名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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「本能」といっても,生まれてすぐに現れるとは限らず・・・

2017/03/27

 生後2年目及び3年目には,新しい恐怖心が出てくる。こういった恐怖心が
どこまで暗示によるものか,どこまで本能によるものかは,議論の余地のある問
題である。生後一年目に恐怖心が存在しないとしても,そのことは,恐怖心は本
能的なものではないという決定的な証拠にはならない。なぜなら,本能は何歳
のときに成熟するかもしれないからである。最も極端なフロイト主義者でさえ
,性本能は生まれたときから成熟していると主張する者はいないであろう。

During the second and third year, new fears develop. It is a moot 
point how far this is due to suggestion, and how far it is 
instinctive. The fact that the fears do not exist during the first 
year is not conclusive against their instinctive character, since an
 instinct may ripen at any age. Not even the most extreme Freudian 
would maintain that the sex-instinct is mature at birth. 
From: On Education, especially in early childhood, 1926, Pt. 2:
       Education of character, chap. 4: Fear.
http://russell-j.com/beginner/OE04-020.HTM

 <寸言>
 ある性質が遺伝や本能によるものか,あるいは、生まれた後の環境や躾や教
育によるものか、よくわからないものがある。通常、その両方の影響だとする
場合が多いが、それならどちらの要素が強いかで、人の意見は様々となる。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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