雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

全て表示する >

うるわしい・・・日本人の美意識

2018/12/07

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
  ====================================
  うるわしい・・・日本人の美意識
                    NO.585    2018年 12月7日
  ====================================
 皆さんこんにちは。
今日は二十四節気では「大雪」です。
今年は、暖かい日が続いていて、冬の景色が遠いような感じがしていました。
しかし、やっと今年一番の寒波がやってくるようです。
コートを出して、冬装備を始めようと思います。

さて、日本には豊かな四季があります。
その中で、日本人が持つ独特な「美意識」があります。
その美意識は、「うるわしい」状態のことを「美しい」と表すことです。
では、「うるわしい」とはどのような状態なのでしょうか。

日本人の持つ「美」とは、「うつろいゆく状態」のことだと以前学びました。
季節がうつろう様子もそうですが、もっと具体的に言えばどのような状態なのでしょう。
私の会社の前のイチョウの木は、金色に輝いています。
駅までの一直線に伸びる通りの脇には、イチョウの木が並び、歩道橋から多くの人がカメラを構えるほどです。
ところで、この金色に染まったイチョウが一番輝くのは、太陽の光に当たった時です。
しかも、朝日に輝くイチョウの葉と、夕日に輝くイチョウの葉では、印象が随分変わります。
朝日の昇る勢いから、夕日の沈む名残まで、1日の中でも「うつろい」の状態が現れます。

また、葉の色も緑の濃い色から、黄金色へと「うつろい」の状態があります。
この「経過」こそが「うるわしい」、つまり日本人が大切にしている「美学」です。
当然、この「美わし」は、自然の営みによるものです。
自然の見えない力によって、「美わしい」と感じることができるのです。

季節を楽しむ心根とは、このうつろいの美学である「うるわしい」を感じる心のことです。
日本人が自然の中で暮らし、自然の中で身につけ、自然を活かすことで生きる力を生み出してきたのです。
つまり、自然によって私たちは生かされてきたので、天地に対して感謝することができるのです。

イチョウの葉が、はらはらと散っていきます。そして、その葉が道に積もっていきます。
黄色に染まる道も、うるわしい状態です。
花が咲き始める初花から、満開を迎え、そして散りゆく惜しむ別れの惜花まで、うるわしい状態が続きます。
そのひとつひとつに、人生を重ね合わせます。
時の経過こそが人生そのものだからです。
イチョウの木が黄金色に染まる姿は、一年に一度しか見ることができません。
今年は戊戌の年ですが、今年の秋の景色は二度と見ることができません。
季節を楽しむ、うつろいの美学とは、「一期一会」の世界です。
今目の前にあることに全力を尽くすことが大切で、未来ばかり考えていては前に進めません。
一期一会の季節の姿に出会い、全力で楽しむことで、四季の見えない力を引き込むことができます。

今日は、新たな歳神を迎えるしめ縄づくりの日です。
やっと寒くなってきた初冬です。
心を込めて、見えない力を宿すしめ縄が誕生します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記事を読んだら、あなたの評価をつけてください。
評価は3段階で簡単にできますので、本メールの一番下からご参加ください!
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
Score!: 98 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。