名言

老子小話

老子小話@Mackyの続きです。
老荘思想の香りで世情を述べてみたいと思います。関心のおありの方はお付き合いをよろしくお願いいたします。

全て表示する >

TaoChat@458

2009/08/22

縦欲之病可医、
而執理之病難医。
(菜根譚)

縦欲(しょうよく)の病は医すべくして、
しかも執理の病は医し難し。

欲に凝り固まった病は治せるが、
理屈に凝り固まった病は治せない。

欲とは、心の向かう対象だから、
対象を除くか、対象を変えていけば
何とか抑えることができる。
何かを欲しい気持ちが起こったときに、
今は手に入れるのが難しいから、
別のもので我慢しようと思うこともできる。
でも理屈は、心の動きを決めるものだから、
心がそれに従うか従わないかで全てが決まる。
コンピュータのプログラムのように、
思考の流れを左右する。
理屈に凝り固まるとは、上の例で言えば、
欲の対象を変えようとしたとき、
「欲しいと思ったのは何か理由があったはずで、
それを変える妥当な理由があるのか」と思うこと。
心の赴くままに身を任せることができない。
インターネット、ケータイなどの情報通信手段は、
全てプログラム(理屈)で動いている。
でも、その上で行きかうひとの心は気まぐれである。
メールの返事が来なくたって、「なぜ来ないんだ」と
イライラせずに、ほんとの手紙を書いて出せばよい。
気まぐれで動く相手の心を思い浮かべれば、
済む話である。

記:有無相生

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-05-02  
最終発行日:  
発行周期:毎週土曜日  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。