演劇

TA-net通信 〜舞台からの香り〜

[TA-net通信 〜舞台からの香り〜]は、TA-netが発行するメールマガジンです。バリアフリー向けの面白い舞台情報など、皆様に月2回お送りいたします。

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メールマガジン『TA-net通信 〜舞台からの香り〜』第79号!

2017/03/03

●TA-netよりお知らせ
・第3回シンポジウムのご案内 (3/19〜20)
・今後の理事会・定例会のお知らせ (3/10)

●協力!TA-net
・TURNフェス2 (3/5)
・チャコールモンキー「Leftover Circus」(3/4〜5)
・演劇実験室◎万有引力「身毒丸」(3/16〜19)

●活躍!TA-net
・葛飾区手話サークル新小岩支部 廣川理事長講演 (2/8) 
・TPAM グループ・ミーティング (2/15)
・豊島区登録手話通訳研修会 廣川理事長講演 (2/18) 
・Good Job! Exhibition 2016-2017 (2/24〜26)

●注目!TA-net
・字幕付き よしもとお笑いライブin坂戸 (2/26)

●報告!TA-net
・静岡芸術劇場(SPAC)の視察報告 (2/4)
・「パラリンピックとアーツ」第9回会合「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査」報告 (2/23)


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 TA-netよりお知らせ
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いよいよ3月に入りましたね。
TA-netが開催する『第3回シンポジウム』参加お申込み、絶賛受付中です!

【国際セミナー 第3回シンポジウムのご案内】

「英国の字幕による観劇サポートの事例から聴覚障害者の観劇・鑑賞活動におけるアクセシビリティの構築を考える」

特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)は、「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動している団体です。
これまで2回のシンポジウムを開催し、日本における障害者の観劇・鑑賞行動のアクセシビリティ構築に向けて検討を進めてきました。
 TA-netの年間活動の総括であるシンポジウムの3回目となる今回は二日間の拡大版です。
 1日目は、観劇サポートの具体的な方法としての「字幕」に着目し、字幕による観劇サポートの先導を担う英国StageText代表Melanie Shape氏を招へいして、
国際的な観点から観劇サポートの最前線を共有するとともに、日本における観劇サポートの現状と課題を振り返ります。
 2日目は、1日目において現状報告のあった字幕に加えて、TA-netの3年間の活動の総括として、
今後の取り組みの方向性について当事者、演劇関係者、文化政策研究者、中間支援それぞれの立場からパネルディスカッション方式でアクセシビリティの構築に向けた意見交換を行います。

 文化庁をはじめとする関係機関に向け観劇サポート支援システムの構築について、2020年東京オリパラとその後に向けて、
今後どのような方向性で進むべきか当事者、演劇人、支援者、そして演劇ファンの方々が一堂に会し、ともに考えていければと思います。ふるってご参加ください。

※当日参加も大歓迎ですが、準備の都合上、できるだけ事前にお申し込みください。
※日英通訳、手話通訳、UDトークによる文字支援、磁気ループの用意がございます。

〈日時〉
3月19日(日) 13:00−16:30 (開場 12:30)
1日目:『芝居に字幕は邪魔なのか?』〜字幕による観劇サポートセミナー
3月20日(月祝) 13:00−16:30 (開場 12:30)
2日目:『観劇環境のアクセシビリティの構築に向けて』〜国際シンポジウム

※19日、20日両日とも終了後、同会場にて約1時間の情報交換会あり

〈会場〉
セゾン文化財団 森下スタジオ (東京都江東区森下3-5-6)
都営新宿線、都営大江戸線「森下駅」A6出口徒歩5分
東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線「清澄白河駅」A2出口徒歩10分

〈参加費〉
無料

〈情報保障〉
日英通訳、日本手話通訳、UDトーク(文字情報)、磁気ループ

タイムスケジュール・パネリスト・お問い合わせ先等の詳細はこちらをご覧ください。
下記のURLから、ご予約もできます。
https://reserva.be/tanet1224/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=d4eJwzMrI0NQUAAxEBCA


【今後の理事会・定例会のお知らせ】

3月の定例会は「国際セミナー、シンポジウム要員説明会、簡易リハーサル」を行います。

日時:3月10日(金) 18:30-20:30
会場:東京都障害者福祉会館 C1
参加費:会員及び要員として参加される方は無料です。
    見学の非会員は参加費100円いただきます。
*手話通訳、UDトークによる文字支援あり。(予定)

お問い合わせは、TA-net事業推進部まで。
biz@ta-net.org

ご多忙中とは存じますが、シンポジウムに要員として参加される方はなるべくご出席くださいますようお願い申し上げます。



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 協力!TA-net
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TA-netは春風に乗っていろいろな方々とつながっていきます!

【TURNフェス2】
http://ta-net.org/event/557

『多様な人と出会い、つながる。さまざまな交流のかたちが集結!』

本日3月3日から3月5日まで開催されている「TURNフェス2」
TA-netが3月5日(日)に開催される「カンファレンス」にて、日本手話通訳・UDトークによる文字支援の協力をいたします!

カンファレンスでは、2年目を迎えたTURNの展開を振り返る年次報告とともに、「TURN」をとおして出会うこととなったさまざまな社会の状況を、ゲストとともに丁寧に掘り下げ、
さらに充実した展開へとつなげる機会とします。

日時:3月5日(日)14:00〜17:00 (開場13:30)
会場:東京都美術館 講堂
入場料:無料 ※事前申込不要
サポート:手話通訳、UDトークによる文字支援

「TURNフェス2」全体の詳細は下記のURLをご覧ください。
http://turn-project.com/program/1305


【チャコールモンキー「Leftover Circus」】
http://ta-net.org/event/505

いよいよ明日(3/4)から字幕サポートを実施いたします!
まだお席に余裕のある回もございます。皆さまのご予約をお待ちしています!

〈日時〉
3月4日(土) 14時30分の回(×)/19時30分の回(○)
3月5日(日) 11時の回(×)/15時の回(△)
○…予約可能、△…残り僅か、×…完売

※全9公演中、上記の4公演にて観劇サポートを実施します。

〈会場〉
劇場HOPE (東京都中野区中野3-22-8 B1)
JR中央・総武線/東京メトロ東西線「中野駅」南口徒歩5分

〈チケット料金〉
前売 3,500円
当日 3,800円
トリオ割 3枚で9,000円
学割 2,500円

〈観劇サポート〉*聴覚障害のお客様向け
・台本貸出
・筆談による受付対応
・ポータブル字幕(クローズドキャプション方式)

詳細は下記のURLをご覧ください。
チャコールモンキー
http://charcoalmonkey.com/chacomon/index.html

《チャコールモンキーさまより》
エンターテインメントパフォーマンス集団チャコールモンキーです!
今回我々が3月に上演します「Leftover Circus」はチャコールモンキーがパフォーマンス集団を名乗ってから初めての本公演となります。
おじいさんがおばあさんの最期を受け入れるまでをサーカスと絡めながら身体表現などを取り入れ様々なかたちで表現しています。
「演劇はだれでも平等に楽しんでほしい」という考えのもと我々はたくさんの方々にこの作品を楽しんでもらいたいと思い、今回は土日の公演に字幕サポートをつけることとなりました。
聴こえる人も聴こえない人も当たり前のように一緒に楽しめるように、鋭意準備中です。ぜひご来場ください。

* * *

TA-netのfacebookでは、チャコールモンキーさんの紹介動画や、ゲネプロで開催した「字幕付きモニター観劇会」の記事をアップしています。ぜひこちらもご覧ください!
https://www.facebook.com/tacc.net


【演劇実験室◎万有引力「身毒丸」】

「身毒丸」は、全日全席"満員御礼"となりました!
当日券、及び立見席は、販売の方向で現在準備中です。詳細が決まり次第、劇団公式サイトでお知らせするそうです。

〈日時〉
3月16日(木) 19:00の回
3月17日(金) 19:00の回
3月18日(土) 15:00の回
3月19日(日) 14:00の回
※全4公演にて観劇サポートを実施します(全席完売)。

〈会場〉
世田谷パブリックシアター (東京都世田谷区太子堂4-1-1)
東急田園都市線/東急世田谷線「三軒茶屋駅」徒歩すぐ

〈チケット料金〉全席指定
一般A席 5,500円
一般B席 3,500円
高校生以下(A席) 4,500円

〈観劇サポート〉*聴覚障害のお客様向け
・再構成台本貸出
・筆談による受付対応
・手話による事前説明会 (開演前にろう俳優による手話説明会を行います)
  16日・17日 河合祐三子さん
  18日・19日 數見陽子さん

詳細は下記のURLをご覧ください。
演劇実験室◎万有引力
https://banyuinryoku.wixsite.com/index

* * *

2015年1月の同公演にてご好評いただきました「手話による事前説明会」を全公演で開催いたします!
俳優や手話講師など多彩な活動をされている、ろうの河合祐三子さんと數見陽子さんによる手話説明会です。
満員御礼の会場で《手話による舞台説明会》という観劇サポートを多くの方に知っていただく絶好のチャンスだと思っています。「身毒丸」の世界をより深く楽しむことができますように!



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 活躍!TA-net
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お声が掛かればTA-netはどこへでも参上いたします!

【葛飾区手話サークル新小岩支部 廣川理事長講演】
2月8日(水) 13:00〜15:00 東京 葛飾区 @新小岩北地区センター
http://blog.canpan.info/ta-net/archive/356

2月8日、葛飾区手話サークル新小岩支部さまにお招きを受け、お話しをしてきました。
20名ほどと聞いていたのですが、当日は地元の聴覚障害者協会にも呼びかけられたそうで、10名ほどのろう者の方もおいでいただきました。
お世話してくださった方から、以下のような嬉しいコメントをいただきました。

"講演会好評でした!"
"知らないことが沢山有りました。"
"いただいたDVDで改めて学習します。"
"今回来られなかった聞こえない友人にも広めますね。社交辞令ではないですよ。"
"やはりネットで見るだけでなく、直接お話しをきくと身近に感じ、親しみが湧きます。"

実際に足を運び、顔を見てお話しすることの大切さを改めて感じました。
お招きいただいた葛飾区の皆様、ありがとうございました。


【豊島区登録手話通訳研修会 廣川理事長講演】
2月18日(土) 10:00〜12:00 東京 豊島区 @駒込福祉作業所 地下1階

2月18日(土)、豊島区登録手話通訳者連絡会さまより、研修会の一環としてお招きを受け、2時間、TA-netの取り組みについてお話をしました。
偶然とのことですが、この日の会場には、左右に引き幕があり、後ろには幕。
舞台のような空間を用意してくださいました!
登録通訳者の方々15名ほどがいらしてくださいましたが、他に、豊島区登録手話通訳派遣センターの理事3名の方(ろう者)が同席してくださいました。
英国の手話通訳養成に関心が高く、質問がありました。現地のろう者も積極的にかかわっていることをお伝えしました。
豊島区といえば、TA-netがお世話になっている「東京芸術劇場」「あうるすぽっと」がある区。
もっともっと、この劇場と、地元とのつながりが強化されますように、と願いながら締めくくりました。
最後に、連絡会さんからのコメントを紹介します。

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この度は、ご講演いただきありがとうございました。
廣川さんからは、イギリスでの経験から現在の聞こえない人の活動まで幅広くお話を伺うことができました。
聞こえない人の社会参加が、今までの福祉の分野のみならず、芸術・文化の分野に広がっている様子を知り、嬉しく思いました。その反面、通訳者としてその通訳を担うために更に学習しなければならないと感じました。
少しでもお力になれるよう、私たちも頑張りたいと、パワーをいただきました。
ありがとうございました。


【TPAM グループ・ミーティング】
2月15日(水) 11:20〜11:50(10:00-15:30) 神奈川 横浜市 @BankART Studio NYK 2F
『公共劇場と障害当事者団体による鑑賞支援への取り組み』
https://www.tpam.or.jp/2017/?program=group-meeting

TPAM 2017 (国際舞台芸術見本市) という舞台関係者のイベントが毎年2月に行われるのですが、そこで「グループミーティング」というプログラムがあります。
30分、時間を買って(!)、自分がアピールしたい情報を12人までの方に向けてプレゼンし、意見交換ができるというもの。
TA-netは2015、2016年に参加してきました。
今年は、劇場あうるすぽっとさんにお声がけいただき、「お出かけ支援講座」などについて話しました。
集まったのは4人ほどと少なかったのですが、うち一人(公立劇場)と終了後も話をするほど盛り上がりました。
このように少しずつでも広まっていけたらと思っています。


【Good Job! Exhibition 2016-2017】
2月24日(金)〜26日(日) 東京 渋谷区 @渋谷ヒカリエ
http://exhibition.goodjobproject.com/

TA-netが手話通訳協力をいたしました!

2月25日(土) @Hikarie カンファレンス Room D (11階)
18:30〜20:30  Good Job! セミナー(2)『これからのしごと・はたらき方を考える2時間』
http://exhibition.goodjobproject.com/event/#event20170225

2月26日(日) @8/COURT (8階)
14:00〜15:00 最終プレゼンテーション
16:00〜16:30 最終審査発表

「福祉」と「仕事」の新しい関係づくり・・障害のある一人ひとりの可能性に向きあうしごと、はたらきやすい環境、はたらきがいが生まれる仕組みを紹介するイベントで、
情報保障の大切さを認知していただける機会を作っていただき感謝です。
今後に繋がりますように。



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 注目!TA-net
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今回TA-netが注目したイベントはこちら!!!

【字幕付き よしもとお笑いライブin坂戸】
2月26日(日) 15:00/18:00 埼玉 坂戸市 @坂戸市文化会館
http://news.yoshimoto.co.jp/2017/02/entry67507.php

昨年の6月の「桂文枝 落語会」を皮切りに、「吉本新喜劇 THE舶来寄席」など《字幕付き》公演を積極的に行ってきたよしもとクリエイティブ・エージェンシーさま。
今回は、(社福)埼玉聴覚障害者福祉会後援会との新たな取り組みとして、聴覚障害の方に楽しんでいただけるように、バラエティあふれる出演者によるネタはもちろん、字幕にも工夫をこらした演出が披露されました。

東京大手町にある、聴覚障がい専門の就労移行支援事業所「いそひと」さまより、実際に公演を鑑賞したご感想の掲載許可をいただきましたのでご紹介いたします!

* * *

 本日、坂戸市文化会館で「字幕付き吉本ライブin坂戸!」を見てまいりました。
字幕がどう出るか気になっていましたが、可能性を感じるものになっていて充分楽しめました♪
演者の後ろにスクリーンがあり、マンガの吹き出しのように発話者のヨコにセリフが出てきます。
あらかじめネタとして話す部分はタイミングよく出すのに対し、アドリブで話したことは、遠隔で字幕化してスクリーン下部から表示する、という方法で対応していました。
 アドリブはまだ時間差があるし、子どももいるので字幕にルビをふってもいいかな、など改善の余地はあるものの、
字幕のフォントを変えたり、マンガの効果線みたいなフレームをスクリーンに重ねて表示するなどスクリーンを上手に活用しており、今後期待できる仕組みだと思いました。

聴覚障がい専門の就労移行支援事業所「いそひと」
公式サイト http://www.isohito.jp/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/isohito51/

* * *

聴覚障がい者のコミュニケーションの悩みや、就労の支援を行っている「いそひと」さま。
この度はご感想の掲載に際しまして、私どもの突然のお願いを快く受け入れてくださり、誠にありがとうございました。
公式サイトのブログやfacebookでは"聞こえ"に関する情報がたくさん掲載されており、大変読み応えのある内容ですよ。皆さま、ぜひ訪ねてみてくださいね!



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 報告!TA-net
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【静岡芸術劇場(SPAC)の視察報告】
2月4日(土) 15:00〜 静岡 静岡市 @静岡芸術劇場(SPAC)
http://spac.or.jp/

(理事長・廣川麻子さん)
この度、演劇関係者の間では名高い公共劇場の1つである静岡芸術劇場(SPAC)を訪問。
去年12月のあうるすぽっと劇場における「おでかけ支援講座」を受講されたSPACの担当者の方からお誘いを受けて2月4日に訪問しました。
宮城聰さんが芸術総監督をつとめていらっしゃるSPACさんは、広々としたロビーにカフェに客席!
東静岡駅前、なので品川駅からわずか1時間でした。
今回のやり取りは手話通訳ではなく、UDトークを活用してみました。
そして、おでかけ支援講座の受講の成果をいかし、以下の取り組みをしてくださいました。
・台本を事前に送付
・会場の各地で文字情報による案内掲示
・席を英語字幕の近くに
「冬物語」では英語字幕を常設しています。ので、英語さえわかれば楽しめるのですが、廣川はあいにくと英語は不得手。
台本を暗がりの中で読みつつの観劇でした。
でも日本語字幕を付けられる可能性がありそう・・ということで、今後に期待。
・イベントにおける文字支援
SPACさんでは、観劇の前後にさまざまなイベントを行っています。
観劇前は、作品への期待を膨らませるための、俳優によるトーク。こちらは原稿があるということで、事前にプリントにしていただきました。
壮麗な富士山をバックに俳優さんが情感たっぷりにお話しするのを楽しみました。
公演後はアフタートーク(小野寺修二さんと宮城聰SPAC芸術総監督の豪華版!)、感動を深める企画「ワールドカフェ」に参加。
どちらもUDトークを付けての参加でしたが、皆さん滑舌がよく、スムーズに表示。さすが演劇人です。
ワールドカフェはお題をもらって4人ずつで話し合うというもの。あらたな発見があったりして新鮮な体験でした。

最後に宮城聡芸術総監督にご挨拶して、今後の支援をお願いしました。
前向きな対応をしてくださった関係者の皆様、ありがとうございました!
SPACの尾形さまよりコメントをいただきましたので紹介します。
−−−−−−−−

この度の経験は私たちにとって、とてもよいきっかけとなりました。
UDトークをはじめとしたツールについても、勉強になりました。
特に「ワールドカフェ」では、同じテーブルの参加者にUDトークを使っていただき、
相手の意見を聞きながら対話を深めるという「ワールドカフェ」にふさわしい体験となりました。
今後に活かし、より多くの方に演劇を楽しんでいただけるよう努めます。

シェイクスピアの『冬物語』
http://spac.or.jp/winter_2017.html


【「パラリンピックとアーツ」第9回会合「障がい者の舞台芸術表現・鑑賞に関する実態調査」報告】
2月23日(木) 10:30〜12:00 東京 赤坂 @日本財団ビル
http://para.tokyo/2017/02/post-20.html

(賛助会員・高内利枝さん)
パラリンピック研究会の「パラリンピックとアーツ」スタディグループの第9回会合に出席しました。
今回は、同研究会が大阪の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)と共同でプロジェクトチームを組織して行った、表題の調査についての報告会でした。

調査概要は、障害当事者(個人)、福祉施設、実演団体、劇場・文化施設の4つのカテゴリーについて、
それぞれ舞台芸術に関する活動実態、ニーズや課題、活動成果等を問うアンケート調査を行い、集計・分析するというもの。調査結果から明らかになった課題は、
(1)劇場・文化施設が、障害者のニーズを把握することが最優先課題で、情報発信も重要
(2)見えにくい障害への対応も進めるべき
(3)リーダー育成のため協働を進める必要性、ということでした。

質疑応答ではTA-net廣川理事長も発言、
(1)報告書からは、字幕を必要とする障害者の割合が少ないように見えるが、聴覚障害者ならほぼ100%必要と言うはず、多様な障害に合わせたサポートが求められており、統計の数字の扱いには注意が必要
(2)障害者が意見しても聞き入れられないことも多く、意識や体制の改革が必要
(3)障害者アーティストへもギャラはきちんと支払われるべき、という点を指摘しました。

ギャラ問題からは、障害者が参加すればOKというのではなく、アーティストとしてのキャリアや芸術レベルの高さに重点を置いていくべき、という議論にもつながりました。
その他、劇場・文化施設のうち、補助犬を同伴できるのは約8割という結果でしたが、これに対して全国公立文化施設協会の間瀬氏は
「2割近くの施設で同伴できないというのは問題だ」と、100%を目指す姿勢を示されました。とても心強く思うとともに、私たちも問題解決にポジティブに取り組む必要があると感じました。
今回挙げられた課題について、改善のため具体的施策・方策がとられるか、調査を継続していくべきではないか、という意見もありましたが、
それは行政や民間シンクタンク等が予算も確保して担って行くことが望ましいとの要望も出て、会は終了しました。

この調査報告書のダイジェスト版および詳細アンケート結果等は、パラリンピック研究会のホームページ(上記のURL)で見ることができます。
今後の取り組みについてのアイディアがたくさん詰まっています、皆さんもぜひご一読ください。



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 編集後記
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このお仕事を引き受けるようになって、言葉を調べることが増えました。

改めて「弥生」という言葉を調べて見たら、"弥"いよいよ、"生"生い茂る、という意味なんですね。

暖かな陽光を浴びて草木が"いよいよ生い茂る"月・・日本語って美しいなぁ。。


TA-netは、3月に入り観劇サポートが2件、うち1件は "いよいよ" 明日(3/4)からの実施となります。

そして2016年度の総決算「TA-netシンポジウム」も "いよいよ" 2週間後となりました。

"いよいよ" 春本番!

「弥生」の言葉どおり、TA-netの活動の枝葉もぐんぐん伸びていきますように。


***

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