健康・家庭の医学

健康長寿の知恵袋 〜健康で長生きのための実践栄養学〜

今の日本は平均寿命と健康寿命には約10年位の開きがあり、人生の最後の10年間は介護期間です。
そこで、健康寿命延伸対策に必要な骨粗鬆症、生活習慣病、ガン予防のための食事・栄養療法について今まで大学や一般向けのセミナーで話してきた内容について書いていきます

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【週刊】健康長寿の知恵袋 骨粗鬆症の病態 【通巻7号】

2013/03/28


骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2011の発表によると、わが国においては、
人口の急速な高齢化に伴い骨粗鬆症の患者が年々増加しつつあり、
その数は1300万人と推測されています。

では、骨粗鬆症って、どんな病気なのかみていきましょう。

骨は新陳代謝を繰り返しており、新しいものと古いものが常に入れ替わって
います。骨を作る働きと骨を壊す働きのバランスが崩れて壊す働きに偏ってしまう
状態が長く続くと、骨がスカスカになってしまいます。これが骨粗鬆症です。

骨粗鬆症が進行すると、わずかな力が外から加わるだけで、背骨や太ももの
付け根や手首や肩などが折れやすくなり、1度骨を折ってしまうとなかなか元に
戻りにくくなります。特にお年寄りの方だと、ふとももの付け根を骨折すると、
そのまま寝たきりになるなど、普段の生活が出来なくなってしまう場合があります。

主な症状は、腰背痛、脊椎(圧迫)骨折、大腿部頸部骨折ですが、初期の段階では
自覚症状に乏しいため、症状が出たときにはすでに進行しているケースが多く、
そのため骨粗鬆症では治療よりも、予防をすることが重要になってきます。
実際、骨粗鬆症の患者の3割程度の方しか実際に治療を受けていないという
データもあります。

骨粗鬆症の主な原因は加齢です。骨粗しょう症は特に女性に多く見られ、
65歳以上の女性の2人に1人は骨粗鬆症にかかる恐れがあるといわれています。

なぜ骨粗鬆症は女性に多いのかというと、それは女性ホルモンの一種である
エストロゲンの影響です。エストロゲンには骨が壊れるスピードを遅くする
働きがあるのですが、閉経後の女性はこのホルモンが大幅に減ってしまうため、
特に骨がもろくなりやすくなります。

最も有効な予防法は若年期に最大骨量を高めておくことだと言われています

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創刊日:2013-02-15  
最終発行日:  
発行周期:週刊  
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