名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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気分転換のやり方の上手下手

2017/02/05

 また,仕事以外について興味をたくさん持っていれば,持っていない場合より
も,仕事を忘れるべきときに忘れることがずっと容易になる。ただし,こういう
興味は,一日の仕事で使い果たしてしまったところの能力を使うものであって
はならないというのは,最重要なことである。こうした興味は,意志とか即座の
決断とかを伴うものであってはならず,ギャンブル(賭け事)のように金銭的
な要素を含むものであってもならず,また,原則として,感情を疲労させ,意識だ
けでなく無意識の心の注意をうばうほど興奮させるものであってはならない。

And it is very much easier to forget work at the times when it ought 
to be forgotten if a man has many interests other than his work than 
it is if he has not. It is, however, essential that these interests 
should not exercise those very faculties which have been exhausted by 
his day's work. They should not involve will and quick decision, they 
should not, like gambling, involve any financial element, and they 
should as a rule not be so exciting as to produce emotional fatigue 
and preoccupy the subconscious as well as the conscious mind.
出典: The Conquest of Happiness, 1930, chap. 15: Impersonal Interests]
http://russell-j.com/beginner/HA26-010.HTM

 <寸言>
 気分転換のうまい人とへたな人。

 金銭づく・損得づくのものの場合には,気分転換になっているつもりでも,実
際 はそうなっていない場合が多い。スポーツ観戦であっても,自分が応援し
ている チームや選手が敗ける試合は気分転換になるどころか,精神的疲労を
もたらすもの になってしまう。酒や煙草も,量を厳格にコントロールできる
意志力のある人の場合はある程度気分転換になるだろうが,長い目で見れば,健
康の面で悪い影響を与える場合が多い。少しくらい寿命を縮めても,好きなも
のを食べたり飲んだりしたほうよいと主張しても,体をこわせば反省すること
になる。
 後悔先にたたず。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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