製造小売業」を目指す戦略を掲げ
る。ユニクロのCIO(最高情報責任者)である岡田執行役員は、「第三
世代SPAでは、お客様の反応など店頭の情報は重要な要素の一つ。
これを収集して整理するために、ブログがいいと判断した」と話してい
る。従来も電子メールを使ったやり取りはあったが、テーマ別に情報を
整理しにくかったという。

社内ブログでは、まず本部が「本部から店舗への質問」を書き込む。
原則として事業部長レベルの責任者が、自分の言葉で書き込む。店
舗側には各店2台のパソコンがあり、これを使って質問に対する回答
を書き込む。携帯電話からの書き込みも部分的に許可している。
例えば本部が「スカートの販売についてどう思うか」と書き込むと、店
舗側が意見を書き込む。スカートを全店に投入後には、陳列の仕方や
POP(店頭販促)の使い方などが投稿されている。

折り込チラシについても、社内ブログを使って事前に店舗の意見を聞く
ようになった。本部がチラシを提示すると店舗から「子供服も入れたほ
うがいい」「今の季節はキャミソールを載せたほうが見栄えがいい」とい
った意見が1回につき50件以上集まる。

ユニクロは、以前から「UNIX」と呼ぶグループウェアを運用し、本部か
ら店舗への各種通達などに活用している。「UNIXは情報を分野別に
載せる“硬い”場。少し先の商売について自由に議論する場としてブロ
グがいいと考えた」。社内ブログでは、個人のウェブ日記での利用が
多いシックス・アパートの「Movable Type」をカスタマイズして構築したと
のことである。

2.ブログサービス

近年「ウエブ2.0」が注目を集めている。ウエブ2.0のサービスの代表
格がブログ(日記式の簡易ウエブサイト)とSNS(ソーシャル・ネットワ
ーキング・サービス)である。野村総合研究所の亀津敦副主任研究員
の報告「体験や人脈の共有が新しい知識の流れを作る(日経情報スト
ラテジー、2004年5月号)」によると、日本のブログ登録者は868万
人、SNSについては716万人の登録者がいるとされている。

ところが、ブログやSNSのようなウェブ2.0の技術サービスを社内(イ
ントラネットの内部)で利用している人々の割合は、インターネット上の
消費者に比べてかなり低い。野村総研等が行ったアンケート調査によ
ると、ブログを書いている人は回答者全体では25.1%だが、社内でブ
ログを利用している人はわずか6.4%であった。

一方で、「今後ブログを利用したい」と考えている人は、社内ブログの
ほうが割合が大きい。このように消費者が先行し、企業が後れをとって
いるのは、企業がブログやSNSなどをIT(情報技術)インフラとして利
用する以上、消費者向けのサービスとは異なる高度な機能やサービス
が求められるからと、亀津氏は指摘している。

とりあえず、インターネット上でブログを使ってみたいという人は、無料
でサービスされているブログサービスを利用するとよい。その一つに、
Googleが提供しているBlogger<http://www.blogger.com/>がある。

ブログは、プライベートな日記、日々の教訓の書き込み、コラボレーシ
ョンの場、意見発表の場、最新ニュースの発信源、リンクのコレクショ
ン、自分のための覚え書きなどに利用されている。ブログは、いつでも
簡単に書き込みができるウェブサイトであり、新しい書き込みが一番上
に表示されるので、読者は最新の投稿を読むことができる。また、読者
が投稿へのコメントを書き込んだり、リンクを貼ったり、作成者にメール
を送ることもできる。

Bloggerはアクセス制御を使って、自分のブログを読んだりコメントを書
き込んだりできるユーザーを設定できる。グループブログには複数の
投稿者を設定でき、小さなチームや家族、その他のグループに最適な
コミニュケーションツールとして利用できる。また他に読者がいなくても、
自分のためにニュースやリンクを集めたり、ノートのように色々なことを
書き留める場所として個人的にも利用できる。

このようなブログの使い方は簡単である。Bloggerのテンプレート集を
利用すると、HTMLを知らなくても簡単にブログ画面を作成できる。ドラ
ッグ・アンド・ドロップするだけで、投稿、プロフィール、アーカイブ、その
他のブログ要素をページの好きな場所に移動でき、また、テンプレー
トをカスタマイズすることもできる。

また、先のユニクロの事例で使われたシックス・アパートのMovable
Type は代表的な企業向けブログの一つである。イントラネットと同様
に、ウェブ・サーバーにインストールされ、ユーザーはウェブ・ブラウザ
ーで HTML ページを表示して Movable Type にアクセスする。

Movable Typeのホームページに掲載されている資料によると、主な特
徴としては、1)使いやすいインターフェース(記事をプレビューできる
ほか、ブログ記事をHTMLで直接編集し、自前のWYSIWYGエディタ
ーとHTMLモードを切り替えながら、高度な記事編集が可能)、2)ロー
ルを利用した権限管理(各ユーザーのロール(役割)に応じて、ユーザ
ーに必要な管理権限を設定することが可能)、などである。

活用事例としては、1)コミュニケーションツールとして(ブログでPRや
販促、コメントやトラックバックを使い消費者とコミュニケーションなど
の、マーケティングに活用する方法)、2)イントラブログとして(従来の
公開型ブログと異なり、公開先を企業(グループ)内のイントラネットに
限定して、社内間での情報発信を行うことを目的としたビジネスブログ)、
3)EC(イーコマース)サイトとして、などの利用方法が紹介されている。

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 ■今月のレポート■
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休載

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「情報と中小企業」メールニュース
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