雑学

That's 雑学[再配信]

2002.01.15〜2012.12.27まで、携帯キャリアで配信してきた一見どーでもいいような、しかし酒の席での会話には確実に【お役立ち】の3,936個ものネタを再配信。

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2019(平成31)年02月19日(火) That’s 雑学 再配信 No.2029

2019/02/19





『ビールの大瓶はなぜ633ml!?』



ガブガブ飲むばっかりでは気づかないが、どのビール会社大瓶でもラベル633ml表示がある。

注射液アンプルならともかく、ビールの大瓶は容量多いわりには、いやに細かい端数がついている。



これには次のような歴史があるからだ。



ビールは幕末開国契機として日本へ渡ってきた、いわゆる舶来品

それまでまったく知られていなかった嗜好品だから、作ったビールを国内拡売するには時間がかかる

それには、変わらない日持ちのするビールでなければならないからパストリゼーションする必要があった。

つまり、発酵に使ったビール酵母加熱してその活動止めなければならず、
結局それをガラス瓶詰めて行ったのである。

日本で瓶詰ビールが古くから普及したのは、以上の背景からである。



ところがそのガラス瓶を作る技術難しく均質がなかなか出来にくかった。

昭和18戦時統制下のビール業界は、大日本麦酒麒麟麦酒の2統合され、
ビール大瓶の容量は、各社および工場別に以下のような状態であった。



[大日本麦酒]

目黒川口吾妻橋札幌名古屋半田工場=3.51(633.186ml)

吹田門司工場=3.57合(643.992ml)

西宮工場=3.55合(640.384ml)

博多工場=3.54合(638.580ml)



[麒麟麦酒]

仙台横浜・神崎(尼崎)・広島工場=3.56合(642.188ml)



一方戦時下酒税毎年増徴され、それまで造石税であったのが、
昭和15年からビールは全て庫出税に変わったのである。

つまり、前者は売れようが売れまいがそれに関係なく、仕込みの容量で課税されたのが、
後者製品倉庫を出た時点で課税されることになったのである。

その結果容器の入味容量統一する必要生じ
先に述べた各社の瓶のうち、一番容量の少なかった瓶(3.51合)に統一されたわけである。



これをm法換算すると633mlに相当する。

小瓶(334ml)も同様な歴史をもっていると推察されるが、
中瓶は昭和32タカラビール発売契機として出来た関係上、容量は500mlとすっきりしている。



今日は何の日



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創刊日:2012-12-26  
最終発行日:  
発行周期:平日のみ  
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