名言

老子小話

老子小話@Mackyの続きです。
老荘思想の香りで世情を述べてみたいと思います。関心のおありの方はお付き合いをよろしくお願いいたします。

全て表示する >

TaoChat@457

2009/08/15

知忘是非、心之適也。
不内変不外従、事会之適也。
始乎適而未嘗不適者、
忘適之適也。
(荘子、達生篇)

知の是非を忘るるは、心の適なり。
内に変ぜず外に従わざるは、事会の適なり。
適に始まりて、未だかつて適せずんばあらざるものは
適を忘るるの適なり。

今回は、「快適さ」のお話です。
良いか悪いか価値判断を忘れているのが心の快適。
内なる心に動揺なく、外物に引きずられないのは、
事物への対応の快適さ。
最初から最後まで変わらない快適さは、
快適すら忘れている自適の快適である。
長所・短所を調べないと良さがわからないのは、
本当の快適とはいえない。
CMで、他社商品と比較し、商品の魅力を
説かれてもピンとこないのと同じである。
ユニクロのフリースじゃないが、
着心地のよさとシンプルなデザインは、
いつでもどこでも着ていける「事会の適」といえる。
でも、最高の快適さは、快適であることすら忘れる。
これまたメルセデス・ベンツのCMじゃないが、
乗っていただければ、価値は自ずとわかるという。
高いから価値があって当たり前といいたいが、
老荘流CMは心に優しく響く。

記:有無相生

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-05-02  
最終発行日:  
発行周期:毎週土曜日  
Score!: 100 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。