国際情勢

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル

航空自衛隊出身の軍事ジャーナリストが内外の軍事情勢を多角的に分析する。メルマ!ガ オブ ザイヤー2011受賞

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軍事ジャーナル【1月15日号】三島由紀夫

2018/01/15

 先週から、二つのテレビ・チャンネルが三島由紀夫を取り上げている。一つは地上波TBSで、本日深夜24時58分から「オー!!マイ神様!!」で猪瀬直樹(作家、元都知事)が解説している。
www.tbs.co.jp/omk_tbs/
 もう一つは衛星放送BSジャパン土曜日9時からの連続ドラマ「命売ります」(三島由紀夫原作)である。
www.bs-j.co.jp/inochiurimasu/intro/

 三島は日本を代表する天才作家だが、その衝撃的とも言える最期ゆえにマスコミや教育界からはタブー視され、従って若者たちは、気の毒なことにこの世界最高峰の文学について殆ど知る所がない。
 私自身は学生時代から愛読しているが、単なる文学者としてだけでなく軍事思想家として評価している。拙著「国防の常識」では三島の「文化防衛論」をハンチントンの「文明の衝突」の先駆として称讃したが、その他にも「行動学入門」など、多彩な軍事論を展開しており、その思想は冷戦終了後に顕在化した情報戦争論の背景をなしている。
 また自決直前に配布した檄文は短い文章ではあるが、現在に至るも解決されていない日本の防衛問題の本質を余すところなく抉り出している。テレビ業界が、今まで排除して来た三島を取り上げざるを得なくなっているのも、歴史の然らしめる所であろう。

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創刊日:2011-06-24  
最終発行日:  
発行周期:不定期(原則:週1回)  
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