歴史・地理

7年戦争を速報風味かな、これ

フリードリヒ大王の七年戦争を
速報風にお伝えしてきます。

調べながら考えながら楽しみながら、
送信させていただきます。

現在は七年戦争4年目の1759年を
扱っています。

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第197回 Battle of Minden(7)

2013/01/15

こんばんは、発行人です。

午前8時半から9時半頃までの展開です。


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【H連合歩兵の反撃】
 8月1日午前8時半頃、フランス騎兵第1列の騎兵突撃を
 10mほどまで引きつけてから、Spoercken指揮下の歩兵は
 一斉射撃を行った。
 フランス騎兵の多くは動きが止まったが、一部が
 イギリス第12歩兵連隊への突撃に成功し、
 2個中隊と連隊付きの砲兵を撃退したが、
 イギリス歩兵に銃剣で反撃され、撤退した。
 フランス騎兵第1列は撤退した。
 Spoercken指揮下の歩兵は再び前進を始めた。

 
【H連合右翼騎兵、動かず】
 フランス騎兵第1列が撤退し始めたのを見たFerdinandは
 H連合右翼騎兵を率いるSackvilleに突撃を指示した。
 H連合右翼騎兵は少し前進したが、すぐに止まった。

 再びFerdinandは副官をSackvilleに送ったが、
 Sackvilleは軍を動かさなかった。


【フランス軍の対応】
 中央に到着したContadesは右翼歩兵を率いるBeaupreauに
 Touraine旅団と一部の砲兵で中央右の前にあるいくつかの建物と
 その周辺を占拠する事を指示した。中央のフランス騎兵の支援
 を考えていたもよう。だが、展開には時間がかかりそうな気配。

 さらに左翼歩兵と一部の砲兵には孤立したSpoercken指揮下の
 イギリスとHanoverの歩兵に攻撃を加えるよう指示をした。
 これに対して、FerdinandはBraun指揮下の砲兵に
 これらの部隊へ砲撃させ、ほぼ動きを止めた。
 
 フランス騎兵第2列の22騎兵大隊がSpoercken指揮下の歩兵に
 騎兵突撃を行った。


【H連合歩兵の粘り】
 フランス騎兵第2列の攻撃に揺らいだSpoercken指揮下の歩兵
 だったが、すぐに持ち直し、フランス騎兵を撃退した。
 近距離での一斉射撃が再び威力を発揮したもよう。
 フランス騎兵の一部には第1列のWaldegrave旅団を突き抜けて、
 第2列まで到達した者もいたが、Kingsley旅団歩兵の
 一斉射撃によって撃退された。


【その他のH連合歩兵の動きとフランス軍の対応】
 中央右第1列のScheele旅団と中央左第1列のToll旅団の一部が
 Spoercken指揮下の歩兵を支援する為に動き出したところ、
 フランス軍騎兵の左に配置された左翼第2列のSaxony歩兵は
 これらの軍を攻撃し、一時的に撃退したが、
 すぐに立て直したScheele旅団に撃退された。
 フランス軍左翼第1列のConde旅団とAquitaine旅団を
 率いたMaugironがSaxony歩兵の支援に向かったが、
 撃退された。


【それでも動かないSackville】
 FerdinandはSackvilleに右翼騎兵を動かすように
 指示したが、H連合軍右翼騎兵は動かなかった。
 
 Poyanne率いるフランス騎兵第3列(予備)が
 Spoercken指揮下の歩兵に向けて動き出した。
 この騎兵はSpoercken指揮下の第1列を撃退し、
 さらに前進していったが、第2列の一斉射撃によって、
 撤退を余儀なくされた。

 FerdinandはSackvilleに4度目の指示を送ったが、
 H連合軍右翼騎兵は動かなかった。

 5度目の指示は右翼騎兵第2列を率いるGranbyに送った。
 右翼騎兵第2列は動き出しそうであったが、
 Sackvilleはそれを止め、Ferdinandの所まで直接問いただし
 にいったもよう。


【フランス騎兵の最後の突撃】
 第1列の攻撃に加わっていなかったVogueが指揮する
 General旅団(9騎兵大隊)はフランス中央の最右翼で
 予備として控える形となっていたが、
 FitzJamesはその部隊にSpoercken指揮下の歩兵に対する
 4度目の突撃を行わせた。
 H連合軍左翼騎兵の第2列のUrff率いる騎兵旅団が
 その側面を攻撃し、撃退した。


【H連合軍左翼では】
 両軍の中央での決着がつく内に、
 Ferdinand左翼とWangenheim軍が連携を取れる形となり、
 両者の砲兵がフランス軍右翼の砲兵を沈黙させた。
 さらに、砲撃によって、
 Broglie軍の一部でWangenheim軍右に展開していた
 Grenadiers de FranceとWaldner旅団に
 大損害を与えた。

 その後、Ferdinand左翼とWangenheim軍の騎兵は
 攻勢に出て、フランス右翼歩兵を追い散らした。


<言いっ放しでもいいかな、これ>
 KAN:Spoercken指揮下の歩兵の活躍とSackvilleの命令不服従、
   両方とも多少不可解な状況ではあります。
 KRE:まだ2度目くらいまでならSackvilleの不服従には
   少しだけわからなくはない部分はある。
 KAN:そもそも指示に従わない事自体が悪いという意見も
   ありますがね。
 KRE:まあ、そうだが、分けのわからない味方のイギリス歩兵
   の進撃に関連して、撃退した敵の追撃をしてくれという指示。
   土地勘がなく、かつ騎兵が展開しにくい湿地帯。
   フランス軍左翼への警戒。。。
   ここで動いて逆に味方の歩兵と同じ場所に
   混在してしまったり、フランス軍左翼に右側面を
   攻撃されたりするリスクを考えると動かないのも少しはわかる。
   しかし、フランス騎兵第2列を撃退したあたりからは
   両軍の歩兵も動き始め、戦果を拡大すべき状況では
   ありそうだから、動かしたほうが良かったな。
 KAN:いずれにしてもSackvilleは本国に召還されるかもしれない
   くらいの問題にはなりそうです。


<編集後記>
 突出してしまったH連合の9歩兵大隊はついに
 フランス軍中央の3列の騎兵を撃退してしまいました。

 フランス軍両翼からの砲撃も厭わずに前進し、
 せまる欧州最高クラスといってもいいフランス騎兵
 を引きつけて一斉射撃。
 一時的に撃退される事があってもすぐに再結集。
 イギリス歩兵の頑強さを見せた、と言っても
 よいかもしれません。


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▲▼おわりに▲▼
歩兵に正面から騎兵突撃をかけたのが
いけなかったのでしょうか。

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創刊日:2011-08-10  
最終発行日:  
発行周期:不定期  
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