名言

老子小話

老子小話@Mackyの続きです。
老荘思想の香りで世情を述べてみたいと思います。関心のおありの方はお付き合いをよろしくお願いいたします。

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TaoChat@857

2017/04/15

延促由於一念、寛窄係之寸心。
故機?者、一日遥於千古、
意広者、斗室寛若両?。
(菜根譚)

延促は一念に由り、寛窄は之を寸心に係く。
故に機の?なる者は、一日も千古より遥かに、
意の広き者は、斗室寛きこと両?の若し。

今回は、菜根譚よりお届けします。
一年がものすごく速く過ぎていくのを日頃
感じるひとも多いことでしょう。
私もその一人です。
どうしてか、友人と議論したことがあります。
一日の生活が単調で、区別のつかない時間が
積み重なるためという人がいます。
でも、定年後の単調な生活は、時間を長く
感じさせるという人もいます。
毎日が忙しくスケジュールに追われるため、
時間の経過が速く感じられるという人もいます。
菜根譚は、
「時間の長短はその人の一念によるもので、
空間の広狭もその人の心によっている。
心をゆったり構える人は、一日は千年より長く、
心の広い人は狭い部屋も天地の間のように広い。」
といいます。
時空の感覚は、心の持ちようで変わる。
いくら忙しくても、その中に常に新しい発見や
創造があれば、その時空は無限の広がりを見せる。
新しい発見や創造を見出す心のゆとりこそが、
時空の物差しを引き延ばしてくれる。
時間の経過が速いと感じるのは、忙しさでも単調さ
のためでもなく、心があせるためだと気づかせる
言葉でした。
茶室の狭い空間から心を宇宙に羽ばたかせるのは、
新たな出会いを感じる心のゆとりと思われます。

有無相生

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創刊日:2009-05-02  
最終発行日:  
発行周期:毎週土曜日  
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