名言

(日刊)ラッセルの言葉366_カレンダー版

英国の哲学者バートランド・ラッセル(Bertrand Russell, 1872- 1970)の名言・警句を毎朝お届けするメルマガです。
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楽観,悲観;希望,絶望 − 人類の行く手は奈落の底か,共栄共存の道か?

2017/01/01

 希望は叫ぶ。「もう一ふんばりだ。多分これが必要な最後の努力となるだろ
う。」
 皮肉は言い返す。「愚か者! お前はずっと希望のいうことを聞いてきたん
じゃないのか。その結果,どこにつれてこられたというのか。」
 楽観は言う。「生命のある間は希望はある。」
 悲観は怒って言う。「生命のある限り苦痛がある。」

 疲労しきったこの登山家ははたしてもう一歩の努力をするのか,それとも,奈
落の底に落ちるに身をまかせてしまうのか。その答えは,数年して,その時生き
残るっている者が知るであろう。

Hope calls: 'one more effort - perhaps it will be the last effort 
needed.' Irony retorts: 'Silly fellow! Haven't you been listening to
 hope all this time, and see where it has landed you.' Optimism says:
 'While there is life, there is hope.' Pessimism growls: 'While there
 is life, there is pain.' Does the exhausted climber make one more 
effort, or does he let himself sink into the abyss ? In a few years,
 those of us who are still alive will know the answer.' 
 出典: The Autobiography of Bertrand Russell, v.3 chap. 1: Return to
 England, 1969]
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/AB31-310.HTM

 <寸言> 
 世の中が自分の望まない方向に向かっている時や、努力がなかなか成果に結
びつかない時に感ずるあせり。<br>
 登山家は,いくら苦しくても目標がかならず存在するという確信を抱いてい
られるが、目標そのものが実は存在しないものであるかも知れない(あるいは
目標設定が不適切だったかも知れない)という不安にかられると、迷いや苦し
みはいっそう増していく。<br>

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創刊日:2014-12-19  
最終発行日:  
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