名言

老子小話

老子小話@Mackyの続きです。
老荘思想の香りで世情を述べてみたいと思います。関心のおありの方はお付き合いをよろしくお願いいたします。

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TaoChat@752

2015/04/18

智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う。
利に雑りて而ち務め信なるべきなり。
害に雑りて而ち患い解くべきなり。
(孫子、九変篇第八)

今回は「孫子」からお届けです。
孫子の兵法といえば、最近は漫画でも解説本が
出るくらい、有名になりました。
勝つための技というより、ここぞというときの
心の定め方を教えてくれる知恵だと思います。
どんな物事も、利と害の両面から考えるべき
いう、当たり前のようで実行は難しい教えです。
利益ばかりに目を奪われずに害にも気を配って
始めて、一人前の仕事ができるようになる。
害があるにしても利点をあわせて考えると、
心配も少し軽くなる。
若い女性がダイエットに熱中し、体重は落ちる
メリットはありますが、栄養のバランスが悪く
拒食症に陥るリスクもある。
タバコは肺がんリスクを高める害もあるけれど、
一服するとストレス解消できる利点もある。
結局生きていくことは、利と害を認識しながら、
どちらを選択するかの問題になります。
投資においても、少額の利益に目を奪われ、
多額の投資に発展し、大損する場合があります。
利ばかり続く美味しい話はあるはずもない。
怖いのは、利と害の両面から考える感覚が麻痺し、
妥当な選択が行えなくなるときです。
バブル経済が進行した理由でもあります。

有無相生

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創刊日:2009-05-02  
最終発行日:  
発行周期:毎週土曜日  
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