雑学

勝ち神からの手紙

日本人として大切な文化・しきたり・習慣など、本来の意味を伝えます。日本が誇る伝統は日本人が最も大切にしなければなりません。

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一年のけじめ、「ねん」の心

2017/12/07

 大安吉日に送る勝ち神からの手紙
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  一年のけじめ、「ねん」の心
                    NO.523 2017年 12月7日
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  皆さんこんにちは。
二十四節気では、大寒に入りました。
ここから一層寒さが厳しくなってきそうです。
師走は、今年の歳神様を送り、新たな歳神様を迎える準備をする月です。
12月13日は、正月事始め。
日本では、新たな年の神様を迎えるために、支度を始める日が決まっていました。
今年の穢れを祓い、しめ縄を飾り始めます。
このようなことが暦の上で決まっているばかりでなく、きちんとその行いを続けてきたのです。
何事もけじめが大切で、暦は今でも私たちに事のけじめを教えてくれるのです。

明日からしめ縄づくりが始まります。
これからの5年間を勝ち上がる勢いのあるしめ縄づくりを行います。
年のことを中国では「ねん」と呼び、今では私たちも使っています。
「ねん」とは念じること、祈ることにつながります。
一年の「ねん」をしめ縄に込めるためには、自分の手で心に念じながら「綯う」「撚る」そして「組む」と行じます。
どんな一年にしたいのか・・・
何を成し遂げたいのか・・・
そのために何を行うのか・・・
ぐずぐずしていると、一年はすぐに過ぎてしまいます。
けじめの一本をつくるのも、毎年のしめ縄づくりの習わしです。
もう、15年も続けてきているのですが、このけじめの一本を今年は「むすびの一本」にしたいと思っています。
歳神様と自分をむすぶ一本の注連縄という意味です。

この日作り上げたしめ縄は、見た目はきれいではありません。
しかし、今年見事に実った稲わらでできているので、豊作間違いなしの縁起の良い稲わらです。
日本では、田植えから稲が実るまでを一年と言います。
一念を込めて育てた稲穂は、一年の荒波の中で育ち実るのです。
一粒万倍という縁起の良い言葉があるように、たくさんの実りを達成した稲わらですから、天地の力を宿しています。

毎年、このしめ縄を飾る時、ドキドキ緊張します。
この緊張感が、身が引き締まる思いとともに、心に刺さるのです。
そうです、志(心刺し)が決まるのです。
思わず、二礼二柏手の作法で、飾られたしめ縄に決意を告げるのです。
これが毎年、私が行っている正月事始めの儀式です。

さて、12月14日は忠臣蔵の討ち入りの日です。
大石内蔵助はじめ四十七士が、主君の仇討のために吉良邸に討ち入りを成し遂げた日です。
命を懸けた心根は多くの日本人の胸を打ちます。
仇討ちをした四十七士は当然切腹を命じられます。
そのことを覚悟のうえでの討ち入りです。
討ち入りでは、一人の死者も出さずに、本懐をとげます。
毎年この時期には忠臣蔵を思います。
特に、四十七士最年少の大石主税は16歳。大石内蔵助の長男です。
討ち入りでは裏門の総大将として活躍しました。
大石内蔵助は自分自身の長男を四十七士に加えていたのですから、その心根を考えると感極まります。
自分の切腹を覚悟するだけでなく、長男の切腹も覚悟しなければならないからです。
比べものにならないくらい、激しく固い決意です。

京都祇園の一力亭の大石忌では、毎年井上八千代氏による舞が披露されます。
「深き心」
機会があれば、お話ししたいと思います。

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創刊日:2009-04-14  
最終発行日:  
発行周期:大安吉日  
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