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地方公務員の為の週刊「行政情報化推進ニュース」

 「地方分権」の実現の手段は、「情報公開」と「地方行政情報化」です。そんなニュースマガジンをお送りいたします。
 最近は「人工知能(AI)」と地方自治体&電子自治体関連の話題が多いです。


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週刊「行政情報化推進ニュース」melmano777

2018/05/22

=== Weekly Gyousei Jouhouka News =================

                    週刊「行政情報化推進ニュース」
                       2018/05/21(no777号)

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 5月21日は、24節気の「小満」です。この日から「芒種」の前日までの期
間も小満と言うそうです。万物が次第に成長して一定の大きさに達して来るこ
ろ。麦畑が緑黄色に色づき始める。

 以下は、下記RPA(業務自動化による生産性向上)より抜粋・編集しました。
◎RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin02_04000043.html

(前回より)
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〇RPAとは
「ユーザーインタフェース上の操作を認識する技術とワークフローの実行を組
み合わせることで、人間が各種アプリケーション上で実行する『手作業』を模
倣し、各種アプリケーションを介して、システム間で構造化データを自動的に
移動・入力するよう設計されたソフトウエアの総称」
・RPAの対象業務
 「IT業務」が最も多く、「顧客管理」「生産管理」「財務・会計」「人事・
給与・福利厚生」がそれに続く。
・RPAソリューションを提供するベンダー
1.専業ベンダーにはAutomation AnywhereやBluePrism、UiPath、RPAテク
ノロジーズ(BizRobo!)などがある。
2.非専業ベンダーでは、コールセンターソリューションを提供してきたNiceや
ビジネスプロセスマネジメントソリューションを提供してきたPegasystems、
NTTアドバンスドテクノロジ(WinActor)などがあり、
3.IT/BPOサービスプロバイダーでは、TechMahindraやWiproが挙げられる。

・RPAの基本機能
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 |  部分自動化      ||  完全自動化     | |監|
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |視|
 |       実行エージェント(ロボット)      | |/|
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |管|
 |        ワークフロー・エンジン        | |理|
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 |      レコーディング/デザイン・ツール         |
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 |          コネクティビティ             |
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ワークフローエンジン:
 あらかじめ定義したワークフローを解釈し、実行エージェントに指示するエ
ンジン。
・実行エージェント:
 ワークフローエンジンから受けた指示を実行するエンジンで、狭義のソフト
ウェアロボットに該当する。
・レコーディング/デザインツール:
 手作業での操作を記録するレコーディングツール、あるいはスクラッチから
自動化する操作を定義するためのデザインツール。
 カスタム開発を好む場合は自由度の高い後者、そうでない場合は前者を使う。
 この3機能を組み合わせて、企業は「完全自動化」か「部分自動化」のどち
らかを実現している。完全自動化はプロセスの最初から最後までを一切の手作
業を介さずに実行するもの。部分自動化はプロセスの途中に人間の介入を排除
できないタスクで、人間が行う作業の品質や効率を高める支援機能を提供する
もので、完全自動化との組み合わせも可能だ。
・「コネクティビティ」は、アプリケーション連携のためのAPI
(Application Programming Interface)やコマンドなどが該当する。
将来、今以上に複雑なプロセスを自動化する際に、多種多様な業務アプリケー
ションを連携させることが不可欠になってくる。
 自動化の適用範囲を広げる際には、
・「監視と管理」による一元管理がITガバナンスの側面から見て望ましい。
各ベンダーのソリューションは、「コネクティビティ」「監視と管理」を製品
アーキテクチャーに備えているかどうかで差がつく格好だ。
〇現時点のRPAはAIとは別物
 現在、数多くの分野でAIや機械学習が注目を集めているが、RPAとの関
係を理解しておくべき。
            RPA       (注)AI
 ルール・ベース ーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーー
  ルーティン  |  RPA   |  |        |
  予測可能   |        |  |        |
    ^    | 手作業を   |  |        |
    |    | 完全自動化  |  |        |
    |    |        |  |        |
 ーーーーーーー |        |  |        |
 |プロセス/| ーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーー
 | タスク | ーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーー
 ーーーーーーー | 人間+RPA |  |        |
    |    |        |  |        |
    |    | 人間を支援する|  |        |
    V    | 部分自動化  |  |        |
  利用ベース  |        |  |        |
 動的/アドホック|        |  |        |
  予測不可能  ーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーー

       構造化/確定/低速 ← データ → 非構造化/曖昧/高速

 ルールに基づいて予測可能なルーティン業務を処理するのが「完全自動化」
であり(図の上)、予測不可能な動的/アドホックな業務で判断を下し、処理
をするのが「部分自動化」である(同下)。
 RPAが処理できるのは現時点では構造化されたデータだけであるというこ
と。音声や文書のような非構造化データを処理するAIとは別モノと考えるべ
き。
 いずれAIが新しいワークフローを自動生成できるようになれば、人間の判
断が介在する複雑なプロセスでも自動化が可能になるだろう。現在は、このよ
うな実用に足るワークフローの自動生成機能を持つ製品の存在が確認できてい
ないので、右側の2象限を空白としている。
(注)AIとは
○5種類の人工知能
1.「言語」を扱うAI     クラス2
2.「画像」を扱うAI      〃
3.「音声」を扱うAI      〃
4.「制御」を扱うAI
5.「最適化や推論」を扱うAI クラス3
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
(以上)


◎RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin02_04000043.html

 テレワークの推進をはじめとするワークスタイルの柔軟化による人材の確保
や、ICTの高度活用による業務効率改善といったものがあげられる。従来よ
りも少ない人数で生産力を高めるための手段として、現在、RPA
(Robotics Process Automation)が注目を集めている。
 2017年の調査によると、国内では14.1%の企業が導入済み、 6.3%が導入中、
19.1%が導入を検討中でした。市場規模は2017年度が31億円、2021年度には
100億円規模になると予測されている。

・具体的な適用業務
 帳簿入力や伝票作成、ダイレクトメールの発送業務、経費チェック、顧客デ
ータの管理、ERP、SFA(営業支援システム)へのデータ入力、定期的な
情報収集など、主に事務職の人たちが携わる定型業務があげられる。

〇RPAの三段階の自動化レベル
 現在のRPAの多くは「クラス1」というレベルで定型業務に対応していま
す。次期レベルの「クラス2」は、AIと連携して非定型業務でも一部は自動
化されます。「クラス3」は、より高度なAIと連携することで、業務プロセ
スの分析や改善だけでなく意思決定までを自動化できます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|クラス                主な業務範囲      |
| ・具体的な作業範囲や利用技術                  |
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
|クラス1RPA        定型業務の自動化      |
|(Robotic Process Automation)                  | RPA
|                                 |
| ・情報取得や入力作業、検証作業などの定型的な作業        |
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
|クラス2EPA            一部非定型業務の自動化   |
|(Enhanced Process Automation)                  |
|                                 |
| ・RPAとAIの技術を用いることにより非定型作業の自動化     | AI
| 自然言語解析、画像解析、音声解析、マシーンラーニングの技術の搭載|
| 非構造化データの読み取りや、知識ベースの活用も可能       |
|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
|クラス3CA             高度な自律化        |
|(Cognitive Automation)                     |
|                                 | AI
| ・プロセスの分析や改善、意思決定までを自ら自動化するとともに、意|
|思決定ディープラーニングや自然言語処理              |
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・今後の展望
 RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはよ
り高度な作業を人間に代替して実施できるルールエンジンやAI、機械学習等
を含む認知技術を活用した業務を代行するツールになりつつある。人間の補完
として業務を遂行することから、仮想知的労働者(Digital Labor)として、
2025年までに事務的業務の1/3の仕事がRPAに置き換わるインパクトがあ
るともいわれている。





                     平成30年05月13日 記
                   

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           <行政情報化ニュース>

◎『今日のニュース」

1.政府・国関連サイト
 ・RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)
  http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin02_04000043.html
 ・「法人設立ワンストップ」19年度導入 ネットで一括 起業を後押し 政府、マイナンバーも活用 (日経 18/05/14)
  https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30294280Q8A510C1TCJ000/

2.県・市町村及び関係団体関連サイト
 ・子育ての質問にHPで自動回答 神戸市が新システム(産経 18/05/16)
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00000030-san-l28
 ・佐賀市が「AI職員」導入へ 国保・国民年金の質問に答える「ここねちゃん」 /佐賀(佐賀 18/05/15)
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00000007-minkei-l41

3.海外及び情報・通信関連サイト
 ・

4.その他・マスコミ
 ・


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◎セミナーのご案内

〇電子自治体推進パートナーズ戦略セミナー第8期 第1回(通算71回)
 http://cloud.chiikikagaku-k.co.jp/kouza/2018/kouza8-1.html
 マイナンバー制度―住民サービス拡大・向上への取組み
 〜拡がるカード利活用分野―医療・健康、公共交通、窓口申請、選挙、図書館等への展開〜
◆ カード利活用への挑戦―姫路市・前橋市・三条市と民間事業者の方法と事例 
◆制度見直し期―見直しの方向、実現ロードマップと住民の恩恵増大・QOL向上
[日時]  2018年5月30日(水) 10:00〜17:00
[会場]  内田洋行 東京ユビキタス協創広場 CANVAS
      https://www.uchida.co.jp/company/showroom/canvas/tokyo/index.html
[参加費] http://cloud.chiikikagaku-k.co.jp/kouza/2018/kouza8-moushikomi.html#sankahi
[お申込] http://cloud.chiikikagaku-k.co.jp/kouza/2018/kouza8-moushikomi.html#sankahi
     
講義内容
1.10:00〜11:15 
 マイナンバー制度見直しに向けて―あるべき姿と実現へのロードマップ
  株式会社富士通総研経済研究所 主席研究員
  電子自治体推進パートナーズ副会長  榎並 利博 氏
 1.マイナンバー制度の意義と目的
 2.マイナンバー制度の現状と拡大計画(医療・戸籍)
 3.マイナンバー制度を検証する:マスコミの姿勢と自治体における効果
 4.見直しに向けて:国家基盤の整備(戸籍・不動産登記)
 5.見直しに向けて:税・社会保障における新たな制度構築
 6.マイナンバー展開の考え方と実現へのロードマップ  
2.11:25〜12:30 
 〔兵庫・姫路市〕マイナンバーカード利活用による住民のQOL向上
  〜図書館・申請書自動作成、高齢者バス優待乗車実証を通じて〜
  姫路市総務局情報政策室情報政策担当課長補佐  原 秀樹 氏
 1.カードの仕組みと活用したAP
 2.JPKI-APと地方認証プラットフォーム
 3.券面事項入力補助AP
 4.高齢者バス優待乗車実証から分かったこと
 5.本来の活用とさらなる発展性  
3.13:25〜14:30 
 〔群馬・前橋市〕マイナンバーカードを活用した住民サービスの向上と地域
         経済の活性化
   〜医療健康・公共交通分野での活用、地域経済応援ポイント制度の導入〜
  前橋市政策部情報政策担当部長  大野 誠司 氏
 1.医療健康分野―母子健康情報サービス・画像連携サービス
 2.公共交通分野―マイタク(高齢者・移動困難者へのタクシー運賃補助制度)
         のマイナンバーカード化
 3.前橋ポイント
 4.普及に向けた取組み 
4.14:40〜15:45 
〔新潟・三条市〕マイナンバーカードによる独自サービスの拡大
         〜住民がICTの恩恵をいち早く受けられるために〜
  三条市総務部情報管理課長  山澤 浩幸 氏
 1.三条市のICTの取組み
 2.窓口支援等の独自サービス
 3.新たな独自サービス
 ・期日前投票の宣誓書記載の省略
 ・ぴったりサービスの拡大
 ・小中学校及び保育所の出退勤管理
 4.普及に向けた取組み
5.15:55〜17:00 
 民間事業者がマイナンバーカードを活用する
 株式会社TKC 行政システム研究センター 
        デジタル・ガバメント対応推進室  松下 邦彦 氏
 1.マイナンバーカードの仕組み
 2.マイナンバーカードの利用方法
 3.マイナンバーカードの活用事例
  ・ログイン認証 ・券面情報の活用 ・入退室管理 ・簡易電子申請サイト
 4.課題と展望 
以上

〇電子自治体推進パートナーズ戦略セミナー第8期 第2回(通算72回)
 http://cloud.chiikikagaku-k.co.jp/kouza/2018/kouza8-2.html

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◎NPO法人 市民と電子自治体ネットワーク 会員募集のご案内

○特定非営利活動法人 市民と電子自治体ネットワーク
  https://www.facebook.com/特定非営利活動法人市民と電子自治体ネットワーク-352663811757602/
○「特定非営利活動法人 市民と電子自治体ネットワーク」入会のご案内
  会員申込み(正会員・賛助会員(個人・法人)・ネット会員)
https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P93566221

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