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[120] あの人のココは好きだけど …

2014/10/01

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            アクアタック研究室 - 片岡 章
            mail magazine - 120  2014/10/1

            【 あの人のココは好きだけど … 】

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黒柳徹子さんが婚活をしていた頃、
こう言われたことがあるそうです。

    相手にひとつでも嫌なところがあったら
    結婚しない方がいい

それでお相手との結婚をやめたらしいのですが、
このアドバイス、実に名言です。


                       ☆    ☆    ☆


◎ ほんとに好きなら 「嫌い」 はないはず

    「相手にひとつも嫌なところがない」 なんて、ありえない (・ε・)

そう思うのが普通かもしれません。

しかし、野球であれ水泳であれ、
好きな選手のことは、勝っても負けても応援するのではないでしょうか。
「勝ったときは好きだけど、負けたときは嫌い」
なんてことはないはずです。

あるいは、好きな絵のことも、
「右下のここは好きだけど、上のここは嫌い」
なんて見方はしないはずです。
一枚の絵として好きなのです。

好きな選手は丸ごと好き、
好きな絵は丸ごと好き、
それが、“好き” ということではないでしょうか。
恋愛や結婚の相手だって、きっとそうです。

    d(・_・)
    ただ、「あの人のこと、ぜ〜んぶ好き♪」 は、ちょっと違いますわね。
    これは、いわゆる “××は盲目” ってヤツです。
    熱が冷めたら再鑑定しましょうね。


もちろん、相手に欠点がないわけではありません。
あそこを直すといいのに、というのは、あって当然です。
でも、そこだけ切り取って <嫌い> と書いた箱に入れてしまうのだったら、
ほんとに好きではないのです。


◎ そもそも “部分” は幻想

そもそも、物事を部分に分ける、というのは、
人間が勝手にやっていること。幻想です。

私たちが目にしている世界は、
本来、分かれてなんかいません。

たとえば、
大地の上に大きな盛上がりがあると、
わたしたちは、それを 「山」 と呼び、「大地」 と分けてしまいます。
ですが、少し想像力を働かせれば、
人間が勝手に分けているだけ、と気づくはずです。
もしどこかの宇宙人だったら、
大地と山をひとつと見なして 「*◇$¥▼」 と呼ぶかもしれません。

言葉があるから区別するのか、区別するから言葉があるのか、
どちらが先かわかりませんが、
とにかく、わたしたちのアタマには “分ける” 習慣が染(し)みついています。

いま目の前にいる相手は、
“ほんとは分けられないひとつの生き物” であるにすぎません。
イイとこもワルイとこも、
その “ひとつ” の違った表れ方でしかありません。
そこに 「長所」 「短所」 とラベルを貼るのは、
こちらの幻想が勝手にやっていることなのです。


◎ “分ける” は不幸のはじまり

確かに、分けることは、
わたしたちが物事を考える上で必要です。
科学はいうまでもなく、
絵や音楽のような芸術にも分析は欠かせません。

しかし、分けっぱなしではいけないのです。
一旦は分けるとしても、それは便宜上のこと。
ひとつの “全体” であることを忘れてしまったらおしまいです。


話が大きくなりますが、不幸はそこから始まります。

    好き vs 嫌い、長所 vs 短所、良い vs 悪い …


「敵」 と 「味方」 を分けていると紛争は止みませんし、
「がん細胞」 と 「正常細胞」 を分けていると、がんはなくなりません。

    d(・_・)
    イラン出身のミナ・ビッセルという女性科学者が、
     “がん微小環境” の研究でがん細胞の正常化を証明していて、
    アメリカのがん研究所ではその成果を採用しているそうです。
    先日、NHKでやってました。
    http://www.nhk.or.jp/superpresentation/mina/


物事を分けて見るのは便宜上のこと。
それを客観的な事実だと思い込むのは幻想。

だから、

    相手にひとつでも嫌なところがあったら
    結婚しない方がいい

のです。
相手を “分けれらないひとつの命” として見ていないのですから。


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