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[133] どうせ人類は滅びるのに …

2015/05/01

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            アクアタック研究室 - 片岡 章
            mail magazine - 133  2015/5/1

            【 どうせ人類は滅びるのに … 】

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NMB48 の山本彩(さやか)さんは、
毎晩、寝る前にこんなことを考えるそうです。

    自分はいつか死ぬ
    その後、人類もいつか滅亡する
    さらにその後、地球もいつかなくなる
    さらにさらにその後、太陽もいつか消滅する …

子どもの頃からこんな調子だったとか。

おもしろい人だと思いましたが、
まあ、多かれ少なかれ、誰もが考えることではあります。
そして、誰もが、事実だとわかっています。

でも、
そうだとしたら、変ですね。

なにもかも消えてしまうのなら、
「生きる意味なんかない」 はずなのに、
みんな、生きる意味があるかのように過ごしています。
それも、人類の誕生以来、延々と。

どういうことでしょうか???


               ☆    ☆    ☆


◆ 自分が死んだら ――

いきなり太陽や地球の消滅を持ち出しても実感がわきませんから、
まずは、「自分が死んだら」 から始めることにします。

もし、このワタシが死んだら、
それまでにやってきたことは全部ムダになるはずです。

    憶えたことは全部消えてなくなる
    身につけた技も思い出もすっかりゼロにリセット

何十年もエネルギーの無駄遣いをしていたことになります。
わざわざ生まれてこなくても、よかったのです。


それに対し、ひとはこう言います。

    本人は死んでも、
    その人が残したものは、生きている人の役に立つ
    こうして、人類は発展する
    だから、
    あとに続く社会に財産を残すことに、生きる意味がある

確かに、引き継ぐ人がいれば、そういうことになります。

しかし、その人たち、もっといえば人類も滅びてしまうのです。

そうなったら …?


◆ 人類が滅びたら ――

人類が滅びたら、せっかくの財産も発展もそこでストップします。
どこかの宇宙人が引き継いでくれるかもしれませんが、
その宇宙人だって、いつかは滅びます。

結局、何百万年もかけて人類がやってきたことは、
いつか必ず無意味になります。
まして、地球や太陽も消えてしまうのだとしたら …

    いやー、
    ビル・ゲイツさんも、家康さんも、クロマニヨン人さんも、
    長い間、ごくろーさん!
    すっかり無駄でしたねー

それでオシマイです。

「生きた証(あか)し」 だの 「社会貢献」 だのという “生きる意味” は、
所詮(しょせん)、タワゴトでしかなかったのです。

なのに …


◆ それでも生きている

少し考えた人なら、こんなこと、百も承知のはず。
なのに、その人たちも、相変わらず生きています。

赤ちゃんが生まれたときも、
これから無駄な何十年を過ごすだけなのに、
懲(こ)りることなく、喜んだり祝ったりしています。

こうして、人類はいつまでも、
無意味に生まれて無意味に生きることを繰り返しています。

一体、なにを考えているんでしょう?

    死ぬのが怖いから?

そうですね、死ぬのは怖いです。
でも、なぜ?
生きている意味がないのなら、
死ぬのは怖くないし、むしろ死にたいはずです。

どうも辻褄(つじつま)が合いません。

    ・・・・・
    ・・・・・
    ・・・・・

こうなると、考えられることはただひとつ。

    人が死んでも、人類が滅びても、地球や太陽が消えても、
    なにかが残る

どんなひとも、
気づいていないだけで、奥の奥ではそれを知っているのでしょう。
「死にたくない」 という想いも、きっとそこから来ているのです。
たとえ、
無神論者や、死後はなにもないと信じている人であっても ――

そうでなければ、
わざわざ生きている理由が見つかりませんものね。


つまり、わたしたちは、

    人類や太陽が滅びてもなお残る “なにか”

のために生きているに違いないのです。


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