名言

老子小話

老子小話@Mackyの続きです。
老荘思想の香りで世情を述べてみたいと思います。関心のおありの方はお付き合いをよろしくお願いいたします。

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TaoChat@468

2009/10/31

施恩者、内不見己、外不見人、
即斗粟可当萬鐘之恵。
(菜根譚)

恩を施すものは、
内に己を見ず、外に人を見ざれば、
即ち斗粟も万鐘の恵みに当たるべし。

ひとに恩恵を施す場合には、
施す自分を意識せず、
施す相手の感謝を意識しなければ、
どんな小さな恩恵も
莫大な恩恵に値する。

斗粟(とぞく)は、10升の粟(穀物)だそうで、
わずかな恵みという意味です。
粟は、今では健康食品で粟もちはとても美味しく、
10升(18リットル)もあれば、十分な恵みです。
昔はきっと安く、そんな量でも大した価値には
ならなかったのでしょう。
しかし、どんな価値でも恩恵を施すときは、
自分の自然な気持ちに従ってそれとなく行い
そのまま立ち去るのがよいと教えてくれます。
お金持ちは、寄付のあと、新聞に名前が載り、
財団や講座に自分の名前が付くことを喜びます。
しかし、それでは本当の恩恵ではない。
寄付や恵みの大きさに関わらず、誰にも分からずに
自然な気持ちを捧げることが本当に恩恵だという。
赤い羽根募金とかありますが、募金をしても、
羽をつけるのが恥ずかしい時があります。
きっと、心が「そっとしておいて欲しい」と
ささやいているのでしょう。

有無相生

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創刊日:2009-05-02  
最終発行日:  
発行周期:毎週土曜日  
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