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「情報と中小企業」メールニュース

中小企業の経営者・技術者と行政関係者の方を対象に、中小企業の経営戦略、情報ネットワーク、技術、産学連携、支援制度等の情報を提供していきます。今月の一言、トピックス、今月のレポート等から構成。

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「情報と中小企業」メールニュースNo.084

2007/06/07

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   中小企業の経営・技術開発支援情報
   経営/情報/技術/連携/特許/支援等

   「情報と中小企業」メールニュース
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★2007/06/07 No.084    発行:降旗清司
★毎月第1木曜日発行
★issf(情報と中小企業)<http://www31.ocn.ne.jp/~issf/
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情報と中小企業  情報と中小企業  情報と中小企業
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もくじ
[今月の一言]
ジェットコースター事故の原因究明と再発防止
[今月のレポート]
渋沢栄一「論語」の読み方
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  ■今月の一言■
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ジェットコースター事故の原因究明と再発防止

1.ジェットコースター事故
大阪市吹田区の遊園地「エキスポランド」でジェットコースター「風神雷
神2」が脱線し、1人が死亡、19人が負傷した痛ましい事故は、コース
ター2両目の車軸が折れ、五つの車輪からなるユニットが脱落して脱
線したとされるが、車軸の破断面はほぼ垂直で、小さな傷が拡大して
いった疲労破壊を示していたという。なお、年1回の精密検査を都合
により延期していたとのことである。

この事故の原因には、現時点では次の二つの可能性が報告されてい
る(いずれもasahi.com、2007年05月10日)。(1)折れた車軸にでき
た小さな亀裂が相当の長期間にわたって拡大したと見られ、府警は、
エキスポ社のこれまでの検査で傷が繰り返し見逃されていた可能性が
高いとみて調べる。(2)ナットの緩みが車軸の破断につながった疑い
があることが府警の調べでわかった。府警は人的ミスが事故につなが
った疑いがあるとみて、保守点検の状況を詳しく調べる。
 
府警がナットの緩みを疑っているのは、正常にナットが締められていれ
ば振動しないため、構造的に金属疲労が起こりにくいが、ナットを既定
通りに締めないと、ナットの付け根付近が「支点」となって振動し、疲労
破壊する恐れがあると考えているからのようだ。

同じ報道によると、エキスポランド社では、年1回の年次点検の時期に
合わせて、主要な部品を分解して、超音波や磁粉で内部の傷を調べる
「探傷試験」を行っていたとのことである。しかし、5月13日のasahi.com
では、エキスポランド社が車軸の「探傷試験」の実施結果を示した記録
を社内に保管していなかったことが関係者の話で分かったと報道されて
いる。また、JISの基準について認識がなかったとの当事者の発言もあ
り、検査で傷を見逃したのではなく、JISに則った方法による適切な検
査をしてこなかったのではないのかと疑われる。

なお、事故を起こしたのと同じメーカーのジェットコースターを所有して
いる「よみうりランド」や「としまえん」それに「西武園ゆうえんち」など、
全国10か所余りの遊園地では、8年以内に車軸を交換していたと報じ
られている。これらの遊園地では、メーカーの関連会社の「トーゴサー
ビス」が保守・点検を行っている。この会社は、遊園地あての「要望書」
の中で、今回の事故で折れた「ボギー先端軸」と呼ばれる車軸などを、
不均等な力がかかり、時として、突然、疲労破壊が起きるため、事前の
対処として、最長でも8年で交換するよう求めているとのことである(
NHK,2007年5月12日)。

同じ日のNHKニュースによると、年1回の超音波等による「探傷試
験」は、同様な設備がある129の施設のうち29の施設では実施され
ておらず、国土交通省では、今後は法令で明確に位置付けることを
検討していると報じている。また26日のNHKニュースでは、国土交
通省の調査によると、ジェットコースターの40%が過去1年以内に
超音波検査が行われず、そのうち72台は、設置後1度も行われて
いなかったと報じている。

2.原因究明と再発防止

この事故の責任追及については各方面で取り上げられると思うので、
ここでは、原因究明と再発防止に役立てるという視点からこの事故を
検討してみたい。

まず、これらの報道を見て感じるのは、(1)事故が起きたときの「危害
の程度」が大きく致命的な損傷を与えるが、危害の発生頻度が比較的
小さいと考えられる事故に対する危機感の欠如。(2)エレベータ事故
でも指摘されていたが、メンテナンス会社間での事故情報の共有がい
まだに改善されていない。(3)ジェットコースターのメンテナンスでは、
静的な力が加わったときの力学だけでなく、振動が加わったときの動
力学の現場の知識が必要とされるが、研修等でこれらの技術が習得さ
れているようにみえない。(4)「予兆情報を分析する体制作り」や「リス
ク評価と対策の一覧を作る作業を継続的に実施する」、などの現場の
注意力や気づきの力を向上させる努力が日常的に行われているよう
にみえない。

折れた軸の「探傷試験」を省略(?)したのは、事故の可能性を予測し
ていたにもかかわらず、経済性を重視するあまり検査を行わなかった
という、常識ではありえない可能性を除けば、組み付け状態の不具合
等がなければ構造的に大きな応力が加わらない部位で、比較的金属
疲労が起こりにくいとみられる構造軸だったので、「探傷試験」の必要
性を当事者や経営者がそれほど認識していなかったということが考え
られる。

この場合は、製品安全マトリックス上での危害の程度と発生頻度の関
係をどう評価するかという、研修等における安全教育のあり方が問題
になる。動力学の知識が不足してねじの緩みと疲労破壊との関連が
たとえ想像できなかったとしても、事故が起きたときに致命的な損傷を
与える可能性を考えれば、正常時に加わる応力が小さい軸でも「探傷
試験」の必要性を認識できたであろう。JIS規格を知っていたとか法的
に規定されているとかだけでなく、致命的な損傷を与える可能性があ
れば、たとえ事故が起こる確率が小さいと考えたとしても、「探傷試験」
を行う必要があると判断する知識を有していたかどうかが問題なので
ある。検査のマニュアル化は絶対必要であるが、それだけでは当事者
が自ら判断する能力が養われず、マニュアルに書かれてないところで
事故が起こる。

長期使用による腐食や製品劣化を考えれば、一定期間ごとの「探傷試
験」の必要性がより高まるであろう。これに加えて、一定期間ごとの重
要部品の交換や、万が一事故が起きたときに人身を危機的な状況から
保護する安全構造の付加も検討しなければならない。

一方、ナットが緩んで外れれば、今回のようにたとえ車軸が破断しなく
ても、ユニットとレールの結合状態が正常でなくなり、危険状態になる
可能性が高い。ナットの締め付け管理についての報告はないが、報道
によれば始業前の点検項目の中に、ナット部分を含めていなかったと
のことである。分解点検、再組み付け時におけるナットの締め付け管理
はどのような基準で行ってきたのであろうか。また、これまでの運転に
おいてナットの緩みが1度も報告されなかったのであろうか。それともト
ラブル情報が活用されてこなかったのだろうか。

テーマパークや遊園地にある遊具で、77〜06年の約30年間に少なく
とも132件の事故が起き、死者26人、負傷者255人が出ていること
が、国土交通省の外郭団体(財団法人 日本建築設備、昇降機センタ
ー)の調査でわかったとのことである。実際の数はもっと多いとみられ
るという。

同省は、重大な事件が後をたたない背景には、こうしたトラブル情報が
関係者の間で共有されていないこともあるとみて、今年度から対策を
強化するとのこと。遊具やエレベータのトラブル情報を記入、閲覧でき
るホームページを今年度中に整えることにしていると報道されている。
(asahi.com、2007年05月09日)。

報告されている132件の事故のうち、軸の疲労やナットの緩みが起因
となった事故はないのであろうか。今回の事故の防止につながる可能
性のある事故情報だけでも、すぐにでも公開し、企業、行政、顧客の間
で情報共有すべきではないのか。「トーゴサービス」が、遊園地あての
「要望書」の中で、「ボギー先端軸」と呼ばれる車軸などを、「不均等な
力がかかり、時として、突然、疲労破壊が起きる」ため、事前の対処とし
て、最長でも8年で交換するよう求めている等のメンテナンス情報は、
この報告されている情報の中に含まれていないのであろうか。

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 ■今月のレポート■
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渋沢栄一「論語」の読み方

1.本書の概要
 この「「論語」の読み方(渋沢栄一著、三笠書房)」は、渋沢栄一の大
書「論語講義」のエッセンスを集大成したものであり、竹内均氏の解説
がついている。竹内氏の解説によると、以前、三笠書房から「孔子 人
間、どこまで大きくなれるか」と「孔子 人間、一生の心得」の二冊で出
版されたが、今回これを再編成して、広く世に問うものである。

渋沢栄一は、1840年に、現在の埼玉県深谷市大字血洗島の豪農に
生まれ、年少の頃から商才を発揮した。また少年時代から本好きで「論
語」との出会いもこの頃であった。幕末の動乱期には尊王攘夷論に傾
倒したが、後に京都へ出て、一橋家の慶喜に仕えた。幕末大動乱の直
前に将軍慶喜の弟の昭武がパリ万博に派遣されると、その随員として
欧州各地を視察し、資本主義文明を学んだ。

帰国後、静岡に商法会所という組織を興し、合本組織の商業をやって
いたが、大隈重信の説得で明治新政府に移り、大蔵官僚として度量衡
の制定や国立銀行条例制定に携わる。1873年に大蔵省を辞してから
実業に専念し、第一国立銀行(現みずほ銀行)の創設をはじめ、東京
ガス、東京海上火災保険、王子製紙など、70歳で実業界から退くまで
五百あまりの会社を設立した。晩年は社会、教育、文化事業に力を注
ぎ、東京慈恵会、日本赤十字社の設立などに関わり、各種社会事業に
広く関係した。

渋沢栄一が講義している「論語」は、孔子とその弟子や時人との問答を
記録したものであり、孔子が亡くなってから収録・編集されたものである。
渋沢栄一は終生「論語」を手放さず、日常生活、仕事に「論語」を実践し
ていった。

本書は以下の12篇から構成されている。「学而(がくじ)篇:人生いち
ばんの楽しみをどこに求めるか」、「為政(いせい)篇:心に“北極星”を
抱く人の生き方」、「八いつ;(はちいつ)篇:自分の資質にさらに磨をかけ
る」、「里仁(りじん)篇:この心意気、この覚悟が人生の道を開く」、「公
冶長(こうやちょう)篇:“一時の恥”にこだわって自分を小さくするな」、
「雍也(ようや)篇:成功のカギ「先憂後楽」の生き方」。

「述而(じゅつじ)篇:これぞ沈勇、大勇の人」、「泰伯(たいはく)篇:孔
子の恐ろしいまでの“現実主義”」、「子罕(しかん)・先進篇:男子一生
の“本懐”をどこに求めるか」、「顏淵(がんえん)・子路(しろ)篇:ともに
生きるに足る友、切り捨てる友」、「憲問篇:自分への”厳しさ“に自信
がもてるか」、「衛霊公・季氏・陽貨・子張篇:孔子流の最高の”自己実
現“法」。

2.渋沢栄一と論語

21世紀政策研究所のホームページ「田中直剛コーナー」に、同所前理
事長の評論家田中直剛氏の「渋沢栄一」と題した評論が載っている。
この文章は、日経新聞2005年9月21日〜30日「やさしい経済学―
ニッポンの企業家」に掲載されたものである。

制度づくりのための知恵を論語に求め、経済社会の制度化のため努
力した渋沢栄一を論じ、尊王攘夷主義者から開国主義者に、官僚に
よる上からの改革路線から農商など従来の被支配階級による実業の
興隆へと自らの位置づけを変化させたのを、経済学者ノースの、その
時代ごとの制約条件から特定の行為の選択を合理的とみる「限界合
理性」を用いて説明している。

また、渋沢は株式会社制度の下で日本の企業興隆に道筋をつけ、生
涯に500社の設立に関わったが、渋沢財閥をつくることをしなかったの
はなぜかとして、「明治初期にあって民間の経済活動の不振を放置す
る弊害を認識したがゆえに、大蔵省を辞して「論語に拠り算盤を把る」
ことを決意した渋沢にとっては、「利を以って利とせず、義をもって利と
す」が基本」であり、自らについては決して利の世界での願望を満たそ
うとはしなかったと紹介している。

田中氏は、後半のテーマ、「市場と社会結合」「受け継ぐべき精神」「論
語と日本の変質」で、渋沢の行動を論語と並べて説明している。中国
の「先富論」と「特権階級」、「市場原理に基づく経営者の報酬体系」と
「将来の利益の先取り計上」、「論語講義」を通じて日本の基本を説き
おこす「晩年の渋沢栄一」。ここでもそのような背景を提示しながら「論
語の読み方」を紹介したい。

中国の故・とう小平主導で進んだ「先富論」は、富の機会を得た国内組
の優遇を許容したものだが、その欠陥は早く露呈し、経済の一部で早
熟な過熱現象が生まれた。しかし調整を進めようにも、適切な政策手
段や政策の波及経路についての設計はおぼつかない。市場はつくる
こと自体が難しく、新興成金や差別化による貧困層が重要な課題に
なっている。渋沢はいつでも事業に対するときには、まず道義上から
起こすべき事業であるか盛んにすべき事業であるかどうかを考え、
損得は二の次に考えた。すなわち、「利」に先立つ「義」の重要性を認
識し、これを範とした。

『子曰く、君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る(里仁)』・・・君子と小
人とはその心ばせがまったく違う。君子は事に臨んで、それが、道理に
合っているかということを考え、それを行動の判断基準とした。すなわ
ち動議にしたがって行動した。これに反して小人は常に私利私欲を考
え、万事につけて利害を目安に行動する。渋沢は、「私はいつでも事
業に対するときには、まず道義上から起こすべき事業であるか盛んに
すべき事業であるかを考え損得は二の次に考えている」といっている。

『子曰く、人にして信なきは、その可なるを知らざるなり。大車げい;(だい
しゃげい)なく、小車げつ(しょうしゃげつ)なければ、それ何を以ってかこ
れを行らんや(為政)』。・・・牛車にはげい;(げい)、馬車にはげつ(げつ)と
いう連結する器具があり、牛馬を御す役をする。「信」は人において、
ちょうどこのげい;げつのようなもので、もし人に信がなかったならば、いか
に才智があっても、いかに技量があっても、無益な人どころか有害な
存在になる。また、この信は義とあいまって、行動に移してはじめて意
味をもつ。渋沢は、適切な市場をつくるにはこのげい;げつが必要であるとし
て、静岡に商法会所という組織を興した。

経営者が、業績に基づく報酬を求めるのは自然であるが、実現した当
期利益にのみ報酬体系を直結させれば、金融派生商品を組み合わせ
て、将来の利益を賃借対照表にもぐり込ませる経営者も出かねない。
高い当期利益のゆえに過大な報酬を得ても、株主や後継の経営者が
不当利益を返還請求し難い例もある。わが国の武士道の精神は忘れ
てしまったのであろうか。

『子曰く、位なきことを患(うれ)えず、立つ所以(ゆえん)を患う。己を知
ること莫(な)きを患えず、知らるべきことを為すことを求めるなり(里仁
)』。・・・人はみな自分が認められず、地位を得られないことを気にやむ
けれども、これは間違いだ。地位というものは人が認めてはじめて授
けられるものだから君子は地位のないことを悩まず、地位を得てその
職についたときは、自分にその力が不足していないかどうかを考える。

『子張曰く、士は危うきを見て命(めい)を致し、得るを見ては義を思い、
祭りには敬を思い、喪には哀を思う。それ可なるのみ(子張)』・・・いや
しくも士たる者は、人の危難を見たら、これを救うためにその身を投げ
出し、逃げたりしない。また利を得ることがあれば、それが正義に合う
かどうかを考えて決め、祭りには敬をもって誠を尽くし、喪には哀しみ
をもって痛みをともにする。渋沢は、「利を見て義を思い、危うきを見て
命を授けるのは、わが武士道の中心思想である。応神天皇の時代に
「論語」10巻が朝鮮の王仁(わに)によってわが国に伝えられてから日
本流に消化されて、日本魂を培養する肥料となり、武士道を磨く砥石と
なった。この項の金言は、本国の中国よりも、日本で発達したといえよ
う」と言っている。

明治日本は近代国家の骨格をつくりあげる体制変革に成功した。しか
しその後、軍部の独走などでしだいに変質が明らかになり、国際社会
との調和の面でも基軸を欠くようになる。渋沢の晩年は日本の基本を
「論語講義」を通じて改めて説きおこす作業と重なる。迫り来る不安を
排除するためにも、論語からの行動基準の提示に傾く。渋沢は、移
民排除や海軍縮小問題で渡米して日本の軌道修正に努力した。

『子曰く、富と貴(たっとき)きとは、これ人の欲する所なり。その道を以
てこれを得ざれば、処(お)らざるなり。貧しきと賎しきとは、これ人の
悪(にく)む所なり。その道を以てこれを得ざれば、去らざるなり(里仁)
』。・・・富と地位とは万人の欲するところである。しかし、これを得るた
めにはそれ相当の方法がある。つまり学を修め功を立て、身をつつし
み徳をそなえることだ。

『子曰く、その鬼にあらずしてこれを祭るは、諂(へつら)うなり。義を見
て為さざるは、勇なきなり(為政)』。・・・祭るべきでないものを祭るのは、
鬼神にへつらって自分の利益を得ようとするものである。またこうする
ことが正しい道だと知りながら、自分の利益を考えて、これを行わない
のは勇気のない人間である。

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