雑学

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心に残る日記

小学生の時、戦争の為、母の実家に疎開した。そこで大事件が起こる。終戦後、疎開先から町に引っ越しをし、新しい学校で、共に机を並べて勉強した勇と、一番の仲良しになった。楽しい思い出が多い中で、中には命がけのこともあり、あまりにも意外な結末に終わる事になる。


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恐怖の事件もあり、真実で綴ったさまざまな、心に残る人生日記。

2016/01/16

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      ┃心┃┃に┃┃残┃┃る┃┃人┃┃生┃┃日┃┃記┃  吉村一伸

◆お知らせ
 
【心に残る人生日記 】

 私は小説については、色々書いておりますが、こちらの日記については、す
べて真実で綴った、心に残る人生日記です。

 高校受験の時がきた。私は普通高校、勇は工業高校へ。幸い二人共、志望し
た学校へ入学することが出来た。でもこれをきっかけに、二人は離れていき、
めったに会うこともなくなった。
 私は昔から勇の兄の影響もあるが、電気に興味があった。それもラジオを作
ることに関してで、ただ雑誌などで見るだけである。
 ラジオ等の回路図については、全く解らない。でも当時の初歩の雑誌には、
その回路図について、実体図がついていたから、それを見て、意味が解らない
なりにも楽しんでいた。
 勇の兄さんが生きていたら……。よくこんなことを思っていたりした。そし
て翌年の1月、正月を過ぎて、近くの文房具店の近くで、久しぶりに勇に出会
った。
「勇じゃないか」
 と声をはずませたのに対して、
「吉村か」
 彼の元気のない声が返ってきた。
 久しぶりの再会に、こちらは以前の気持ちが蘇ったのに、勇も同じ気持ちに
なると思ったのが、彼は気持ちが遠のいていった感じを受けた。
 あれだけ親しく、私を命の恩人といい、一生仲良しでいると言ったあの言葉
も、時の流れに従って、遠のいていった感じで淋しかった。
 でもあの京都の賀茂川の事を思いだし、『高校を卒業したら、一緒に京都へ
いってみよう。』そう口にしたものの、勇は笑みを浮かべただけで、私の口に
合わせることはなかった。
 別れ際に『じゃあな』そう口にし別れたものの、何か心の中での物寂しさを
感じさせられた。
 以前とは全く違った勇の態度に、新しい学校では、新しい友達が出来れば、
どんな親しかった旧友でも、遠のくものだということが知らされた。
 それから何日か経って、本の整理をしていたら、中学校の時に、勇から借り
た本が出てきた。そこで私はあわてた。もしかしたら勇は、この本のことを返
してくれと言えず、あんなに元気がなかったのかも。そこで急いで勇の家に向
かった。
 ところが勇は外出していなかった。そこで姉さんに本を渡し、詫びを言って
帰った。勇がいれば、直接詫びを言いたかった。そうすれば勇の気持ちも、取
り戻してくれたかも知れない。そんな気持ちで家路についた。
 それから数日後、今でも忘れない1月17日、唖然とする新聞記事を読んだ
のである。
 
次回は1月30日の予定です。

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