雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

全て表示する >

古木の桜に宿る心根

2019/03/22

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
  ====================================
     古木の桜に宿る心根
                   NO.602    2019年 3月22日
  ====================================
 皆さんこんにちは。
昨日の春分は、桜の開花宣言が出されました。
山から風に乗って降りてきた魂霊(たましび)は桜の木に宿り、やがて花を咲かせると
わが国では古来から考えられてきました。
古木が、花を咲かせるのは、「蘇り」のことです。
新たな命が授けられ、命が蘇ってくるのです。
その見えない力を私たち自身が宿すためには、桜を愛でる心根が必要です。
満開の桜の木の下で、ただどんちゃん騒ぎをするのではなく、「愛でる」という心が大切なのです。

綺麗だから桜の花を見にいくのではなく、見えない力を宿すために桜を愛でるのが「桜狩り」です。
毎年、山梨県にある樹齢二千年と言われる「神代桜」に会いに出かけます。
古木が力強く蘇ってくる様は、見ているものに多くを語りかけてくれます。
圧倒される力がこの桜には宿っているのではないかと、毎年感じるのです。
その桜の木の下で、今年これから起こる様々な出来事が、無事に乗り越えられるようにと祈るのです。

神代桜は、日本武尊によるお手植えと言われています。
わが国の最も有名な英雄の一人として知られている日本武尊の東征の旅の物語と関係があります。
古事記や日本書記にも記述のあるこの物語と、神代桜がどのように結びつくのか・・・
神代桜の後ろにそびえるのは、甲斐駒ケ岳です。
この甲斐駒ヶ岳の山頂には摩利支天が祀られています。
摩利支天といえば、今年の亥年の護り神です。
甲斐の戦国大名である武田信玄が、摩利支天を背負って戦を勝ち抜いてきたことは有名です。
戦うものには必然の勝ち神が摩利支天神であることは間違いありません。
今年五月からの改元によって、以降世の中は急速に変化します。
迷い、恐れ、不安・・・などは、変化が急激であればあるほど、心の中に住み込んできます。
どれだけこれまで自信満々にやってこれても、一瞬の出来事で心が塞がってしまうものです。
その心の厄災を振り切って、前に進む力を与えてくれるのが、摩利支天神の御利益です。
生きるか死ぬかの戦国時代に、武田信玄が摩利支天を祀り、弱気な心を打ち砕こうとしていたのかが理解できます。

政府や日銀が発表する景気動向などは、何度聞いて確認したところで、何の役にも立ちません。
心の糧にもならないのです。
なぜなら、どんな時代も「一瞬先は闇」だからです。
どんなにデータを集めて、分析して検証しても、未来は誰も予測できません。
大切なことは、何が起こっても、厄災を祓いのける強い心根です。
そして、その心根を常に宿しているためには、天地(あめつち)の見えない力を感じることが大切です。
同じ桜を見ても、見えない力が宿る人と、宿らない人との違いは何でしょうか。
歴史を学び、文化に触れ、しきたりを身につけ、大和心をしっかり持つことで紙一重の差が生まれるのです。

日本武尊は辞世として次の和歌を残します。

やまとは国のまほろばたたなづく  青垣山隠れる大和しうるわし

日本人として最も大切な心根です。
日本人が日本人としての心を持つために誰もが知っていなければならない和歌です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記事を読んだら、あなたの評価をつけてください。
評価は3段階で簡単にできますので、本メールの一番下からご参加ください!
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
Score!: 98 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。