名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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「国家」のために命を捧げる ー ◯◯ファーストの浅はかさ

2017/03/07

 種が有用なのは穀物を生み出すからであり,穀物が有用なのはパンを作り出
すからであり,パンが有用なのは生命を維持するからである。しかし,生命は,
何らかの'本質的な価値'を持ちうるものでなければならない。もしも,生命が
ほかの生命のための'手段'としてのみ有用だとすれば,'生命'はまったく有用
ではなくなるだろう(例:黒人は白人のため,一般人民は一部のエリートのた
め,ユダヤ人はドイツ人のため,特攻隊員は天皇のため・・・,アメリカ人の生
命と自由を守るため他国民が犠牲になっても・・・)。

This (seed) is useful because it produces grain, which is useful 
because it produces bread, which is useful because it preserves life. 
But life must be capable of some intrinsic value: if life were merely
 useful as a means to other life, it would not be useful at all.
 出典: On Education, especially in early childhood, 1926, chap. 1: 
       Postulates of Modern Educational Theory
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/OE01-030.HTM

 <寸言>
  国家主義者は,個々の国民の命よりも国家(や国体)をより重視する。しか
し,自分が危険にさらされると,自分個人の命を惜しんだりする。(優れた)
自分=国家(の一部or国家そのもの)だと考えたりする。国家=天皇(天皇制)
と考える者もいる。そういった人間は,国民の命よりも国としてのメンツ(実
際は自分の気持ち)をより重視し,小競り合いくらいの戦争も辞さない。戦争
はそういった小規模なものからいつの間にか拡大していってしまう。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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