読書

本シェルジュがオススメする今週のビジネス書

本シェルジュ達が、オススメのビジネス書を、
中小企業診断士の視点から紹介していきます。

会話文で読みやすく紹介しています。

ビジネス書が中心になりますが、
時々ビジネスの視点で役に立つ小説やマンガも含みます。

全て表示する >

【本シェルジュ】世界のエリートがやっている 最高の休息法

2017/02/20

おはようございます。
本シェルジュの丸山祐哉です。

「マインドフルネス」―
近年その言葉が書店にあふれていますよね?
しかし、「マインドフルネスって何なの?」と感じている方も多いのではないでしょうか?
よく現代はストレス社会と称されますが、その社会を生き抜くためには心身ともに健康であることが重要ですよね。
ということで、本日はマインドフルネスを紐解く本をご紹介いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1)本日紹介する書籍               
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「世界のエリートがやっている 最高の休息法」
ダイヤモンド社 (2016/7/28) 166ページ
久賀谷 亮 (著)
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4478068445

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 2)本書を選んだ理由    どんな人が読むべき?               
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「瞑想」や「坐禅」、「マインドフルネス」などの言葉を近年書店で多く目にします。
私自身、それらを体系的に整理したことがないため、本書を手にしました。
本書は基本概念をストーリー仕立てで学んでいけるので、初回の一冊にちょうど良いと感じました。
「マインドフルネス」に興味があるけれども、まだ関連する書籍を読んだことがない方にオススメです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 3)付箋 〜本書からの内容抽出です           
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実際のところ、疲労感とは脳の現象にほかなりません。物理的な疲労以上に、まずは脳の疲労が「疲れた」という感じをあなたの中にもたらしています。

本書が目指す休息は、ただの「充電」ではありません。
なぜなら、脳は変わるからです(これを脳の可塑性と言います)。マインドフルネスを継続すれば、疲れづらい脳が手に入るわけです。

注意散漫、無気力、イライラなどは脳疲労のサイン。
その根本的な原因は、意識がつねに過去や未来ばかりに向かい、「いまここ」にない状態が慢性化していることにあります。
現在に意識を向ける「心の練習」をすることで、疲れづらい脳をつくっていきましょう。

「うつ病の人たちには『あのとき、ああしておけばよかった』というネガティブな思考の反復、いわゆる反芻思考(rumination)がよく見られる。
この種の思考も脳の疲労に直結するわけじゃが、これもまたDMNの使いすぎとの関連性が指摘されておる」

ある研究では、ストレスホルモンであるコルチゾールが出にくい状態が観察されていた。
マインドフルネスによって、ストレスに強い脳をつくれる可能性が高いということだ。

背筋は軽く伸ばし、背もたれから離す。そのときのコツが「背中はシャッキリ、お腹はゆったり」なのだそうだ。
手は太ももの上に置く。脚は組まないようにして、足の裏を地面にぺたりとつける。目は閉じてもいいし、開けていてもいい。
開けるのなら、2メートルくらい先を見るイメージにするといいそうだ。
「まず自分の身体の感覚に意識を向けてみることじゃ。足の裏が床に触れている感覚はあるか? 手が太ももに触れている感覚は? お尻が椅子に触れている感じもするはずじゃ。
身体全体が地球に引っ張られる重力も感じるかな?」
「次にな、呼吸に注意を向けてごらん。呼吸に関係する感覚を意識するんじゃ。空気が鼻を通る感覚はあるか? 胸に空気が入るにつれて、胸が膨らむ感じは? お腹が持ち上がる感覚は?」
1日5分でも10分でもいいから、これを毎日続けること。このとき大事なのは同じ時間・同じ場所でやることじゃ。脳は習慣を好むからな。

「怒りに対処するためのマインドフルネスの手法はRAINじゃ。これは次の4つの頭文字じゃな。
 1.怒りが起きていることを認識する(Recognize)
 2.怒りが起きているという事実を受け入れる(Accept)
 3.身体に何が起きているかを検証する(Investigate)
 4.怒りと自分を同一視せず、距離をとる(Non-Identification)

「まさにそこなんじゃよ。いつもゴールばかりを見すぎとらんか? 何かを成し遂げることにとらわれている状態を、タスク・オリエンティッドというが、ナツは間違いなくそういう傾向が強い人間じゃ。
いいか、山を登るときには周りの景色も見てみるといいぞ。足元に生えている草花も忘れてはいかん。
タスク・オリエンティッドが過ぎると、ゆとりがなくなる。すると、そこから怒りが生まれる、というわけじゃ。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 4)今日の気づき                       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
疲労感は脳の現象にほかならないこと。
そして脳には可塑性があるため、マインドフルネスを継続すれば、疲れづらい脳が手に入ること。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 5)本書の目次                        
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[Lecture 0] 先端脳科学が注目する「脳の休め方」

[Lecture 1] 「疲れない心」を科学的につくるには? ― 脳科学と瞑想のあいだ
・疲れているのは「身体」ではなく「脳」だった!!
・瞑想の「科学的裏づけ」が進んでいる

[Lecture 2] 「疲れやすい人」の脳の習慣 ― 「いま」から目をそらさない
・脳疲労は「過去と未来」から来る─心のストレッチ
・ランチタイムにできる脳の休息法─食事瞑想 …など

[Lecture 3] 「自動操縦」が脳を疲弊させる ― 集中力を高める方法
・雑念は「自動操縦の心」に忍び込んでくる
・マルチタスクが脳の集中力を下げる …など

[Lecture 4] 脳を洗浄する「睡眠」×「瞑想」 ― やさしさのメッタ
・クスリで「脳の疲れ」は癒せない
・眠りながら「洗浄液」で脳の疲労物質を洗い流す …など

[Lecture 5] 扁桃体は抑えつけるな! ― 疲れをため込まない「不安解消法」
・「ブリージング・スペース」で緊張感をほぐす
・脳の疲れを防ぐ食事 …など

[Lecture 6] さよなら、モンキーマインド ― こうして雑念は消える
・月に一度は「怠けること」に専念する
・雑念が疲労を呼ぶ─モンキーマインド解消法 …など

[Lecture 7] 「怒りと疲れ」の意外な関係性 ― 「緊急モード」の脳科学
・「扁桃体ハイジャック」から脳を守れ!!
・脳から来る「衝動」にはRAINで対処 …など

[Lecture 8] レジリエンスの脳科学 ― 瞑想が「折れない心」をつくる
・瞑想が最強のチームをつくる
・苦境でも心の安定を保つエクアニミティ …など

[Lecture 9] 脳から体を治す ― 副交感神経トレーニング
・「競争」が最も脳を疲労させる
・身体をリフレッシュする「ボディスキャン」のやり方 …など

[Lecture 10] 脳には脳の休め方がある ― 人と組織に必要な「やさしさ」
・幸福の48%は遺伝
・リラックスだけでは「脳の休息」にはならない理由 …など

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「世界のエリートがやっている 最高の休息法」
ダイヤモンド社 (2016/7/28) 166ページ
久賀谷 亮 (著)
AmazonURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4478068445
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2010-08-05  
最終発行日:  
発行周期:週1回  
Score!: 非表示   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。