名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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 ラッセル『結婚論』序論 n.7:性倫理の人口問題への影響

2018/02/26

 次に突き当たるのは,(性倫理の)人口問題(への影響)である。これは,
それ自身大きな問題であり,様々な角度から考察しなければならない。(即
ち)母親の健康の問題があり,子供の健康の問題があり,また,子供の多い家
族及び少ない家族がそれぞれ(が)子供の性格に及ぼす心理的影響の問題があ
る。これらは,人口問題の衛生的側面と称してよいものであろう。それから,
(人口問題には)個人と公共の(両面に)関わる経済的な側面がある。(即
ち)家族の大きさや社会の出生率から見て,家族あるいは社会の一人あたりの
富はどれくらいか,という問題である。このことと密接に結びついているのは
,人口問題と,国際政治および世界平和の可能性との関連である。最後に,社
会の階層(注:sections 小規模な集団から大規模な集団まで)に応じて出生率
と死亡率が異なるために,種族/血統(stock)が改善したり劣化したりするこ
とに関する優生学的な問題がある。

We come next to the question of population. This is in itself a vast
 problem which must be considered from many points of view. There is 
the question of the health of mothers, the question of the health of 
children, the question of the psychological effects of large and small
 families respectively upon the character of children. These are what
may be called the hygienic aspects of the problem. Then there are the
economic aspects, both personal and pubic: the question of the wealth
 per head of a family or a community in relation to the size of the 
family or the birth-rate of the community. Closely connected with
 this is the bearing of the pqpulation question upon international 
politics and the possibility of world peace. And finally there is the
 eugenic question as to the improvement or deterioration of the stock
through the different birth and death rates of the different sections
 of the community. 
 出典: Marriage and Morals, 1929, Introduction.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/MM-INTRO070.HTM

 <寸言>
 ここはまず検討すべき項目をあげているだけ。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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