語学・言語学

文章力が身に付くメモ

文章が簡単に上手くなるちょっとしたTips集

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文章力が身に付くメモ_第10回

2012/10/05

■一つの述語でまとめる

例文:あの人はギターを弾くし、ピアノも弾くし、バイオリンも弾く。
改善案:あの人はギターも、ピアノも、バイオリンも弾く。

改善案のポイントは共通項をまとめてスッキリさせる、です。
ギターもピアノもバイオリンも楽器であり、動詞はいずれも「弾く」です。このように共通の動詞を用いる名詞(目的語)が並んだ場合、一つの動詞ですべてを受け止められます。
次の例も同じです。

例文:彼は英語を話すし、フランス語もしゃべるし、ドイツ語も会話ができる。
改善案:彼は英語もフランス語もドイツ語も話す。

「話す」「しゃべる」「会話ができる」は同じ内容なので、どれか一つで間に合います。では、次の場合はどうでしょう。異なった分野の名詞(と動詞)が並ぶときです。

例文:彼は英語が話せるし、ピアノも弾ける。

「話せる」と「弾ける」では、まったく中身が違います。これはちょっと高等なテクニックが必要かもしれませんが、述語をうまく選べば一つにできるのです。

- 彼は英語もピアノもたしなむ
- 彼は英語もピアノもできる
- 彼は英語とピアノに堪能だ

例文の述語が「話せる」「弾ける」という可能動詞(可能の意味だけを表す動詞)になっています。彼にそうした能力が備わっていることを表す文なので、「たしなむ」「できる」「堪能だ」という能力を表す述語に置き換えたのです。
さらに、彼の"できる"程度によって、この三つを使い分ければよいのです。

逆に「できない」場合はどうでしょう。実に簡単です。名詞を並べて最後に「できない」とまとめればよいのです。「彼は英語もピアノもスポーツもできない」というふうに。

例文では「話せる」「弾ける」という可能動詞に注目し、"能力がある"という共通面でくくりましたが、それ以外にも、取り上げる複数の事柄の間に何らかの共通面があれば、その共通面をうまく表す述語でくくれます。
たとえば「彼とは話しが通じたし、心も理解し合えた」は「彼とは話しも心も通じた」とまとめられます。
このように、共通面をうまくつかみ出すことが、ポイントなのです。




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創刊日:2012-09-19  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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