雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

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休眠打破

2018/02/20

大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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  休眠打破
                   NO.536 2018年 2月20日
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 皆さんこんにちは。
二十四節気では、19日から「雨水」です。
天明のこよみ便覧によれば、
「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」としています。

この頃は、梅の見頃です。
梅花の名所では、紅色や白色の梅が咲くのでとても楽しみです。
万葉の時代、花といえば、梅でした。
その後平安時代には、桜もとても身近な存在になってきました。
梅花、桜花ともに、今では春を身近に感じる日本の代表的な風景です。

梅も桜も、花芽は昨年の7月ごろに付けます。
花芽はその後、休眠し、秋冬を迎えます。
そして、冬の寒さが休眠状態の花芽を呼び覚まします。
これを、「休眠打破」といいます。
冬の寒さは厳しいので、花芽は開花に向けてどんどん準備を重ねていきます。
そして、陽気が上昇し、暖かくなってくると、花を咲かせるのです。

つまり、今見ごろを迎えている梅花は、昨年の7月につけた花芽なのです。
梅も桜もこのような期間を経て、春に花を咲かせます。
休眠中、そして休眠打破をしていても、その様子は私たちの目には見えません。
そして、花芽が厳しい寒さの中で、自分の力を蓄えていることなど、誰も気がつきません。
「見えない力」は花芽にどんどん蓄えられているのです。

陽気の上昇とともに、時を得た花芽は、一気にその力を発散していきます。
寒さが厳しい冬の年には、梅花も桜花もとてもきれいに咲くようです。
万葉集には梅の和歌が多く出ています。
平安時代の和歌には、桜がおおく詠まれています。
もしかしたら、梅花や桜花の「見えない力を」感じていたのかもしれません。

人生の中において、誰でも調子のいい時もあれば悪い時もあります。
目標も達成する時もあれば、全くうまくいかない時もあります。
花が咲くのは、見えない力が蓄えられて、それが時を得たときだとすれば、
思い通りにいかない時や、上手くいかない時にこそ、「見えない力」を蓄える時なのでしょう。
ですから、上手くいく時よりも、上手くいかない時の方が人生において大切だということです。
梅花も桜花も、花が咲いているのは「七日七夜」の儚い命です。
その儚い時に咲く力は、休眠打破から数カ月の期間に蓄えられた力です。
どんなことでも諦めずに、こつこつ続けていれば、「時を得る」ことができます。

今オリンピックで活躍し、メダルを獲得した選手には、必ずと言っていいほど、休眠打破の期間があります。
辛く、厳しい時を乗り越えるのは、花芽である自分自身です。
もちろん、周りの力添えはあったものの、乗り越えるのは自分自身の「見えない力」です。

休眠打破の見えない力を蓄えた梅花が咲きます。
そのような視点で梅化を楽しめば、私たちの心に火が付くでしょう。
花を愛でることで、人生が豊かになるということは、このような意味があると思います。
皆さんの近くでも、梅花が咲きます。
今年はぜひお出かけください。そして、お気に入りの梅花を見つけてください。

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創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
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  • 名無しさん2018/02/20

    休眠打破の意味がよく分かりました