法律

内容証明&公正証書のココだけの話

私は、労働トラブルや離婚問題、債務整理事件、消費者トラブル、各種の慰謝
料請求事件等を専門にしている行政書士です。
青空を見上げて、きれいだなぁと思える心の余裕、そんなゆったりとした日々
を皆さんが取り戻せるため、内容証明&公正証書を用いてあなたのココロの重
荷を少しでも軽くできるよう立ち上がりました。

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▼第5号 告訴状と被害届

2012/04/14

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1.告訴状と被害届
 
告訴とは、犯罪によって被害を受けた者が、訴えようとする相手がどのような
犯罪を犯したのか、その犯罪事実と相手の処罰を要求する意志表示を、警察や
検察庁に申し出ることを指します。
被害届とは、犯罪による被害があったことを警察等に通知することをいい、犯
人の訴追・処罰を求める意思の有無を問いません。


告訴と被害届の違いについて
告訴は、犯罪の被害者その他法律上特に権限を与えられた者が、警察や検察庁
に犯罪事実を申告し犯人の処罰を求める意思表示を意味しますが「被害届」は
処罰を求める意思表示を含まないと言われます。 
告訴でも親告罪の場合は、必ず告訴されないと裁判にかけられないという特徴
があります。
従って親告罪の場合は告訴しないと刑事事件の責任追及はできなくなります。  


告発と告訴の違いについて 
告発は、上記の通り告訴権者及び犯人以外の者が捜査機関に対して犯罪事実を
申告し、犯人の訴追を求める意思表示を指します。 
一方、告訴は、その被害者、被害者の法定代理人、一定の場合には被害者の親
族、被害者死亡の時は配偶者・直系親族・兄弟姉妹となります。 
但し、誰かを陥れようとして虚偽内容の告訴・告発をすると虚偽告訴(告発)
罪の構成要件に該当する可能性もありますから充分な注意が必要です。 


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2.告訴状と被害届についての相談事例

ケース1
被害届が警察に提出されました。どうすれば取り下げてもらうことができるの
でしょうか?

被害届が提出されると、警察は捜査を開始します。
もしご自身が罪を犯したことに間違いなければ、いますぐ誠実に謝罪して弁償
をし、示談をすることで被害届が取り下げられる可能性があります。
身に覚えがなければ、その旨の書類を作成し、相手に誤解があるような場合は
誤解を解いてもらい、被害届を取り下げてもらうようにしていきます。


ケース2
検察官が不起訴処分にしました。全く納得がいきません。
 
まず、一度検察官に直接面接してみてください。不起訴処分の理由を説明して
くれることが多いです。
次に、検察審査会に不起訴処分の当否の審査を申立をします。
審査申立書に記入して事務局に提出してください。
審査会は不起訴相当、起訴相当、不起訴不当の議決をして、告訴人に通知して
くれます。
もっとも、検察官は検察審査会の議決には拘束されません。
最後に上級検察庁の長に対して不服申立てをすることになります。


ケース3
逮捕されてから判決までの時間について教えてください。

比較的簡明な事件は、起訴されず不起訴や略式命令で終わる場合もあります。
そういう場合は、逮捕されてから最大23日間となります。
起訴されてからは、判決まで1、2か月程度かかります。
事件の内容によってはこれ以上かかる場合もあります。
事案に争いのある事件の場合は相当長期間(事件によっては数年間)になること
もあります。


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3.内容証明&公正証書のココだけの話からのアドバイス

告訴・告発する場合のアドバイス
よく、警察へ相談に行ったが門前払い同然の扱いを受けた、被害届けの受理が
できない等で、くやしい思いをした人もいらっしゃると思います。
こういったことは証拠が法的に見て、法律上で通用するだけの証拠では無いと
判断されてしまい、証拠不十分となってしまったということなのです。

告訴・告発する場合の注意としては、告訴・告発を説明できる証拠を保管してい
る事が最低条件です。
事案によっては、証拠収集がなかなか難しい場合もあります。
そのため、ご自身で手書きで日記等を付けたり電話や対話の時に、ICレコーダ
ー、ウォークマン等で録音して対策を整えてください。
また、日頃から警察と密に連絡をとっておいてください。

もし、何も悪いことをしていないのに刑事処分を受けさせる目的で虚偽の事実
を申告して告訴・告発すれば、上に述べたように、告訴・告発した者の行為が虚
偽告訴等の罪となり、三月以上十年以下の懲役として処罰されることがありま
すのでご注意下さい。


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5.編集後記

最後までお読みいただき、ありがとうございました★
これから内容証明&公正証書のココだけの話では、ご利用いただいている皆さ
んに役立つ情報を提供できればと思っています。

ご感想・ご意見は、お気軽にご連絡くださいね♪
では、また来週お会いしましょう!!


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創刊日:2012-03-08  
最終発行日:  
発行周期:ほぼ週末刊  
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