雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

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未完の自分に気づく

2018/10/23

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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  未完の自分に気づく
                  NO.577    2018年 10月 23日
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 皆さんこんにちは。
秋晴れの日が続き、一年で一番気持ちよく過ごせる季節です。
旧暦の9月13日は十三夜の名月でした。
中秋の名月は台風の襲来が多く、曇りが多いので月が雲に隠れてしまう日が多いのですが、
十三夜の名月の夜は、すっきりと晴れる日が多く、毎年見事な名月を愛でることができます。
十三夜の名月は、晩秋の名月です。
我が国独自のお月見の文化です。十五夜の満月を愛でるのでなく、十三夜の少し満たない月を愛でるところに趣があります。

「謙虚」は、私が常に大切にしている自分を戒める言葉です。
社会人になった頃、専門知識や技能を身につけるために、学んでいた教育研修で気づいた言葉です。
あなたの座右の銘を教えてください、と問われた時に、とっさに閃いたのが「謙虚であれ」という言葉でした。
それ以来、常にこの言葉を戒めにして、自分自身の言動を振り返ってきました。
人に負けたくない!という気持ちが強い私は、若い頃コンプレックスの塊のような人間でした。
人の力など借りずに、自分の力で生きていく、そのようなことを目標に生きてきたので、人の意見に素直に耳を傾けることができません。
人が意見をしてくれると、悔しくて認めることができませんでした。

子供の頃の複雑な家庭環境や、貧乏暮しなどにコンプレックスを持っていたので、社会に対して変な対抗心がありました。
社会人になって、初めて尊敬できる人に出会い、多くを学ぶ中で素直さを身につけていったのだと思います。
そして、ある時「謙虚」という心根が自分に必要だと気がついたのです。

十三夜の月を見ると、いつもこの頃の自分を思い出します。
謙虚な心根を持って自分を見つめると、欠けているところが多く見えてきます。
満月の月から比べれば、まだまだできていないことばかりです。
十三夜の月は見事な月ではありません。
しかし、満月に向かって謙虚に自分を認め、そこに向かっていこうとする勢いがあります。
自分が常に正しいと思っていれば、進歩はありません。
自分が常に未完成であると思っていれば、人の意見に素直に耳を傾けることができます。
未完の月こそが十三夜の名月で、そこには大和人の深い心根があるように感じます。

実は、十三夜の名月の一週間前、突然の怪我を患いました。
生まれて初めて車椅子に乗りました。
左足が動かなくなって、病院に行き、手当てをしてもらいました。
体のほんの小さな一箇所が悪くなっただけで、全てが不自由になります。
当たり前にできていたことができなくなってしまい、人に力を借りなければ何もできません。
病院では、車椅子で動いていましたが、沢山の人の親切な力を借りました。
無愛想だと思っていた駐車場の警備員のおじさんが、親切に車椅子を用意してくれます。
トイレに行こうと思って、ドアがうまく開かず困っていたら、近くに座っていた人がすぐに助けてくれました。
ボランティアの名札をつけた人が、親切に車椅子を押してくれました。
素直に「ありがとう」という気持ちが湧き上がって感動したのです。

21日は、十三夜の名月を愛でながら、未完の自分を改めて実感できました。
そして、翌日はどんどん足が動くようになってきました。
当たり前なことが、とても「有り難いこと」を忘れないようにしたいと思います。
今年の十三夜の名月は忘れない「名月」になりました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
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  • 名無しさん2018/10/23

    謙虚であれ、私にもまた全てあてはまる言葉でした。有難うございました。