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鍛冶俊樹の軍事ジャーナル

航空自衛隊出身の軍事ジャーナリストが内外の軍事情勢を多角的に分析する。メルマ!ガ オブ ザイヤー2011受賞

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軍事ジャーナル【3月3日号】反日歴史戦

2017/03/03

 先月14日、文部科学省は次期指導要領改定案を公表した。それによると中学校の歴史教科書から「聖徳太子」と「鎖国」が消えるらしい。まさに左翼反日勢力に文部科学省は占領されたのである。
 「聖徳太子」は日本書紀の記述に由来する。日本書紀は日本の最初の正史であり、「日本」という国家はこの書によって歴史的に位置付けられている。そして聖徳太子は日本書紀の中で殆ど中心的な人物だと言っていい。
 従って「聖徳太子」を否定することは日本書紀を否定することであり、すなわち日本を否定することになる。左翼反日勢力の狙いは明らかであろう。日本人の歴史観を積み木崩しの様に徐々に崩壊させるのである。

 「鎖国」についても同様だ。鎖国がなくなれば開国もなくなり、明治維新の意味も分からなくなり、かくして近代日本の歴史が否定されるのである。昨今、江戸時代を礼賛する歴史書が目立つが、その背後には明治以降の日本の近代化を否定しようとの意図が見え隠れする。
 もとより文部科学省が左翼反日勢力に屈服したのは驚くには当たらない。敗戦直後、占領軍は日本を乗っ取り当時の教科書を墨で塗り潰して「日本」を否定した。当時の占領軍は米軍が大多数だが、戦勝国にはソ連がいて米国と同盟関係にあった。
 左翼反日勢力はこのとき、日本のマスコミや学校に埋め込まれたのであり、その後、隠微なカビのように日陰で繫茂し遂に文部科学省全体を覆うに至ったのである。だがカビは所詮カビに過ぎない。窓を開き、日光を入れ大掃除をすればきれいに除去されよう。

 反日包囲網は戦前から着々と準備され、あの敗戦はその一つの帰着であった。映画「南京の真実」第3部は見事にその経緯を描いている。
https://www.youtube.com/watch?v=27exryjG-uA
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創刊日:2011-06-24  
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  • 鍛冶2017/03/04

    日本書紀に「聖徳太子」という名称が記述されていない事はよく知っていますよ。だから『「聖徳太子」は日本書紀の記述に由来する。』と書いているのです。ここで所論を繰り返すことはしません。本論をよくお読みください。事実誤認など一つもありません。鎖国についても同様です。

  • 名無しさん2017/03/03

    日本書紀に「聖徳太子」という名前は一切でてきません。「厩戸皇子」と書いてあります。今回の改定では名前が変わるだけで、人物が消される訳ではありません。また、「鎖国」は、実際は外国と貿易、交流していたので、完全に外国と断絶していたイメージのある「鎖国」は相応しくないことから、使わないという改定です。

    事実誤認が多々あります。残念です。

  • 名無しさん2017/03/03

    中学校の歴史教科書から「聖徳太子」と「鎖国」が消えるらしい。←鍛治先生発信ありがとうございます。文部科学省に、聖徳太子と鎖国を消すな!とパブコメおくりました。