名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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「アメリカ,ファースト」,「世界は,セカンド」。

2017/03/04

 我々の時代には,我々が野蛮な過去から引継いだ非合理な要素を讃美する傾
向がある。しかし,我々はこの種の要素を科学技術と結びつけることができな
い。本気で非合理的要素を称賛する人々は,産業主義を放棄し,国民の90%を
餓死させ,弓矢の昔にもどるべきである。このような代替案に直面したくなけ
れば,自然力の支配(面)における文明化だけでなく,自らの感情(面)にお
いても文明化しなければならない。

But you cannot say, with any semblance of logic, that you are against
 war but in favour of the present system, according to which, in a 
dispute, every government is the ultimate judge in its own case. 
If war is ever abolished, it will have to be by the establishment of 
an international government possessed of irresistible armed forces.
 出典: Right and Might (written in early of 1930s and pub. in 1975 in
        Mortals and Others, v.1, 1975.]
 詳細情報:http://russell-j.com/SEIGI.HTM

 <寸言> 
 「アメリカ、ファースト」を唱えるトランプは、いかなる小国も自国ファー
ストを唱える権利があると言っているのであろうか? 
 そうであれば、小国は自国ファーストは実際上不可能であることから、弱肉
強食になるだけであり、世界は紛争、悪ければ第三次世界大戦が起こりかねな
い。
 そうでないとしたら
、つまり、自国やソ連など大国は自国ファーストを唱えてよいが、それ以外は
自国セカンドであるべきだと言っているのであろう。
 日本は? トランプの気持ちは、対米関係においては、アメリカ、ファース
トであり、日本はセカンドに徹しろ、ということであろう。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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