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読むだけで幸せになる手紙

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日本人の認知症(痴呆症)は、「タラレバ女子」「タラレバ男子」という精神分裂病をつくって、さしあたり、…

2017/02/13

◎「ポルソナーレのメルマガ・読むだけで幸せになる手紙」の第三百八十回目は次のとおりです。


日本人の認知症(痴呆症)は、「タラレバ女子」「タラレバ男子」という精神分裂病をつくって、さしあたり、今日一日を生存させている!!




       オーバー30の女子が、
       仕事のこと、恋愛や
       結婚のことをグチると
       いうのが「東京タラ
       レバ娘」だ。
       ドラマにもなって
       話題を呼んでいる。
       「タラレバは、女子は
       いいけど、男子は
       タチが悪い」(山崎
       世美子・男女問題
       研究家)というが、
       本当のところは、女性の
       方が深刻なのだ。




●「タラレバ女子、男子」が話題

 「タラレバ」とは「いい男がいたらなあ」(女子)、「オレにもあんな彼女がいればなあ」という言い方の「もし○○だったら」「自分にも、自分に合う上司がいればいいのにィ!」という言葉のことです。
 2‐3人が集った中で、しゃべり、「そんな人どこにもいない」とツッコミを入れられて、「だよね」というのが女子の「タラレバ」だそうです。
 一方、男子の「タラレバ」はツッコむ人がいない。
 「金さえあれば、独立して、お前らを雇って最高の給料を払ってやる」と言うと「ハハハ」と笑いとばすか、「だったら、今の仕事で仕事の実力を見せてくれ」と聞き流すが、当の本人は、「自分を理解しているから誰も否定しない」と「超ポジティブに勘違いする」のだといいます。
 同僚や部下が「タラレバ男子」の場合、お客が聞き上手な人のとき「非常にすばらしいですね」と相づちを打つと、ここからタラレバトーク(独演会)になり、無制限の独演場になるから要注意だといいます。
 (日刊ゲンダイ、平成29年2月2日より)

●「タラレバ」とは、精神分裂病の症状

 「タラレバ」とは、「期待」とか「願望」のことです。視床下部の「欲の脳」がつくり出す「目的」や「対象」の言葉の無い「動詞の言葉」のことです。「行動の言葉だけがある、しかし行動の目的の名詞、抽象名詞が無い、もしくは、いびつに歪んだ名詞、抽象名詞が言いあらわされている」ということです。
 「願望」や「期待」は誰にもありますが、これを、「公的な場面」「社会性の場面」で社会性の話題であるかのようにしゃべるという社会現象が「タラレバ女子」「タラレバ男子」です。

 こういう「タラレバ」は、日本人の使う日本語(和語・ひらがなの言葉)がつくり出します。だから、「タラレバ女子」「タラレバ男子」というように一般化した現象として報道されています。ドラマにもなっています。
 なぜ「タラレバ」なのか?というと、もし、「名詞」「抽象名詞」が行動の目的として分かっていれば、「グチとして2,3人の間でしゃべり合う」ことはないし、「バーバリズム」の病理現象として独演会のようにしゃべりつづけることもありません。
 この「タラレバの男子、女子」は、日本語(和語)が「動詞文」の「動詞」(言葉)しか学習しない、記憶しないことが生み出しています。
 これが日本人の認知症(痴呆症)の実体です。そして、「タラレバ」(女子、男子)は、精神分裂病の病理症状です。

●「タラレバ」は「禁制(タブー)」の言葉のことです

 吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)をみると、この「タラレバ」の言葉は、古代の日本人には、「禁制」(きんせい、タブー)といわれていました。
 共同の規範を村落の共同体がつくり出しました。道路や橋、川の水の配分システム、池や家を建てるなどの共同工事が「共同の規範」の対象です。しかし、日本語は動詞の言葉しかないので「なになにをすべきだ」「なになにはしてはいけない」と話し言葉で「共同の秩序」が語られました。これを「なになにをすること」「なになにというものを目的にする」というように「名詞」「抽象名詞」をつくることができなかったのが女性(母親)です。
 そこで「してはいけない」「こうしなければいけない」と禁制(きんせい・タブー)だけを、母親は女児に語ります。この女児が成長して、自分の子どもに「分裂病としての禁制の言葉」を語りつづけたのです。
 この「禁制の言葉」を精神分裂病として話す症状とは次のようなものです。

◎パラノイアの病理と症状の例

「仕事のできない人を見下す」
「社会的に適用不全の人を弱者として過度に大切に思う」
「精神的に弱っている人、社会的に経済などの責任能力を放棄している人を恋愛の対象にする」

◎躁うつ病のヒステリー症状の例

「好き、嫌いを理由にした評価の仕方をする…占いが言ったから正しい。自分のことを分かってくれていると思う人の言い分を正しいことだと理解する」
「無気力を理由に入浴しない」
「不安や抑うつを動機にした話は、場所、時間、状況を無視してはてしなくつづき、自分で止められない」

●日本人は、社会の中の正しい言葉に憑依(ひょうい)して生きています

 日本人は、脳の言語野で動詞文(動詞)しか憶えることができません。
 もちろん、初めから吉本隆明のように、演繹のための抽象名詞を学習した日本人もいます。これには、数年がかりの特別の学習や訓練を必要とします。多くの日本人は「憑依」(ひょうい)といって、仕事の言葉に「憑く」だけです。この「憑依」のモデルが漢字・漢語の音読みを「訓読み」で読み、意味を思いつくままに解釈することです。
 この解釈が「強迫」を生み、「強迫観念」を生成し、「強迫神経症」の症状をつくり出しています。

 人間社会の本質は、目的のない行動は停滞して、病理の行動の変わります。
 日本人は、「タラレバ」にみるように、精神分裂病で「行動」をつくり出して、この行動があるときは食事を摂り、その日一日、フトンで寝ることができています。
 しかしそれは、いつ行動が止まるか?の深淵を見ながらの行動であるのです。

以上です。


◆ ─ ゼミのおしらせ ───────────────────◆

●「カウンセラー養成ゼミ」をご案内します

◎平成29年2月11日(土曜日)・午後1時00分より実施しました。

◎おもな内容……………日本人は、認知症(痴呆症)による行動の止まりの死を、精神分裂病をつくって回避してきた

◎…………………………『共同幻想論』(吉本隆明)が説明する「禁制論」と「憑人論」の精神分裂病

吉本隆明の『共同幻想論』をテクストにして、日本人の精神分裂病の起り、変化、現在に至る病理の変遷といったことをご一緒に考えます。結論をいうと、日本人の認知症(痴呆症)とは、「行動が止まること」(即、死ぬこと)のことです。動詞文の動詞しかつくらない日本語(和語)に、「死ぬこと」の原因と理由があります。

吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)を読むと、日本人は、未開(縄文時代)には、動詞文の「動詞」しかなかったのですぐにパッタリと死んでいた、と説明しています。
「黙契」が「行動の目的」(対象)を示唆する(予兆)ばかりで、ここでは「まじない」(占い)による対象了解をつくる「関係意識」が生成されたのみである、と吉本隆明は説明します。この「関係意識」が「禁制」(タブー)の対象了解をつくる、という説明です。

これは、現代の日本人にあてはめると「外側核タイプ」と「腹内側核タイプ」の母親による精神分裂病の起こり方です。「人の目が気になる」と「誰が自分を悪く言っている」という両極の精神分裂病の原型があります。

この日本人の精神分裂病は、現代では、「黙契」による仕事の仕方と「禁制」による仕事の仕方の原型でもあることが分かります。「体で覚える」「やっているうちになれてきて憶える」「何年も同じことをやっているので仕事には行けていて、定年まで勤められる」といったことが未開人と同じ(黙契による仕事の仕方)です。
「人がああしろ、こーしろと言った、仕事の査定がよかったので嬉しい」というのが「禁制」による仕事の仕方です。

『共同幻想論』には「狐」が登場します。古代の日本人の精神分裂病は、「狐」から始まりました。
「巫覡(ふげき)論」をみると、「狐」の伝承は長野県の「飯綱」(いづな)が始まりです。
未開人が古代人に変わるとき精神分裂病をつくったのが「長野県の飯綱の人々」です。
この精神分裂病が全国に広がりました。明治になると「訓読み」をつくり、「われは狐であるぞ」と「人が狐に憑依する」ようになり、ここで現代人の精神分裂病ははっきりと完成しました。

日本人の心・精神の病の全ては、精神分裂病に集約されます。精神分裂病は、第一期、第二期、第三期とステージが深くなり、進行します。要介護は、第三期の分裂病です。

日本人は、認知症(痴呆症)の「行動の止まり」(死)を精神分裂病の異常な行動をつくり「首から下」の交感神経を働かせて、「生存」してきました。
「うまい飯をもってこい」「うまい酒をもってこい」「おもしろいネット情報をよこせ、わっはっはとおもしろいアプリをもってこい」という「生存の仕方」をつくりました。だから、日本人は、精神分裂病でめでたくも生きて、「治す」ことを嫌い、治す人を嫌い、反感をもつのです。「こうすれば治る」ということを聞くと、「それをやらなければ治らずにすむのか」と「狐に憑依」します。こういうことをご一緒に考えます。 

●「ゼミ・イメージ切り替え法」をご案内します

◎平成29年2月11日(土曜日)・午後5時30分より実施しました。

◎おもな内容……………認知症(痴呆症)は、行動が止まり死に至る。
           精神分裂病は、食べて遊び、生存を可能にする
◎…………………………『共同幻想論』(吉本隆明)・「憑人論」が教える日本人の精神分裂病の起こり

吉本隆明の「憑人論」に「狐に憑いた女性」(35歳)の症例があります。夫をこきつかい、イバリ、酒、飯、きれいな着物を着て、歌を歌っておもしろおかしく暮す女性です。動詞文の「動詞」は、自分の「欲」(感情)を現すので、このような「イバリ」が生じます。日本人はここから「内扱い」の尊大、軽蔑、侮蔑の仕方をつくりました。これが日本人の精神分裂病の戦略です。このようにみると、日本人が「要介護」になってもいいと許容しているものの考え方(腹内側核タイプの母親の戦略です)がよくうかがえます。

今回は、『共同幻想論』をテクストにしてこのようなことをご一緒に考えます。
 

★ゼミテキスト 吉本隆明「初期ノート」は、こちらからご覧ください。
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