名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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専門職としての保育士の重要性

2017/01/27

 しかし、全て母親は誰か他の女性がもっとうまくやれることであっても、自
分自身でやるべきである、と要求するような社会慣行があってはならない。多
くの母親がそうであるように、我が子に対して当惑と無能力を感じる母親は、
この仕事への適性があり、必要な訓練を受けている女性に、我が子の世話を委
ねることをためらってはならない。我が子に対してなすべき正しいことを女性
に教えてくれる天から与えられた本能などない。また、ある一定の限度を越え
た'気づかい'は、所有欲のカムフラージュ(偽装)である。多くの子供が、母
親の無知で感傷的な扱いによって心理的に駄目にされる。

But there should be no convention demanding that every mother should 
do herself what some other woman can do better. Mothers who feel 
baffled and incompetent when faced with their children as many mothers
 do, should have no hesitation in having their children cared for by
 women who have an aptitude for this work and have undergone the 
necessary training. There is no heaven-sent instinct which teaches 
women the right thing to do by their children, and solicitude when it
 goes beyond a point is a camouflage for possessiveness. Many a child
 is psychologically ruined by ignorant and sentimental handling on the
 part of its mother. 
 出典:ラッセル『幸福論』第13章「家族」
 http://russell-j.com/beginner/HA24-100.HTM

 <寸言>
 母性本能はあっても(強くても),幼児の健康増進や知育をどうやったらよ
いかという知識がないと,母親の無知で感傷的な扱いによって.幼児の健康を
損ねたり,幼児を心理的に駄目にしたりする危険性がある。
 質の高い保育所に預ければ,費用がかなりかかり,働いて得る給料の多くを
保育費にとられるかも知れないが,(核家族において)少なくとも子育ての仕
方がわからずにパニックになることはなく、精神的なゆとりがでるという大き
なメリットがある。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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