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読むだけで幸せになる手紙

悩みの事実、事実関係をカウンセリングの見地から構成します。日本人なら誰にでも思い当る悩みを、ひとりで、スピードで解消できる行動の仕方、人間関係の仕方、生活の仕方が読むだけでパッと分かります。楽しく読めて、読後感も良くなるので「読むだけで幸せになる手紙」です

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なぜ?経営者なのに対人恐怖症で仕事はうまくいく理由

2017/10/02

◎「ポルソナーレのメルマガ・読むだけで幸せになる手紙」の第四百六十四回目は次のとおりです。

なぜ?経営者なのに対人恐怖症で仕事はうまくいく理由




       会社の経営者だから、……
       会社の管理職だから、……
       技能の資格をいくつも
       持っているから……
       だから、心の病気には
       ならないし、なってもいない、
       と信じている人は多い。
       日本人の仕事の能力とは、
       ほとんどが
       「日光サル軍団の
       サルの次郎」のモノマネと
       同じである、と
       証言するのが
       吉本隆明の『母型論』
       (贈与論、思潮社)なのだ。




●男性の相談の事例

 わたしは経営者。人前でしゃべる言葉が出て来ない。ムリにしゃべると身体が震える。
 (男性、48歳、会社経営者。匿名、再構成)

 わたしは会社の経営をおこなっています。
 従業員もいます。
 経営を始めて10年近くなります。
 会社は不動産、建築が事業内容です。業績は順調です。
 
 わたしの悩みは、人前でしゃべることができない、声が出なくなる、ムリにしゃべると身体もガタガタ震えてくることです。
 わたしは、社員の前とか、家族の前では驚くほどよくしゃべります。話題豊富と思われています。
 人前とは、ゴルフコンペのスピーチ、結婚式のスピーチ、祝いごとの席で自己紹介とか祝いの辞を話すことなどです。
 知り合いの神経科の医師からリラックスできる薬を処方してもらいました。
 薬を飲むと、こんどは頭がもうろうとして息苦しくなってしゃべるどころではなくなります。

●本物の有能な経営者だけが知っている「有能さ」とは?

 ポルソナーレは、ハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫)をテクストにして『谷川うさ子哲学入門』(レジュメ版)を特別講座としてレクチュアしました。
 この中に、「労働」「仕事」(工作)についての哲学上の説明があります。
 労働についていうと、それは「始まり」「労働過程」「終わり……製品・生産物」の三つの段階があると説明されています。

 経営者(支配する人)とは「始まり」と「終わり」を支配する人のことであると説明されています。 労働とは、「労働過程」の中に従事することです。ここは、ただ身体運動だけを憶えて反復して動かすだけの世界です。だから共同性とか共同体といった他の人について思考する言葉は無い(無世界性の世界)であるとハンナ・アーレントは説明しています。

 相談の事例の男性は、経営者です。
 すると、事業の「始まり」と「終わり」の言葉を正しく学習して身につけて他者としゃべることが経営者の条件になります。
 「始まり」とは、製品なり提唱するサーヴィスの内容(青写真、設計図、ヴィジョン)のことです。
 「終わり」とは「製品」「サーヴィス」の交換価値をよく分かり、価値の交換を実現することです。
 消費者なりユーザーにとってこの生産物はどういう利益をもたらすのか?を語り、説明することです。
 これを「市場」(共同性)といいます。
 この「労働」(日本人は仕事と言っています)の「始まり」と「終わり」は、全て「名詞」「抽象名詞」でつくられています。
 このことが最も重要なことです。
 
●信じられない!モノマネの模倣で成り立つ高い収入と異常の温存テク

 相談の事例の男性の経営者は、会社の事業を興す前は、親戚の不動産会社とか建築会社で、労働をしていました。
 建築材とか材料とか、資材の名称、部品などの「物」の名称を、行動のための「記号」「標識」として覚えたのです。
 「この地面に穴を掘る。柱を建てるための土台だ、わかる?」
 「わかります」 
 「柱は、何本建てる?」
 「土台が60ヵ所だから60本です」
 「これが間取りの青写真だ。部屋はいくつある?」
 「10部屋です」
 「けっこうです。これまで何度もやってきたように、チャッチャッチャッと納期3ヵ月でやれる?」
 「チャッチャッチャッと、3ヵ月で完成させます」

 こんなふうに、行動の手順と進め方を、建材の材料や部品の組み立て方から模倣で覚えたということです。
 ここにあるのは、「人から言われたこと」を、言われたとおりに手足を動かして行動することです。
 「人から言われた指示書(青写真、設計図)」のとおりに順序立てて行動するという模倣(モノマネ)です。
 
●必見!吉本隆明『母型論』が暴露「内扱い、外扱い」による現実消滅テク

 「いや、わたしは、仕事の中の言葉、名詞も抽象名詞もちゃんと覚えていますよ」「モノマネではありませんよ」「人に仕事の目的とか完成した商品、サーヴィスの価値は説明できますよ」と反論する人はいるでしょう。
 けっこうです。それならば何の問題もありません。そういう人は、「人の前でしゃべると声が出てこない」ということはないのです。「身体がガタガタ震える」という症状が起こるはずもありません。
 「ホウレンソー」といわれている「報告」「連絡」「相談」ができている人は、「人が自分を悪く思っているのでは?」とか「人の前ではあがって一言もしゃべれない」「人の前で緊張して体が震える」といったことは起こりません。

 
 「わたしは何の問題もありません」ということを成り立たせているのが「母系制」である、とくに男性の場合は「贈与」の反対概念の「お返し」というものであると、吉本隆明の『母型論』(贈与論、思潮社)は証言しています。

 じゃあ、相談の事例の経営者の男性は、一体なぜ、人前でしゃべると声が出てこない、身体がガタガタ震えてくると相談しているのでしょうか?

●実は誰もが知っている「日本人には精神病理は無い」、あるのは異常だけという理由

 「自分はなにか、どこか変だ?」「こんな変な症状が出てくるなんておかしい」と気づいたからです。
 欧米の哲学や精神病理学では、「強迫観念」とか「強迫神経症」と説明しています。
 欧米の言語は、「名詞文」「抽象名詞文」「形容詞文」です。
 言葉と現実の事実とがしっかり結びついているので、「人前で言葉が出てこない症状」を、「目の前の人間など存在しない」と壊す思考を行っていると診断します。
 「身体がガタガタ震える」のは、「人間などいない、存在しない」と全く見えていなかったのに、「なぜ、この人はここにいるんだ?」「なぜこんなにも大勢、自分に目を向けてじっと見ているんだ?」と現実の本当の実体が目に入ってきて、これをブチ壊そうとしてもうまくいかないので震えている、と病理学にもとづいて理解します。
 日本人の使う日本語は「動詞文」です。名詞も無く、形容詞もありません。
 だから、名詞も形容詞も「品詞の転成」という加工の仕方で、アメ細工のように作業的にニセの名詞を作り上げています。

 「母系制」の中の「贈与」とは、作り話をしゃべり、仕事の言葉(社会を成り立たせている言葉)をガチャガチャに壊す思考を「母親」が女児に継承することです。
 「お返し」とは「贈与」の反対概念なので、モノマネや模倣だけで経営者になったり、会社の中の役職者に就いてけっこうな収入を得ることをいいます。
 これが日本語(和語・ヤマトコトバ)が働かせている日本人の脳の働かせ方です。
 だから、多くの日本人は、くる日もくる日も仕事や人間関係を内扱いで壊すか、そういうものには近づかないと「外扱い」でニート状態になっている自分を尊敬しているかのどちらかなのです。
 ポルソナーレは、相談の事例の男性のように、「こういうことはいずれお金がかかることだ」と気づいた人に向けて、最も正常な脳の働かせ方をレクチュアしています。

以上です。


◆ ─ ゼミのおしらせ ───────────────────◆

●「カウンセラー養成ゼミ」をご案内します

◎平成29年9月23日(土曜日)・午後1時00分より実施しました。

◎おもな内容……………吉本隆明『共同幻想論』が日本人の認知症改善のテクスト

◎…………………………『母型論』が証言する「母系制」「贈与」「お返し」(収奪)は、どんなに異常でも精神分裂病ではない

◎…………………………男性の相談の事例
 「わたしは精神病が恐い。乗り物も怖い。病気になることも怖い」(銀行員、匿名)

◎エクササイズ…………実益を生む抽象名詞文のイメージ療法 

今回の男性の相談の事例は、「銀行員」(匿名)の「病気になるのが怖い、乗り物が怖い、身体が疾患になるのが怖い」です。
ポルソナーレのカウンセリングは、これまでこのような強迫観念(精神分裂病)にたいして、「妄想のイメージを消す。自分のものの考え方に原因がある」という指示性のカウンセリングをおこなってきました。
脳の働き方と日本語の動詞文の「動詞」のつくる思考の二分法が明らかになってみると、ポルソナーレのカウンセリングは、欧米型のbe動詞やsein動詞の言語領域の人々が対象になるもので、日本人には全くあてはまらないことが分かりました。
「右脳の視覚野・聴覚」で見る、聞くをおこなっているので、「何も見えていない」「何も聞こえていない」という脳の働き方のためです。

「一体、なんで日本人の頭はこんなにもひどいのか?」と追究してみると、「ル・ラル」と「ス・サス」の作為思考、デタラメをイバる、という「母系制」に理由があります。

いい例が、「御前」です。「おまえ」(訓読み)、「おんまえ」(訓読み)です。「おんまえ」は「神様の前」です。「おまえ」「テメエ」は、内扱いの相手の存在の否定です。目の前にいても居ないと思考します。これは「御前」(ゴゼン・音読み、対手への敬称)を内扱いでどんどん壊して、とうとう相手という人間の否定までいきついています。音読みでつくる「社会」「現実」は存在しないと思考します。
これが日本人にとって一般的だとすると、ニート、引きこもり、毎日ゴロゴロ、ブラブラの生活もごく普通です。普通とは、精神分裂病でもなんでもない、ということです。カラス、ノラ猫、うろつく犬を異常とはいわないことと全く同じです。こういう音読みのブチ壊しを普通におこなっていれば、精神分裂病という知的対象になしうる能力を意識した自覚があるはずもなく、「贈与」と「お返し」(収奪)の中で幸せそうに生きていくというのが日本人の正当な姿です。 

●「ゼミ・イメージ切り替え法」をご案内します

◎おもな内容……………吉本隆明『共同幻想論』は、認知症(痴呆症)改善のテクスト

◎…………………………『母型論』が証言する「母系制」「贈与」「お返し」(収奪)は、どのように精神異常をつくり出すのか?

◎…………………………男性の相談の事例
 「わたしは経営者。人前でしゃべると声が出ない。身体もガタガタ震えてくる」(不動産・建築会社経営者、匿名)

◎エクササイズ…………ウェブで正しく読まれる抽象名詞文のイメージ療法  

男性の事例は、「不動産、建築の会社の経営者」(匿名)です。10年くらい会社を経営しています。悩みは「人の前でしゃべると声が出ない、身体も震える」です。

ハンナ・アーレントが「労働過程」ということをいっています。
憶えている人は多いでしょう。
『人間の条件』(ちくま学芸文庫)の『谷川うさ子哲学入門』(レジュメ版)を参照しましょう。
「始まり」と「終わり」を支配する者が真の権力者です。
日本の経営者は、「労働過程の肉体活動で仕事を憶え、手足の動かし方として物の名称を憶える…日光サル軍団の次郎サルと同じ芸…モノマネ」で「仕事」をしていると思考します。
脳は、「右脳の視覚野・聴覚野」が中心になるので、「音読み」の言葉、その意味は、「見えない」「聞こえない」(自分は聞こえる、見えているとス・サスで作為思考で思い込むので、いっこうに苦にならない)という「贈与」と「お返し」(収奪)の行動の仕方が生まれます。

これは、子どもの公園の砂場遊びと同じ「仕事の仕方」です。
「あーしろ、こーしろ」と言われると、サル軍団の次郎の芸のように動いてみるでしょう。日本の経営者の仕事の仕方は、ウェルニッケの触覚で憶えている「物」の名称とその部品を、くりかえしくりかえし並べているだけなので、「社会」「現実」の「音読み」とその意味を破壊する日々をおくっています。

「自分は変だ」と思った人だけが精神分裂病という知的対象を思考できる人です。
相談の事例の男性がそういう人です。しかし、こういう男性はごく少なく、「スマホゾンビ」に見るように「音読み」など全く「見えない」「聞こえない」という盲目の男性ばかりになっているでしょう。『母型論』(贈与論)は、じつはこういう日本人がごくごく普通の人なのだと証言しています。 

★ゼミテキスト 吉本隆明「初期ノート」は、こちらからご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/syoki-note/


◎お問い合わせはこちらへどうぞ。
TEL・東京03(3496)6645

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うつ病を治すカウンセリング https://www.porsonale.co.jp/t5.htm
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