読書

本シェルジュがオススメする今週のビジネス書

本シェルジュ達が、オススメのビジネス書を、
中小企業診断士の視点から紹介していきます。

会話文で読みやすく紹介しています。

ビジネス書が中心になりますが、
時々ビジネスの視点で役に立つ小説やマンガも含みます。

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【本シェルジュ】トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!

2010/09/13

こんにちは!本シェルジュ田中聡子です。
今回は、読むと「くすっ」と笑いながら元気になれる1冊を紹介します。
ビジネス書ながら、テンポよくユーモアのある語り口に引きこまれて一気に読めます。
「つまらない仕事を、ものすごいプロジェクトに変える50項目」というサブタイトルから、
既に筆者の情熱が全開です。 

 <目次>
  1)今日のオススメの一冊
  2)付箋
  3)気づき
  4)本書の目次
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 〓 1)今日のオススメの一冊                   〓
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トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!
トム ピーターズ (著),仁平 和夫 (翻訳)

阪急コミュニケーションズ (2000/05)
 amazonURL: http://amzn.to/59zSje

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Aさん:派手な装丁が目を引きますね。「セクシープロジェクト」というタイトルも、
    はじめはビジネス書とは思いませんでした。「セクシー」「すごい」「愛」「カッ
    コいい」と、これだけ感性に訴える言葉で書かれたビジネス書は珍しいですね。

田中  :「ビジネス書を読まなきゃ」という心理的ハードルが下がりますよね。
    内容は濃いのに、文章には筆者が隣で語りかけてくるような親しみやすさが
    ありますから。 

    筆者は、「冷静に熱くなって、初めて後世に残る仕事が出来る」と書いています。
    一つの事柄が論理的であることはもちろん重要ですが、感情も人を動かすエン
    ジンとして欠かせない「車の両輪」のようなものだと言っているのでしょうね。
    それを装丁や文体を通じて訴えているのでしょう。

Aさん:プロジェクトって何だろう、って思いながら読み始めたのですが、つまり
    「仕事」のことなのですね。会社に勤めていようがいまいが、大企業だろうが
    ひとりの会社だろうが、その仕事において「本物のプロ」になろう、と言うこと
    を50の項目で伝えているのですね。

田中  :そうですね。筆者は「プロジェクトは生きざまを示す」と言っています。
    人生を振り返った時、どうせなら、「あぁ楽しかった、満足した」と
    言いたいですよね。仕事に魂を込めようよ、それにはこう考えるのがいいんだ、
    と多様な視点から50回言っているのでしょう。

Aさん:タイトルに「サラリーマン大逆襲作戦」って書いてあるけれど、
    サラリーマン向けだけの本ではないのですね。

田中  :私は自営業ですが、ものすごく参考になっていますよ。 どんな仕事にだって、
    「これでいいのかな」 と迷ったり、諦めそうになる時がありますよね。
    そんな時に読むと、よしやろう!と気持ちの切り替えスイッチが入ります。
    行動から思考を変える手段が書いてあるのも良いですね。「今後48時間、
    何かにお金を使う度に“すごい度”を10点満点で採点してみよう」 
    という項目があります。

    完璧な実践は大変ですが、とりあえず試してみるだけでも日常にたくさん
    気づきのヒントがあるんだという事を再認識させてもらえました。
    1項目ごとの読み切りなので、ぱらぱらめくって、その日の自分と波長が
    あったページだけ読む、と言う事も出来て便利です。

Aさん:なるほど。思考が変わるから行動が変わると思っていましたが、
    その逆もあるのですね。早速試してみます。
    サラリーマンであってもなくても、「カッコいい」と思いながら
    自分の仕事が出来たら最高の自己実現ですね。

田中  :そうですね。例えばプロジェクトXに出てくる企業って、まさにこんな
    「熱さ」を持っているのだろうと思いながら読みました。
    これを読んで「マイ プロジェクトX」を作りたいですね。


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 〓 2)付箋   : ここが気になる!      〓
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■1. 枠を取っ払う
 私は失敗の必要性を力説した。失敗がなければ、イノベーションはないと説いた。
 ところが、上には上がいる。そのセミナーに参加していたフィル・ダニエルズは、
 自分の経営方針をこう説明してくれた。
 「目覚ましい失敗には褒美を出す。」
 「平凡な成功は罰する。」
 まいった。以来、このダニエルズの言葉がかたときも私の頭から離れない。

■3. 言葉づかいの問題
 私が言いたいことは、次の2点に尽きる。
 (1)やってみなければ、できるかどうか分からない。
 (2)すごいことをやってみたいと思わなければ、すごいことは何もできない。
 私は、自分の墓に、次のような泣き言を刻みたいとは思わない。
 「私はすごいことをやりたかったのだが、上司がやらせてくれなかった」

■13. 海賊旗をなびかせ大海原をゆく
 せっかく人に生まれて、冒険をしないなんて、命がもったいない!

■18. 夢を妄想に終わらせないために
 私が知っている限り、途方もない夢を実現した人はみな、
 夢を見ながら手足を動かした 人たちだ。
 政治でも、プロジェクトでも、人生でも、「勢い」ほど大切なものはない。そして、
 勢いほど強いものはないが、勢いほどしおれやすいものもない。
 最大の敵はぐずぐずすることで、最良の友は締切である。

■27.釣った魚にも餌をやる
 サポーターの胸に一度つけた火を消してはいけない。サポーターは「分かっている」
 かもしれないが、逐一状況を報告し、雨よあられよと感謝の言葉を降らせ、
 絶えず気にかけ、ひっきりなしに助けを求めていなければ、
 サポーターの心は離れていく。


■40a.最後の二パーセント
 最後の二パーセントが、「いいね」と言われる仕事と、「すごい」と言われる仕事の
 境目になる。仕上げのプロは、人間国宝である。

■44.プロジェクトにだって、アイデンティティーが欲しい
 すごいプロジェクトなら、そのプロジェクトにしかない「個性」があるはずだ。
 すごいプロジェクト=キャラクター=個性=ブランド=アイデンティティー



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 〓 3)今日の気づき                       〓
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仕事も人生も面白くするのは自分次第。おもしろくしようとするから面白くなる!

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 〓 4)本書の目次                        〓
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トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!
トム ピーターズ (著),仁平 和夫 (翻訳)

阪急コミュニケーションズ (2000/05)
 amazonURL: 

はじめに
読者ガイド
第1部創造
1.枠を取っ払う
2.馬鹿はメモをとらない
2a.叩けよ、さらば開かれん
3.言葉づかいの問題
4.小さな問題の陰にビッグ・プロジェクトあり
4a.すごい仕事は人がくれるものではない
5.ブレーキを踏め
6.愛が地球をまわす
7.美貌のプロジェクト
8.まずデザインありき
9.革命になるかどうか
10.インターネットの活用
11.それはやる価値があるか
11a.誰も怒らないプロジェクトなんて・・・
12.熱狂的ファン
12a.女心がわからなきゃ
13.海賊旗をなびかせ大海原をゆく
14.隠れ家
15.歓喜の瞬間を思い描く
16.レインボーカラー
17.事業計画
18.夢を妄想に終わらせないために
19.話を聞いてくれる人は千人力
20.共謀者を探せ
20a.何も出来ていないうちからお客さんのことを考えよう
21.尺度と測定

第2部売り込み
第3部実行
第4部退場
(第2部以降の項目は、読んでからのお楽しみ!)

訳者あとがき

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創刊日:2010-08-05  
最終発行日:  
発行周期:週1回  
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  • 本シェルジュ田中2010/09/14

    コメントありがとうございます!

    私もこの本から勇気をもらったので嬉しいです。

    今後もご愛読よろしくお願いします。

  • 名無しさん2010/09/13

    冒険する勇気を得ました!