雑学

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心に残る日記

小学生の時、戦争の為、母の実家に疎開した。そこで大事件が起こる。終戦後、疎開先から町に引っ越しをし、新しい学校で、共に机を並べて勉強した勇と、一番の仲良しになった。楽しい思い出が多い中で、中には命がけのこともあり、あまりにも意外な結末に終わる事になる。


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恐怖の事件もあり、真実で綴ったさまざまな、心に残る人生日記。

2016/01/30

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      ┃心┃┃に┃┃残┃┃る┃┃人┃┃生┃┃日┃┃記┃  吉村一伸


【心に残る人生日記 】

 私は小説については、色々書いておりますが、こちらの日記については、す
べて真実で綴った、心に残る人生日記です。

 私を命の恩人と言い、一生仲良くしていくと言った、あの勇が、自分で命を
絶ってしまった! 私は新聞を手にしたまま呆然とした。勇が自殺をしたので
ある。それもねこいらずを飲んで……。それが数年前、初めてボートを漕いで
、二人とも水浸しになり、公園の草むらで、しばらく乾くまで寝転んでいたあ
の場所で……。
 一週間前に会った時、君が言葉少なく元気がなかったのは、本の事ではなか
ったんだ。それにしても何故?どうして??……。
 私の胸は高鳴りしていた。
 新聞にはまわりの草がひどい荒らされようから、相当苦しんだ様子であった
ことが書いてあった。
 死に場所をあの場所を選んだことは、やはり私との気持ちのつながりがあっ
たのかもしれない。そんな気持ちがした。
 学校が変わって、もうこちらのことは忘れてしまったかと思ったが、やはり
心の何処かで、私の事が心に残ってくれていたのかも……。自分なりにそう解
釈した。
 大人になったら、二人で京都に行こう。そしてあのお世話になったお茶屋へ
お礼に行こうと、心の中で期待していたのに……。
 勇はお母さんと、お兄さんを亡くし、家は農家の大きな家であったのが、お
父さんと、お姉さんの3人になってしまったことから、小さな家に引っ越しを
した。そこは親しい友人の家のそばであった。
 学校があり、ひどい風邪を引き、勇の家に行ったのは、10日程経ったころ
だった。家にはお姉さん一人がいた。しばらくぶりに会ったお姉さんは、私を
見て涙ぐんだ。そして勇とお母さんとお兄さんの祀ってある仏壇に案内した。
 仏壇には勇の写真が、飾ってあった。その写真は中学生の時のもので、見覚
えがあった。
 そしてその写真を見た時、当時の頃を思い出し、胸がつまり、声をあげて泣
いた。
 『どうして?!どうして死んでしまったんだ。一週間前に会ったとき、君は
今まで見た事がない沈んだ顔をしていた。そして二人で京都へ行こうと言った
とき、君はうなずくこともなく、微笑んだだけだった。僕たちは学校が違って
も、一番の親友でありたかった。それがどうしてこんなことに……。君の悩み
がお父さん、お姉さんに言えなかったなら、僕に話して欲しかった。僕には相
談相手になれなくても、僕のお母さんは、コレラで3人の兄弟を亡くしてしま
った。その悲しみを乗り越えてきているから、君の悩みは真剣に考えてくれる
はずだ。お母さんは君のことをよく知っている。だって君は僕んちで、ご飯も
食べたりしたんじゃないか。新聞で君のことを知った時、お母さんは涙をこぼ
した。だから相談して欲しかった。』私は勇の写真を手にし、我を忘れて泣い
た。その横でお姉さんも、息苦しそうに泣いていた。
 帰り際にお姉さんは箱に入った重みのある箱を渡してくれた。
「これ勇が居なくなった今では、もう用も無くなってしまったから、吉村さん
持って行ってください」
 箱を開くと、お兄さんが心臓麻痺でなくなるところまで作った、ラジオの作
りかけと、鉱石ラジオが入っていた。これがきっかけでラジオ作りに興味がわ
き、さらに電気に興味がわいてきた。
 東京へ来てまず最初に行ったのは、秋葉原の電気街だった。そこへはどれ位
足を運んだかも知れない。そして勇のお兄さんの作りかけのラジオも完成させ
た。
 電気の知識もなかった私でも、ラジオを完成させたきっかけと、秋葉原の電
気街を知ったおかげで、電気を独学で勉強し、電気が入ればスイッチがONに、
切ればOFFになるリレーを手にし、これを工夫すれば、別の新しいものが出来
るのでは?そう考え、簡単なものを組み合わせて、一つの物を完成させた。
 それがNHKの全国発明工夫コンクールで奨励賞を受賞。そしてリレーからそ
れをトランジスタ化にさせたものを、東京都から、その年の発明奨励者20人
の中に選ばれた。その後いろいろ研究したものをまとめた本【趣味の電子工作
入門】が出版された。
 そして考えることについて、コツというものを知れば、いろいろなものを生
み出すことが分かり、クイズ、笑い話、小説と巾を広げ考えた。
 これらをまとめた【発想を生み出すコツ】をまぐまぐとメルマから無料で配
信しております。ヤフー、グーグルの検索欄で、 発想を生み出すコツ と書き
、検索してください。
 またこちらも検索欄で、吉村一伸 を検索すれば、小説などいろいろな事が
分かり、クイズ、笑い話、小説についてのそれぞれの内容は、吉村一伸のホー
ムページ【読みたい笑い話笑点 頭の体操クイズ 怖いお話スリラー小説 恐怖
の心霊 】でご覧いただけます。

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