名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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自分も無関係ではない残酷な出来事を、無知を理由に自分を無罪放免できる人

2017/03/22

 個人的な交際においては常に非常に思いやりのある人も,戦争を扇動したり
,「後進国」の子供たちを虐待することによって,収入を得ているかもしれな
い。このようなお馴染みの現象はすべて,大部分の人は単なる抽象的な刺激で
は共感(同情)をかきたてられない,という事実によっている。

 A man who is full of kindliness in all personal dealings may derive
 his income from incitement to war or from the torture of children in
 'backward' countries. All these familiar phenomena are due to the 
fact that sympathy is not stirred, in most people, by a merely 
abstract stimulus. 
From: On Education, especially in early childhood, 1926, chap. 2: 
       The Aims of Education
http://russell-j.com/beginner/OE02-170.HTM

 <寸言>
 弁解できない残酷さが明らかになると,(無意識の日和見主義により)見て
見ぬふりをしていた人は,無作為による残虐行為への加担を非難されると,
「知らなかった」と言って,自らを無罪放免する。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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