野球

アマチュア野球スコアラーのスカウティング技術

現役アマチュア野球スコアラーの筆者が、スカウティング(偵察)のノウハウを公開します!!

過去にスコアラーとして全国大会上位を何度も経験しています。

なお、「スコア総研」のアカウントでTwitter開設し、選手の分析も一部公開しています。

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スカウティングその82

2016/10/08

皆さん、おはようございます。今日は、前回に引き続き、私が橋梁させていただいたあるチームについて書きます。

前回、明治神宮大会に関わり、完敗を喫してしまったことについて書きました。

翌年、全日本大学野球選手権の組み合わせが発表になりました。

もし明治神宮大会に出てきたチームが双方出るのであればベスト8で対戦する可能性があることを確認しました。なお。大学の全国大会は、甲子園などと違ってかなり早めに対戦カード(代表の大学野球連盟同士の対戦)が発表されます。

あるリーグ戦で前年の明治神宮大会で完敗を喫したある大学の観戦に行きました。

そこで、エースのピッチャーのちょっとしたウィークポイントを見つけました。

観戦しながら、「あ、このピッチャーは状況次第で精神的に追いつめることは十分に可能だ!」と思いました。

とはいえ、その時のバッテリーは現在プロ野球選手。野手にもプロ入りした選手がいて、簡単にいくはずはない。

でも、チーム全体を観察し、できる限り1人1人の特徴を洗い出しました。

そして、前年お世話になりながら力になれなかった大学の方から連絡が入り、「今回も、ぜひ協力をお願いします」と頼まれました。

そして、まず「調子がいいとか、そういう簡単なことも含めて、倒すヒントになることは、どんな些細なことでも教えてほしい。冬場に、チーム一同明治神宮大会の悔しさを忘れずに練習してきた。それを晴らすためにこの大会に出るから」と。

並々ならぬ決意・覚悟を感じました。

すぐに大まかなことをメールで返信し、同時に「3日だけ待ってください。試合中に確認できたことをまとめてからメールします」と伝えました。

そして、現在のベースとなるエクセル・ワードなどを用いたレポートを添付して送りました。

私も、半年前のリベンジのために、オフの間に野球本やその他の本を読みながら、スカウティング・レポートの書き方を本格的に勉強していました。

そして、メールで送信した翌日、早速返事がありました。

「ありがとうございます!とてもわかりやすいです!これならリベンジに向けて具体的な準備ができます!」とお礼のメールをいただきました。

そして、スタッフ・ミーティングに参加し、レポートをした後、スタッフからこう言われました。

「前回は自分たちも相手がよくわからず、また自分たちも最近結果を残してきたこともあって、ここまで強いと想定してなかった。だけど、事前に送ってもらったレポートと今回の補足を聞いて、イメージが具体化できたうえに、これまでにわからなかったウィークポイントや選手の個別の分析も深く掘り下げてもらったから、かなり対策を打てるし、すでに準備をしてる。勝つための準備をしてる」、と。

そして、大学選手権が始まり、お互いに順当に勝ち上がり、ベスト8に進出しました。

なお、ベスト16では、対戦相手の大学はプロに進んだ地方の好投手を打ち崩し、かつ相手のエースは余裕の完封勝ちで勝ち上がりました。

次回、リベンジのチャンスとなったベスト8です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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創刊日:2014-06-05  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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