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読むだけで幸せになる手紙

悩みの事実、事実関係をカウンセリングの見地から構成します。日本人なら誰にでも思い当る悩みを、ひとりで、スピードで解消できる行動の仕方、人間関係の仕方、生活の仕方が読むだけでパッと分かります。楽しく読めて、読後感も良くなるので「読むだけで幸せになる手紙」です

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一体なぜ?「電車が怖い」とパニックになる男性の脳の働き方と理由

2017/09/30

◎「ポルソナーレのメルマガ・読むだけで幸せになる手紙」の第四百六十三回目は次のとおりです。

一体なぜ?「電車が怖い」とパニックになる男性の脳の働き方と理由




       日本人だけの病気と
       いわれているのが「怖い、
       怖い」と「不安症状」だ。
       「電車が怖い」「乗り
       物が怖い」がよく
       知られている。
       長い間、強迫観念だ、
       分裂病だ、と
       言われてきた。
       「だが、これは日本人に
       とってごくごく普通の
       異常だ」と証言するのが
       吉本隆明の
       『母型論・贈与論』
       (思潮社)だ。




●男性の相談の事例

 わたしが銀行員。電車に乗るとパニックになります
 (男性、銀行員、50歳、匿名、再構成)

 わたしは電車の中で、閉じこめられるという恐怖感が起こります。仕事は銀行員で外回りが多いので、毎日、電車から降りて歩くとか、ガマンしてパニックに耐えながら目的の駅までたどりつくことを行っています。

 電車に乗ると、ごく自然に動悸がしてきて、息切れ、頭がもうろうとしてくる、息苦しくなることが起こります。そこで電車を降りるので、行き帰りの時間がものすごくかかります。
 上司からはサボってパチンコでもしていると思われています。
 (男性、50歳、銀行員、匿名、再構成)

●ポルソナーレのカウンセリングを正しく分かるためのまとめ

 ポルソナーレのカウンセリングは、指示性のカウンセリングです。
 ものごとには原因がある、だから結果がある、と問題をとらえます。
 相談の事例の男性は、電車の中で怖いと考える出来事なり事故なりの経験があって、これを理由にイメージが思い起こされてくるという原因はありません。たんに、相談者の男性の想像による「恐い」のイメージがあるだけです。
 すると、この「恐いのイメージ」がパニックになるとか、電車を降りるなどの原因です。

 人間は、何ごとかのイメージを思い浮べるだけで心身の状態が変わります。
 たとえば、「青い一夜漬けの梅干し」を思い浮べて、これを口の中に入れて噛むというイメージを思い浮べると、口の中に酸っぱい感覚が広がります。唾液が口の中にあふれ出てくるでしょう。
 これを「梅干し現象」とも「無意識の観念の運動」ともいいます。

 そこでポルソナーレは、どんな不安でもすぐに消すための対処療法としてイメージ療法を開発してレクチュアします。
 もともとはリチャード・バンドラーの「イメージ療法」がテクストになります。
 相談の事例のケースでいうと、「狭い電車の中」とか「閉じこめられている自分」、「怖いと心臓がドキドキしている自分」といったイメージを「白黒にして小さくする」、もしくは、リチャード・バンドラーふうに「遠ざける」の「フィルムの逆回しのように過去に戻る」というように変更します。

●恐い、不安でOK!異常を普通にする「人間以下、動物未満」の脳の働き方テク

 これで、たいていの人の身体症状はなくなります。
 電車に乗っていない今、現在、強迫神経症をつくる「強迫のイメージ」がなくなります。
 
 しかし、ポルソナーレのカウンセリングの現場の体験では、相談の事例のような「乗り物が怖い」「電車が怖い」という恐怖症や不安症が全く無くなることはないのです。
 明らかに、原因は頭の中に思い浮ぶ「梅干し現象のイメージ」にあるのに、そして、そのイメージが消えてなくなったのに、一体、なぜ、「恐怖症」や「強迫神経症」が治らないのでしょうか。

 治らない理由があります。
 相談の事例にもとづいて説明します。
 「恐い」という「イメージ」のいい例が「高所恐怖症」です。
 しかし、高い所で作業をする人はたくさんいます。
 「ビルの窓拭きの作業」などです。
 「高い所が恐い」という恐怖症の人がこのような作業をおこなえるはずがありません。
 なぜ、「恐くない」のか?というと、窓なり壁なりを掃除するという行動の対象を正確に見てイメージしているからです。
 今、自分がいる所、自分がかかわっている対象(行動の目的)を目で見ている、そして、自分の行動の目的の対象をいつもそれだけをイメージしているから「恐くない」のです。
 自分が見るべき行動の対象(目的)を点として、高い所の下から順に上方につなげていき、点の部位をリアルにイメージすると、高い所にいても「恐い」という「梅干し現象」は発生しません。
 この点の部位をつなげるというプロセスのイメージが無いときに「落下している自分」のイメージが思い浮びます。
 それが「高所恐怖症」です。

●どんな無能でも高給取りは簡単!現実が見えなければ悩む必要はなし

 「電車が恐い」「乗り物が怖い」という相談の事例の男性も、行動の対象、すなわち目的の「名詞」「抽象名詞」が全く思い浮ばないことが根本の原因と理由です。
 これは、脳の働き方によるものです。
 電車で行き着く駅の名前が消えるとか、駅に着いて目で見てもここが自分の目的の駅であることが分からないということではありません。
 日本語の動詞文の「動詞」だけの思考は、「目的となる駅」「行動の対象の駅」の視覚のイメージ(知覚の認知といいます)を脳の「実像」という部位からパッと消してしまうのです。
 スマホ見ながら歩きの「スマホゾンビ」がその証拠です。「実像」のY経路(ゲシュタルト認知)が消えると、駅でも道路でも、電車の中でも全ての現実がパッと消えて見えなくなります。

●吉本隆明が証言!日本人の現実が見えないリスクとコストとは

 このような日本人だけの脳の働き方が『母型論』(贈与論、吉本隆明、思潮社)の説明する「母系制」というものです。
 だから、「電車が怖い」「乗り物が怖い」といっても、これは日本語の「動詞文」の「動詞」がつくる普通のことなので、異常の脳の働き方のまま毎日仕事をつづけていられるのです。
 
 日本人でも、「電車が怖い」「乗り物が怖い」と思うのは「おかしい、自分はちょっと変だ」と少し、知的に自覚した人だけが、ポルソナーレのカウンセリング・ルームに相談します。
 欧米人と同じように「これは強迫というのではないか?」「これは、幻覚というのではないか?」と内省力があって知的対象にすることができる人は、「異常を普通とする母系制」から脱け出すことができています。
 あなたも脱け出せる知的な能力のもち主ではありませんか。

以上です。


◆ ─ ゼミのおしらせ ───────────────────◆

●「カウンセラー養成ゼミ」をご案内します

◎平成29年9月23日(土曜日)・午後1時00分より実施しました。

◎おもな内容……………吉本隆明『共同幻想論』が日本人の認知症改善のテクスト

◎…………………………『母型論』が証言する「母系制」「贈与」「お返し」(収奪)は、どんなに異常でも精神分裂病ではない

◎…………………………男性の相談の事例
 「わたしは精神病が恐い。乗り物も怖い。病気になることも怖い」(銀行員、匿名)

◎エクササイズ…………実益を生む抽象名詞文のイメージ療法 

今回の男性の相談の事例は、「銀行員」(匿名)の「病気になるのが怖い、乗り物が怖い、身体が疾患になるのが怖い」です。
ポルソナーレのカウンセリングは、これまでこのような強迫観念(精神分裂病)にたいして、「妄想のイメージを消す。自分のものの考え方に原因がある」という指示性のカウンセリングをおこなってきました。
脳の働き方と日本語の動詞文の「動詞」のつくる思考の二分法が明らかになってみると、ポルソナーレのカウンセリングは、欧米型のbe動詞やsein動詞の言語領域の人々が対象になるもので、日本人には全くあてはまらないことが分かりました。
「右脳の視覚野・聴覚」で見る、聞くをおこなっているので、「何も見えていない」「何も聞こえていない」という脳の働き方のためです。

「一体、なんで日本人の頭はこんなにもひどいのか?」と追究してみると、「ル・ラル」と「ス・サス」の作為思考、デタラメをイバる、という「母系制」に理由があります。

いい例が、「御前」です。「おまえ」(訓読み)、「おんまえ」(訓読み)です。「おんまえ」は「神様の前」です。「おまえ」「テメエ」は、内扱いの相手の存在の否定です。目の前にいても居ないと思考します。これは「御前」(ゴゼン・音読み、対手への敬称)を内扱いでどんどん壊して、とうとう相手という人間の否定までいきついています。音読みでつくる「社会」「現実」は存在しないと思考します。
これが日本人にとって一般的だとすると、ニート、引きこもり、毎日ゴロゴロ、ブラブラの生活もごく普通です。普通とは、精神分裂病でもなんでもない、ということです。カラス、ノラ猫、うろつく犬を異常とはいわないことと全く同じです。こういう音読みのブチ壊しを普通におこなっていれば、精神分裂病という知的対象になしうる能力を意識した自覚があるはずもなく、「贈与」と「お返し」(収奪)の中で幸せそうに生きていくというのが日本人の正当な姿です。 

●「ゼミ・イメージ切り替え法」をご案内します

◎おもな内容……………吉本隆明『共同幻想論』は、認知症(痴呆症)改善のテクスト

◎…………………………『母型論』が証言する「母系制」「贈与」「お返し」(収奪)は、どのように精神異常をつくり出すのか?

◎…………………………男性の相談の事例
 「わたしは経営者。人前でしゃべると声が出ない。身体もガタガタ震えてくる」(不動産・建築会社経営者、匿名)

◎エクササイズ…………ウェブで正しく読まれる抽象名詞文のイメージ療法  

男性の事例は、「不動産、建築の会社の経営者」(匿名)です。10年くらい会社を経営しています。悩みは「人の前でしゃべると声が出ない、身体も震える」です。

ハンナ・アーレントが「労働過程」ということをいっています。
憶えている人は多いでしょう。
『人間の条件』(ちくま学芸文庫)の『谷川うさ子哲学入門』(レジュメ版)を参照しましょう。
「始まり」と「終わり」を支配する者が真の権力者です。
日本の経営者は、「労働過程の肉体活動で仕事を憶え、手足の動かし方として物の名称を憶える…日光サル軍団の次郎サルと同じ芸…モノマネ」で「仕事」をしていると思考します。
脳は、「右脳の視覚野・聴覚野」が中心になるので、「音読み」の言葉、その意味は、「見えない」「聞こえない」(自分は聞こえる、見えているとス・サスで作為思考で思い込むので、いっこうに苦にならない)という「贈与」と「お返し」(収奪)の行動の仕方が生まれます。

これは、子どもの公園の砂場遊びと同じ「仕事の仕方」です。
「あーしろ、こーしろ」と言われると、サル軍団の次郎の芸のように動いてみるでしょう。日本の経営者の仕事の仕方は、ウェルニッケの触覚で憶えている「物」の名称とその部品を、くりかえしくりかえし並べているだけなので、「社会」「現実」の「音読み」とその意味を破壊する日々をおくっています。

「自分は変だ」と思った人だけが精神分裂病という知的対象を思考できる人です。
相談の事例の男性がそういう人です。しかし、こういう男性はごく少なく、「スマホゾンビ」に見るように「音読み」など全く「見えない」「聞こえない」という盲目の男性ばかりになっているでしょう。『母型論』(贈与論)は、じつはこういう日本人がごくごく普通の人なのだと証言しています。 

★ゼミテキスト 吉本隆明「初期ノート」は、こちらからご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/syoki-note/


◎お問い合わせはこちらへどうぞ。
TEL・東京03(3496)6645

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参考:男女の脳の違い・脳の働き方自己診断表 http://www.porsonale.co.jp
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◆谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 https://www.porsonale.co.jp/cgi-bin
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★吉本隆明「初期ノート」 http://d.hatena.ne.jp/syoki-note/

★「谷川うさ子哲学入門」 http://www.porsonale.co.jp
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