国際情勢

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル

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軍事ジャーナル【10月1日号】地政学の基本講座

2019/10/01

 私が委員を務めている国家ビジョン研究会のWebサイトのフォーサイトに拙論「地政学の基本講座」が掲載された。6000字程度で、地政学の法則と具体例を簡潔に説明したので是非、御一読頂きたい。
http://www.kokka-vision.jp/

 昨今、地政学は、何の抵抗もなく受け入れられている様だが、実は戦後、占領軍により抹殺された学問である。日本で復活したのは1970年代後半、石油ショックや米軍のベトナムからの撤退など、国際情勢の地殻変動によってである。
 当時、倉前盛通(くらまえもりみち)によって著された「悪の論理」(副題:地政学とは何か)は、世論に衝撃を与え、学生であった私も、地政学という学問が戦前にあった事を本書により初めて知った次第であった。

 だがその頃のマスコミの多くは、地政学の復活に懐疑的な姿勢を崩さず、その姿勢は1990年代まで変わらなかった。地政学という言葉が広く受け入れられるようになったのは、2001年9月11日の同時多発テロ以降である。
 とはいえ地政学と銘打っていても、中身は地域経済論だという例も少なからずある。また日本のほとんどの大学で地政学を正規の科目にしていないので、欧米の大学で学ばざるを得ないという現状から、欧米中心の地政学が直輸入されている点も否定できない。
 拙論「地政学の基本講座」では、短いながらも日本史と世界史双方から具体例を取り上げ、日本の地政学的位置を意識して論じたつもりである。御一読賜れば幸いである。

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創刊日:2011-06-24  
最終発行日:  
発行周期:不定期(原則:週1回)  
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