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シゴトクリエイターが教えるシゴトの作り方

シゴトクリエイターとして活動する筆者が文字通り「シゴト」の作り方についてお届けします。

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【シゴクリメルマガ】共創サービスquirkyから考える

2017/09/11

シゴトクリエイターの大橋です。

今回は共創について考えてみます。

共創とは、消費者や生産者など立場を超えて
それぞれがアイデアを出し合い創り出すこと、
だと僕は考えています。

最も、企業の商品やサービスはマーケティングを経て出来たものであり、
ユーザーの声は入っているわけです。
だから、とりわけ「共創」というときは、
多くは「そのプロセス」や「特徴的な部分」を示すために、
強調するために使われそうです。

たまたま手に入れた本に
「アイデア共創の質を高めるしくみ」があります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4802076762

この本に共創事例では有名なquirkyというサービスの話がでてきます。
https://www.quirky.com/
今はサービスはあるのですが実態はよく分かりません。
多分継続しているのかなというところです。

本では、実際に倒産というところまで行ったquirkyの事例を
失敗事例として紹介しています。

結果論でもありますが、その一つに、
「ユーザーコミュニティへの利益率設定が粗すぎた」
という話があります。
quirkyは例えば新しいハードウェアのアイデアを募り、
開発し、製造し、販売までを行います。
その中での発案者には売上の1部を、またデザインや貢献した人には一定の割合(数%)を
還元するんですね。

例えば、1000円の商品は100円から300円ほど還元されます。
例えば300円をquirkyコミュニティに還元。そこから発案者は4割ほどもらえるとかってことです。この場合なら120円ですね。それらは割合が決まっています。

問題は、作る商品の粗利設定が大体4割という結構高いか安いか分かりませんが、
感覚的には「高すぎた」わけです。
1000円の商品Aは400円粗利が出るかですが、革新的な商品を作る場合に
どれくらい粗利が見込めるかは結構難しそうです。
商品群が少ないならなんとかなるかもしれないですが、どんどん商品を生みだしていき、
かつ商品単位で粗利益が変動ということではないようで一定の還元をし続けたそうです。

これが好循環になればよかったのです。
しかし、共創の特徴でもある「関わった人が欲しいから予約するよ」というような
予約受注も途中から辞めたようです。
商品が出来上がる前に売上が見えるということもしづらくなったのは大きいようですね。

要するに、商品が一杯あるけど粗利が思った以上に出てないとかでなく、
全然出てないものもあったようで、かつ商品も開発スピードを急かすあまりに
微妙な品質になったりとまあふんだりけったりで終わったと。

それは学ぶべきところですが、僕自身はquirkyは偉いなあと思ったのは、
ちゃんと高めの還元利益を出し続けていたようで、
そして創業者こそが「アイデアに対して適切なフィーを払う」という考えだったようです。
僕はこれについては非常に共感しました。
(もちろんベンチャー投資家のお金があったのでともいえますが)

一方で、適切なフィーや報酬は販売や仕組みがうまくいかないと維持すらできません。
アイデアという仕入れ、または売上原価といえるのか分かりませんが、
価格を付けるのが難しい例でもありますよね。
(例えばイベントで投げ銭システムとは、お客さんが価格を決めて払うのですが、
これ結構チャレンジングな割に大体安定した平均金額になる気がしています)

本書自体は、共創=消費者をこき使うってことじゃないよ(笑)という
メッセージでありシンプルなのですが、人に関わってもらったり、
何か一緒にプロジェクトをする時、利他視点がないと、
「自分が得をする」ことか、またはそれしか意識をしないこともありがちです。
その場合、結果的には何も生まれないか、うまくいかないのかなと思います。
もちろん、利他であれば全てうまくいくわけではないでしょう。

共創は一種の流行りでもありますが、僕はそうは思っていません。
良い感じで関わりたいレベルに応じて関われる、またライフスタイルやステージで
変化できるのはいいと思っています。

本書は面白かったのでまた別途ブログで共創について深めていこうと思っています。

やや強引ですが、共創とシゴト作りというところを絡めるならば、
やはり共創的視点があるかないかで、というよりも一緒に作るということを
心からいっているかどうかだけなんですが、全然シゴト具合も変わりそうかなと。
口だけでなく、行動で示すか、どういうやり方や見せ方をするか。
それだけかもしれませんね。

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創刊日:2016-01-14  
最終発行日:  
発行周期:毎週月曜日発刊  
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