名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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子どもや若者に,「感じていない情緒」を示すように要求してはいけない

2017/01/03

 若者を相手にする場合,我々は決して特定の情緒を彼らに要求してはならな
いということを記憶していることは非常に重要なことである。子供が平生なつ
いているならば,あなたが旅行を終えて家に帰った時は,通常自発的な喜びを
表わすだろう。しかしたまたま誰かに子犬をもらったところであったり,たま
たまパズルに夢中だったかの事情で,子供たちがあなたの帰宅に対して,まっ
たく無関心かもしれない。もしもあなたががそういった状況のもと,情緒を表
すことを彼らに要求するならば,あなたは彼らに偽善的行為をする機会を与え
ていることになる。そうして,我々の時代が,以前よりも向上したと言われる
何らかの特徴があるとすれば,それは若者がこの種の偽善的ごまかしを,明ら
さまに嫌悪するようになったことである。
 出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の「情緒の予知」
  http://russell-j.com/EXPECTED.HTM

In dealing with the young, it is of great importance to remember that
 one must never demand an emotion. Your children, if they are fond of
 you, will usually show a spontaneous pleasure when you return from a 
journey. But it may happen that someone has just given them a dog, or
 that they are absorbed in a puzzle, and in that case they may be 
completely indifferent to your arrival. If, in these circumstances, 
you demand a display of emotion, you are giving a lesson in humbug. 
And if there is anything in which our age is better than its 
predecessors, it is the dislike of humbug that characterises the 
young.

 <寸言>
 偽善的行為をしてはいけないと子どもや若者に普段言いながら、(自分に対
しては)偽善的行為を要求してはいけない。気付かずにそういった偽善的感情
を要求しているようなkとはないか? これは子どもや若者に対してだけでは
ないが・・・。

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