名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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武器輸出を容認する(あるいは見て見ぬふりをする)平和主義

2017/01/02

 戦争には反対であるが,各国政府が紛争時において自己の立場の最終的判定
者である現在のシステムに賛成であるという意見には,いかなる論理の見せか
けすらないことは確かである。もしも戦争が永久に廃絶されるべきであるなら
ば,抵抗できない軍事力を備えた国際的な政府の樹立以外には不可能であろう。

But you cannot say, with any semblance of logic, that you are against
 war but in favour of the present system, according to which, in a 
dispute, every government is the ultimate judge in its own case. 
If war is ever abolished, it will have to be by the establishment of
 an international government possessed of irresistible armed forces.

 <寸言>
 戦争は反対と言いながら,いかに多くの力を持っている国が、戦争や紛争に
導く政策をおこなっていることか。日本も例外ではない。
 国際問題の解決は武器によるべきではない,と言いながら,どうして武器の
輸出を解禁できるのか? 政府だけでなく,「平和を愛する国民だと自称する」
日本国民がどうしてそういう政府を支持し続けることができるのか? 経済第
一(アベノミクス命)であり,平和の問題は二番手の問題にすぎないのか?
 
 明治の始めに廃藩置県をやったように,廃「主権国家」置「世界連邦」が必
要。各国には警察力だけ認めて,他国を攻撃する能力を剥奪し,強力な軍事力は
世界連邦政府に集中する必要がある。旧主権国家は世界連邦のなかの自治領の
ようなものであるから,それぞれの文化や個性は保たれる。

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
発行周期:日刊  
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