雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

全て表示する >

この一球の値打ち

2019/03/28

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
  ====================================
     この一球の値打ち
                   NO.603    2019年 3月28日
  ====================================
 皆さんこんにちは。
3月23日から、春の選抜高校野球が始まりました。
高校野球をこよなく愛する私は、今年も甲子園球場に出かけました。
高校野球の全国大会は、春と夏に開催されます。
春の高校野球は、全国のブロックから勝ち上がり最後に選抜された高校が出場します。
春の主催は毎日新聞、夏は朝日新聞ですので、大会の雰囲気は若干違います。
特に春の「センバツ」の特徴は、「21世紀枠」と呼ばれる特別枠の選抜が行われます。
全国で3校、成績も考慮されますが、特徴のある高校が選ばれます。
当然、順当に選抜された高校とは実力差があり、毎回その試合は大きな話題となります。

先日、愛知県の東邦高校と、徳島県の富岡西高校の試合があり、偶然その試合を見ることができました。
東邦高校は、東海地区の代表として出場し、全国大会で何度も優勝している名門高校です。
富岡西高校は、初出場で今年初めて21世紀枠として選抜されました。
富岡西高校の地元阿南市は、野球の町として積極的に野球を推進している町です。
この試合にも地元から大応援団がスタンドを埋めていました。
初めての甲子園で、初勝利を願って全市を挙げての応援は、迫力がありました。
しかし、名門の強豪校と、初出場の特別枠での選出校では、相当な実力差があるのです。

試合が始まると、やはり東邦高校との実力差がはっきりわかります。
ところが、試合が進むにつれて、富岡西高が善戦してきました。
投手が踏ん張ってなかなか東邦高校に点を与えません。
僅差の中で、突然、富岡西校に大きなチャンスがやってきました。
同点で、1アウト満塁の大チャンスです。
もしヒットが出れば、この試合の勝利を決定するかもしれないという大チャンスです。
次のバッターは、相当緊張したのでしょう。
このような大舞台では、ピンチになっても固まりますが、突然のチャンスにも緊張して固まってしまいます。
バッターは明らかにそのような状況でした。
カウントが3ボール1ストライクになりました。次の球がボールになれば押し出しで1点入ります。
ボールを待つか、積極的に打っていくか、バッターとしては大きな決断の時です。
なぜなら、投手はストライクしか投げられませんから、このカウントはバッター有利のカウントだからです。
そして、次の球はストライク。絶好球を見逃してしまいました。
結局三振で、大きなチャンスを逃してしまったのです。

この時、ラジオの解説者は、「今の球は打って欲しかったですね」と解説していました。
この日の解説者は、高校野球ではとても有名な強豪校、智弁和歌山高校の監督をされていた方です。
和歌山県の弱小高校を全国的な名門に育て上げた熱血漢の監督さんです。
試合後、この場面を振り返り、「相手が強いチームであればあるほど、失敗を恐れずぶつかっていかなければ勝てません」とコメントを残しています。
積極的な全力プレーはどのチームでも心がけていることです。
しかし、いざという場面で、それが本当であるか試されます。
それは、ある日突然、思いがけないことからやってくるのです。
その時、どうするか・・・それは、自分自身との戦いです。
解説者は、勝利の前に、「自分自身との戦い」が大切だと言っています。
試合に勝つということは大切だが、その前に選手を育てることがもっと大切だと言ってるのです。

「ダブルプレイでアウトになってもいいから、思い切って振らなければいけません」
失敗でも構わない、その前にこの一球に思い切ってぶつかることだ。
この方は監督時代、こうして選手を育ててきたんだなということがよくわかりました。
長い人生の中で、この一瞬の失敗はそんなに大きくありません。
勝ちたい気持ちが優って、失敗を恐れて手を出せない時があります。
この一球を見逃してしまったことが、大きな後悔となってしまいます。

目の前の「一瞬」にどう立ち向かうか、その勇気ある一歩が未来を開きます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記事を読んだら、あなたの評価をつけてください。
評価は3段階で簡単にできますので、本メールの一番下からご参加ください!
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
Score!: 98 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。