雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

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一粒万倍の繁盛しめ縄づくり

2019/11/16

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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   一粒万倍の繁盛しめ縄づくり
            NO.641    令和元(2019)年 11月16日
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 皆さんこんにちは。
先日は新天皇の即位の後に行われる大嘗祭が施行されました。
国家安寧、天下泰平そして五穀豊穣を祈念して行われる毎年の新嘗祭は、秋の収穫を感謝し、翌年の豊作を祈念する宮中祭祀です。

人間の体は、食べ物を摂取することによってのみ、力(エネルギー)をつけることができます。
その食べ物は、人間の力だけでは産み出すことも、作り出すこともできません。
大地を耕し、種を植え、苗を育て、月日をかけてやっと収穫できる食べ物ができます。
天の力、地の力、人の力を結ぶことによって、生きる糧が出来上がります。

米を「こめ」と言います。
八十八もの手間をかけて出来上がったのが「米」です。
手間をかけるということは、思いも強くなるものです。
人間が生きていくために欠かせないものこそが「米」だと言うことを知っていた日本人は、八十八の手間のひとつひとつに心を込めていたに違いありません。
「こめ」には、思いを「込める」、力を「込める」そして、天への崇敬を「込める」など、
様々な意味がありそうです。

一粒の米には、万倍にするパワーが込められていて、それを「一粒万倍」といいます。
人生も全く同じで、一つの出会いが、未来を万倍にするパワーになります。
だから、一瞬一瞬こそが、「一粒万倍」の可能性を秘めていると考えられます。

毎年、新たな一粒の米が生まれます。
その米には、3つの役割があります。
一つ目は、今を生きるための米。
二つ目は、緊急の時のために備える米。
そして三つ目は、次の米を生み出すための米。種籾と言います。
収穫された米をすべて食べてしまえば、翌年にまく種がなくなります。
どんなにおなかが空いても、もっと食べたいという欲求があっても、種籾だけは残さなければなりません。
収穫祭・感謝祭は単に、豊作を祝福するだけのものではありません。
天地に「お陰様で」という感謝を伝えるとともに、未来を約束するものです。
未来を創るのは「種籾」の力です。
成功しても、失敗しても、「次につなぐ」ことが進歩発展する礎なのです。
例え今年が豊作だったとしても、次の収穫に向けて決意を新たにしなければ、未来の豊作はあり得ません。

今年も多くの新たな米が生まれました。
そして、その米を生み出すのは「稲」です。「いね」と呼ぶこの植物は、「良い根」を張っています。
米を「よね」とも言います。「良(よ)い根」を持った稲からできるからでしょう。
稲は万倍の新たな米を生み出します。
根は心根です。地中にあるので見えないのですが、見えない力こそが「根」です。
「良い」「心根」を持てば、未来を創造できる米が生まれます。

来年は子(ね)年です。根(ね)年です。
12年の始まりである子年には、それにふさわしい「しめ縄」が必要です。
万倍の米を生み出した、実りを終えた稲わらでしめ縄を作らなければ意味がありません。
今年は12月13日と14日の正月事始めの日に、岡崎城龍城神社で行います。
青田刈りした稲でなく、万倍の実りを終えた稲わらで作ることに拘ってきました。
今年も、天竜川の昇り龍の蒸気を含んだ、稲わらを用意できそうです。
子年の一粒万倍のパワーをしめ縄に込めていきます。


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創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
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